今や持っていない人はいないクレジットカード。従来はポイントだけ付与されるポイントカードがありましたが、昨今は全てクレジット機能がついてきていますよね。
さらに、近年はインターネットでの買い物でクレジットカードを使用するのはもちろん、その他映画や劇場、テーマーパークでも、今は事前にインターネットで決済が必要となっています。多くの方は上記のものもクレジットカードで支払いをしているのではないでしょうか。店頭での買い物でも、現金を扱わない店舗も増えました。
現金のやりとりが徐々に減ってきており、近年クレジットカードは生活になくてはならない存在になりました。
そして、近年クレジットカードの需要が増えているからこそ、より自分にメリットがあるカードを選ぶことが大切です。
本稿では、クレジットカードの還元率を中心にクレジットカードを比較しながら、それぞれの特徴を紹介します。
還元率が高いクレジットカードを選ぶコツ
クレジットカードを使うメリットはポイントが付与されることです。。買い物をしてポイントを貯めて、そのポイントでまた買い物をする。中には溜まったポイントで大きな買い物をする方もいると思います。
しかし、ポイントはクレジットカードによって貯まり方(還元率)が異なります。例えば、1,000円の買い物をして10ポイント貯まるカードもあれば、5ポイントしか貯まらないカードもあります。どちらも、1ポイントが1円として使える場合、1,000円で10ポイント貯まる方がお得ですよね。こういった還元率はカードを作る前に事前にチェックすべき項目です。
また、獲得したポイントが使える場所も限られます。貯めたポイントを使える場所が、行くことのないお店や買いたいものがないお店だった場合、ポイントの有効期限が切れて失効してしまうことも。
このようにならないために、クレジットカードを選ぶ時にチェックしておくべき項目を以下で解説します。
1.ポイントの還元率のパーセンテージを見る
還元率のパーセンテージは、よく「ポイント還元○%」という表記がされているものです。例えば、1.0%の場合、100円使うと1ポイント付与されますが、この「1.0%」の部分を還元率と呼びます。一般的には0.5%程度の還元率が多く、1.0%を越えてくると高還元率と言われます。
還元率について調べると、多くのカードは「0.5%」や「1.0%」という記載ではなく、「0.5〜7.0%」や「1.0〜10.0%」など、幅を持たせて書いてある場合が大半です。
各サービスや店舗でクレジットカードを使っても、全部統一して「0.5%」や「1.0%」といった還元率にしてくれれば、クレジットカードを選ぶ時の判断も簡単になりますが、カードによって、特定店舗使うと7.0%や指定のサービスで使うとポイント3倍。など各店舗やサービスが工夫してきているため、還元率を一概に○%ですとは表記するのが難しくなっています。
そのため「0.5〜7.0%」や「1.0〜10.0%」のように、幅を持たせた表記になります。
さらに、同じ1.0%でも100円ごとに付与されるのか、1,000円ごとに付与されるのかという違いも出てきます。この金額が大きくなるほど、切り捨てが増える可能性があるため、事前に確認しておくと安心です。
2.ポイントの使用方法
貯めたポイントが何と交換できるのかということです。
貯まったポイントを交換する方法は主に以下があります。
- 電子マネーへ交換
- クレジットカードの利用代金の支払いに充当する
- 他のポイントと交換する
- カタログギフトと交換する
- 商品券やギフトカードと交換する
- 商品と交換する
- 航空会社のマイルと交換する
- 投資に使う
- ふるさと納税に使う
- 銀行の振り込み手数料に使う
- キャッシュバックする
ここでは交換レートにも注意しましょう。
例えば、他のポイントと交換すると言っても1ポイントがそのまま1ポイントになるとは限りません。また、何ポイントでどのくらいの価格のものと交換できるかもカードによって違います。
この辺りにカードの特色が出てくるため、、自分自身がよく使うポイントへの交換やよく使うお店の金券と交換できるかなど、使い道が自分に合っているか、しっかり確認することが大切です。
また、ポイントには有効期限があるものが多いことを忘れないでください。 有効期限内にポイントを使わなければ消滅してしまうため、有効期限が切れないよう注意しましょう。ポイントの有効期限切れを覚えられず不安な方は有効期限無しのものを選ぶのもおすすめです。そのため、ポイントの貯まりやすさだけでなく、貯まった後によりお得な交換ができるカードが、「還元率がよい」と言えます。
3.年会費も要チェック
クレジットカードを選ぶうえで年会費を確認することも大切です。
年会費とは、年に1回カード会社に支払うものです。クレジットカードを実際に買い物などで使っていても使っていなくても支払う必要があります。年会費の金額はカード会社によってさまざまです。年会費無料のクレジットカードもあります。
年会費有料は特典、付帯サービスをチェック
年会費の相場はスタンダードなカードで1,500円程度ですが、金額には幅があります。また、年会費が高いほど特典が豪華な傾向にあります。
各カードにはさまざまな特典がついてきます。例えば、空港のラウンジが使用できるとか、特定のレストランの食事代が1名分無料になることや、旅行の保険にか加入がついてるのです。各カードには付帯サービスがあり、各サービスを受けられる権利を得るための会費という意味合いも含まれています。
また、付帯サービスが豪華になればなるほど、年会費もアップします。中には年会費1万円どころか10万円を超えるものもあります。
ゴールドカードやプラチナカードは持っているだけでステータスになりますが、その特典をよく使ってこそお得感をかんじることができます。年会費有料のカードを選ぶ場合は、付帯サービスの概要もくまなくチェックしましょう。
年会費無料でもクレジットカードを快適に利用できる
学生や社会人になりたての若い方々は、年会費無料をまずは選ぶのが良いでしょう。
年会費が無料のカードは、普段のクレジットカードの支払いに制限がかかるわけではありません。セキュリティレベルも年会費の有無で変わることはないため、安心して利用できます。また、ポイントももちろん貯めることができます。
しかし、近年では年会費無料でも旅行傷害保険などの付帯サービスがついているものなども出てきています。年会費が無料のカードを使っても付帯サービスはチェックする意識を持っておきましょう。
また、年会費が永年無料なのか、初年度のみ無料なのか、はたまた何か条件が必要なのかというところ。無料となる期間、無料となる条件があっても一行で表現すると全部「年会費無料。」。無料の詳細は確認するようにしましょう。
クレジットカード利用でもらえる主要ポイント
ここまでクレジットカード全般について記載しました。ここからは各クレジットカードで利用できるポイントの種類を解説します。ポイントの還元率と年会費も含めて確認していきましょう。
各航空会社のマイル
VIsa
Mastercard
アメリカン・エキスプレス
まずは航空会社が発行するクレジットカードとそれによって貯まるポイントについてです。
航空会社のポイントは呼び方が違って、「マイル」と呼ばれますが、意味合いは「ポイント」と同じです。航空会社のポイントのため、当然飛行機や空港などでの使用用途がメインになってきます。
航空会社のポイントは主に以下があります。
- JALマイル
- ANAマイル
- マイレージプラス
まずは、それぞれのマイルが貯まる主なクレジットカードや国際ブランド、年会費についてです。
表は横にスクロールできます→
JALマイル | ANAマイル | ANAマイル マイレージプラス |
|
クレジットカード | JALカード | ANAカード | マイレージクラブセゾンカード |
国際ブランド | VIsa JBC Mastercard アメリカン・エキスプレス |
VIsa JBC Mastercard アメリカン・エキスプレス ダイナース |
VIsa Mastercard アメリカン・エキスプレス |
年会費 | 初年度無料 2,200円 |
1,650円 | |
航空券購入で | 1.0% 100円=1マイル |
1.5% 100円=1.5マイル相当 |
0.5% 200円=1マイル |
普段の買い物で | 0.5% 200円=1マイル |
0.5% 200円=1マイル |
0.5% 200円=1マイル |
航空券購入での還元率でやや違いがえますね。では、次にそれぞれのマイルがどういったものと交換できるのかという点についてみていきましょう
表は横にスクロールできます→
JALマイル | ANAマイル | マイレージプラス | |
航空券など | ・JALグループ国内線航空券 ・JAL国際線航空券 ・JAL提携先航空会社の航空券 ・JAL国際線座席のアップグレード |
・ANA国内線航空券 ・ANA国際線航空券 ・提携航空会社航空券 ・ANA国際線座席のアップグレード |
・航空券 ・プレミアムキャビンへ座席のアップグレード |
マイルで航空券が購入できる航空会社 | ※ワンワールド加盟航空会社 アラスカ航空 アメリカン航空 ブリティッシュ・エアウェイズ キャセイパシフィック航空 フィンエアー イベリア航空 マレーシア航空 カンタス航空 カタール航空 ロイヤル・エア・モロッコ ロイヤルヨルダン航空 スリランカ航空 |
※スターアライアンス加盟航空会社 エーゲ航空 エアカナダ 中国国際航空 エアインディア ニュージーランド航空 アシアナ航空 オーストリア航空 アビアンカ航空 ブリュッセル航空 コパ航空 クロアチア航空 エジプト航空 エチオピア航空 エバー航空 LOTポーランド航空 ルフトハンザドイツ航空 スカンジナビア航空 シンセン航空 シンガポール航空 南アフリカ航空 スイス インターナショナル エア ラインズ TAPポルトガル航空 タイ国際航空 ターキッシュ エアラインズ ユナイテッド航空 |
※スターアライアンス加盟航空会社 ANA エーゲ航空 エアカナダ 中国国際航空 エアインディア ニュージーランド航空 アシアナ航空 オーストリア航空 アビアンカ航空 ブリュッセル航空 コパ航空 クロアチア航空 エジプト航空 エチオピア航空 エバー航空 LOTポーランド航空 ルフトハンザドイツ航空 スカンジナビア航空 シンセン航空 シンガポール航空 南アフリカ航空 スイス インターナショナル エア ラインズ TAPポルトガル航空 タイ国際航空 ターキッシュ エアラインズ |
自社グループのサービス | ・eJALポイント ・JALクーポン券 ・JAL Payマイルチャージ ・JALお買い物ポイント |
・ANA SKY コイン ・ANA Pay ・ANA Mall ・ANA ショッピング |
|
電子マネー | WAON 3,000マイル~ 3,000マイル=1,500WAON 交換レート0.5% | 楽天Edy 10,000マイル毎 10,000マイル=10,000円 交換レート1.0% |
|
提携先ポイント | 楽天ポイント 1,000マイル単位 1マイル=0.5楽天ポイント 交換レート0.5% dポイント 10,000マイル単位 1マイル=1ポイント 交換レート1.0% Pontaポイント 1,000マイル単位 1マイル=0.5Pontaポイント 交換レート0.5% | 楽天ポイント 10,000マイル単位 10,000マイル=8,000楽天ポイント 交換レート:0.8% Tポイント 10,000マイル単位 10,000マイル=10,000ポイント 交換レート1.0% |
楽天ポイント 1,000マイル単位 1,000マイル=400楽天ポイント 交換レート:0.4% |
電子マネーやポイント交換の部分にやや違いが伺えます。ポイント交換できる単位が決まっており、より大きい単位からしか交換できない場合は交換率がよく、小さい単位から交換できる場合は交換率がやや下がる傾向にあります。
ANAとユナイテッド航空が同じスターアライアンスに加盟しています。つまり、ANAマイルはユナイテッド航空の航空券で、マイレージプラスのマイルはANAの航空券で利用可能ということになります。
上記以外でもさまざまな場面でマイルは利用可能です。各社少し特徴的なマイルの利用方法をピックアップして紹介します。
JALマイル/JALカード(日本航空)
JALポイントはJALグループの航空機利用や普段の買い物で貯められます。貯まったポイントの交換は航空券に交換する方が多いと思いますが、他にはないJALマイルならではの使い方をしたい方は以下2点がおすすめです。
- どこかにマイル(往復航空券)
航空券と交換できることは同じですが、4つの行き先候補地からJALが行き先を決定するという特典ですがあります。定番の観光地などの概念にとらわれず、さまざまな場所に旅行に行きたい方におすすめです。 - マイルde体験
空港バックヤード見学や客室乗務員が講師を務めるビジネスコミュニケーション講座を受けられるなど、JALならではの特別な体験ができるものもあります。普段見ることができない空港の裏側を見たい方におすすめです。
ANAマイル/ANAカード(全日空)
ANAグループの航空機利用や買い物で貯められるANAマイル。ANAマイルだからこその使い方は以下になります
- ピーチポイント
ANAマイルをピーチポイントに変えて、peachの航空券や座席指定料金に利用することが可能。peachは格安航空会社(LCC)でANAホールディングスの連結子会社。日本では最大規模を誇るLCCです。ANAとpeachを使い分けることで、より旅行の幅が広がります。 - ANA国際線超過手荷物料金支払い
超過手荷物料金をANAマイルで支払うことができます。海外でお土産をたくさん買ってしまった時なんかに意外と便利。
マイレージプラス(ユナイテッド航空)
アメリカの航空会社であるユナイテッド航空が展開するマイルです。
- アメリカ ブロードウェイのチケット
アメリカの航空会社のため、特典もアメリカ寄りという印象です。他にもニューヨークの空港で使える特典もあります。
マイルは普段使いも可能ですが、航空券やツアーに使えるという点が最大の特徴です。旅行好きの方におすすめであることは言うまでもありませんね。
さまざまな加盟店で使える・貯まるポイント
次に、さまざまな店舗で使えるポイントについて記載します。
インターネットでの買い物やコンビニでの利用などさまざまな店舗で利用できるポイントを「共通ポイント」と言います。共通ポイントと呼ばれるものには大きく4つあります。「楽天ポイント」「dポイント」「Pontaポイント」「Tポイント」です。共通ポイントは普及率が非常に高くかなり広い範囲で利用できることが魅力です。
この4つに、最近勢いがあるPayPayポイント、WAONポイントなどもくわえ、それぞれが貯まる主なクレジットカードや国際ブランド、年会費を見ていきましょう。
表は横にスクロールできます→
dポイント | 楽天ポイント | Pontaポイント | Tポイント | WAONポイント | PayPayポイント | |
クレジットカード | dカード | 楽天カード | Pontaプレミアムプラス | Tカード | イオンカード | PayPayカード |
国際ブランド | Visa Mastercard |
VIsa JBC Mastercard アメリカン・エキスプレス |
JCB | Mastercard | Visa Mastercard JCB |
Visa Mastercard JCB |
年会費 | 無料 | 無料 | 初年度無料 2,200円 (年間5万円以上の利用で無料) |
初年度無料 1,375円 (年1回以上の利用で無料) |
無料 | 無料 |
標準の還率率 | 1.0% 100円=1 ポイント |
1.0% 100円=1ポイント |
1.0% 100円=1ポイント |
1.0% 100円=1ポイント |
0.5% 200円=1WAON POINT |
1.0% 200円=2ポイント |
次にそれぞれのポイントが何に利用できるのか確認しましょう。
利用できる店舗数やサービス数という点では多少の差はあるものの、クレジットカードを選ぶ際の判断材料としては少し薄い印象です。それよりもどの系列に強いのかを確認し、普段からよく利用するサービス、店舗で使えるポイントであるかをチェックしておきましょう。有名どころをピックアップしてジャンルごとに記載します。
PayPayポイントについてはPayPayでの支払いで利用するため、PayPayで支払いができるものであれば利用可能です。
表は横にスクロールできます→
dポイント | 楽天ポイント | Pontaポイント | Tポイント | WAONポイント | |
携帯キャリア | NTTドコモ | 楽天モバイル | au | ー | ー |
コンビニ | ファミリーマート・ローソン | ファミリーマート・ローソン ファミリーマート・デイリーヤマザキ |
ローソン | ファミリーマート | ミニストップ・ファミリーマート・ローソン |
百貨店 | 髙島屋 | 大丸・松坂屋 | 髙島屋 | ー | 京王百貨店 |
スーパー | 西友・マルハチ | 西友 | ライフ・成城石井 | ー | イオン・ダイエー・マックスバリュ |
ドラッグストア | マツモトキヨシ・ココカラファイン | ツルハドラッグ・ダイコクドラッグ | ミネドラッグ | ウエルシア | ウエルシア・ツルハドラッグ |
カフェ | サンマルクカフェ・タリーズコーヒー | サンマルクカフェ・PRONTO | エクセルシオールカフェ・ドトール | エクセルシオールカフェ・ドトール | コメダ珈琲・上島珈琲 |
ファストフード、飲食チェーン | マクドナルド・ファーストキッチン・モスバーガー・松屋・吉野家 | マクドナルド・ケンタッキーフライドチキン・すき家・吉野家 | マクドナルド・ケンタッキーフライドチキン・すき家・吉野家 ケンタッキーフライドチキン |
吉野家 | マクドナルド・吉野家 |
レストラン | 大戸屋・ガスト・ジョナサン | 大戸屋・ジョナサン・ココス・バーミアン | ー | ガスト・バーミアン | ー |
オンラインショッピング | Amazon | 楽天市場 | au PAYマーケット | ー | ー |
マイルへの交換 | JALマイル | ANAマイル JALマイル |
JALマイル | ANAマイル | ー |
有効期限 | 48か月 | 1年 期間内にポイントを獲得すれば延長 |
1年 | 1年 | 1年 |
上記の表で記載している店舗の中で、ポイント還元率に違いが出るのはオンラインショップ、コンビニ、携帯、などです。オンラインショップはどのサイトを頻繁に使うか、各携帯キャリアや自宅近くにあるコンビニで利用できるかもカードを選びの判断材料にすると良いでしょう。
dポイント/dカード
ドコモが提供するポイントです。赤く可愛らしい書体の「d」の字をしたマークを色んなお店でみかけると思います。
上記の表に記載したもの以外でも、以下のようなことに利用可能です。
- 携帯料金、インターネット料金(ドコモのケータイやドコモでんき、ドコモ光などの料金の支払い)
- データ量追加(スピードモード、1GB追加オプション)※ドコモ回線契約者限定
- dマーケット(dブック、dミュージック、dショッピングなどのドコモが提供するコンテンツ)
ドコモが提供しているポイントのため、携帯商品やドコモのコンテンツであるdマーケットで利用できます。ドコモの回線の契約者に限定する特典はそこまで多くありませんが、このdポイントを存分に使おうと思うとドコモ回線契約者の方がメリットがあります。
期間限定や用途限定のポイントがあるため期限に注意しましょう。
楽天ポイント/楽天カード
楽天グループが展開しているポイントです。普及率が高く、さまざまな場面で利用可能です。また、楽天ポイントは使用できるサービスが多いことが魅力となっています。
楽天市場はもちろんのこと、楽天トラベルや楽天モバイル、楽天ペイ、楽天Edy、楽天銀行や楽天証券、楽天でんき、などこれらの楽天サービスの中で貯めたポイントを別のサービスで利用するといったことができるのが楽天ポイントの魅力です。
1ポイントを1円で使えます。楽天のサービスをうまく使うことで無駄なく効率よくポイントを貯めて使うことができます。
しかし、ポイント反映までに数日かかることを視野に入れて利用してください。また、1回で使える上限が30,000ポイントと決められているため、高額な買い物にポイントを使う場合は注意しましょう。
Pontaポイント/Pontaプレミアムプラス・リクルートカード
dポイントはドコモ、楽天ポイントは楽天モバイルと繋がりが強いですが、Pontaポイントは2020年にKDDIと業務提携を結んだためauとの繋がりが強いポイントです。各種auサービスで利用可能になっています。
auサービスは以下があります。
- au
- au PAY
- au PAYマーケット
- au でんき など。
以前はPontaポイントはdポイントと交換可能でしたが、2020年9月30日に相互交換が終了しています。
PayPayポイント/PayPayカード
PayPayポイントは、近年誕生した比較的新しいポイントです。PayPayポイントのメリットは、有効期限がないことです。dポイントや楽天ポイント、Pontaポイントなどは全てポイントが付与されてから1~2年の有効期限がありますが、しかし、PayPayポイントは期限がないため、目標の数字まで自分のペースで貯め続けるということが可能です。
また、PayPay内で付与されたポイントを自動的に運用に回すことができ、運用疑似体験が可能です。もちろん増えた分もPayPayの支払いで使うことができます。
ここまでdポイント、楽天ポイント、Pontaポイント、Tポイント、WAONポイント、PayPayポイントと見てきましたが、前半4つのポイントは「共通ポイント」と呼ばれ、非常に幅広く使用用途があります。
また、よく使うサービスや身近な店舗に注目して、どのポイントを貯めるのが自分に合っているかを考えましょう。利用している携帯キャリアやコンビニのため、ポイント付与率に着目して判断するのもおすすめです。
各百貨店・デパート特化のポイント
次に百貨店やデパートで提供しているポイントについて解説します。。主な百貨店やデパートが提供するポイントは以下があります。
表は横にスクロールできます→
エポスポイント | 永久不滅ポイント | JREポイント | エムアイポイント | タカシマヤポイント | |
クレジットカード | エポスカード | セゾンカード UCカード |
ルミネカード | エムアイカード | タカシマヤカード |
国際ブランド | Visa | Visa Mastercard JCB |
Visa ※Suica付きカード Mastercard JCB |
Visa | Visa Mastercard JCB アメリカン・エキスプレス |
年会費 | 無料 | 無料 | 無料 初年度無料 1,048円 |
初年度無料 550円 ※年に1回以上の利用で2年目以降も無料 |
初年度無料 2,200円 |
標準の還元率 | 0.5% | 0.1% 1,000円につき1ポイント |
0.5% | 0.5% | 0.5% |
標準の還元率 | 0.5% | 0.1% 1,000円につき1ポイント |
0.5% | 0.5% | 0.5% |
他社ポイントやマイルへの交換率は以下になります。
表は横にスクロールできます→
エポスポイント | 永久不滅ポイント | JREポイント | エムアイポイント | タカシマヤポイント | |
百貨店 | 丸井 | 西武・そごう | ルミネ | 三越伊勢丹 | 高島屋 |
他社ポイントへの交換 | dポイント 1,000ポイント=1,000dポイント 交換レート1.0% |
nanacoポイント 200ポイント=920nanacoポイント 交換レート4.6% |
ー | WAONポイント 1,000ポイント=1,000WAONポイント 交換レート1.0% |
ー |
マイルへの交換 | ANAマイル 1,000ポイント=500マイル 交換レート0.5% JALマイル 1,000ポイント=500マイル 交換レート0.5% |
JALマイル 200ポイント=500マイル 交換レート2.5% ANAマイル 200ポイント=600マイル 交換レート3.0% |
ー | JALマイル 3,000ポイント=1,500マイル 交換レート0.5% ANAマイル 2,000ポイント=500マイル 交換レート0.25% |
ANAマイル 2,000ポイント=500マイル 交換レート0.25% |
有効期限 | 2年 | なし | 2年 | 獲得した年の翌々年の1月31日 最短13か月、最長25か月 |
1年 |
それぞれのポイントが貯まるクレジットカードや選べる国際ブランド、年会費について確認しましょう。
エポスカード/エポスポイント(丸井百貨店)
エポスカードは、標準還元率は0.5%と一般的ですが、dポイント、JALマイル、ANAマイルへと交換可能な点が魅力です。
また、丸井では年に4回「マルコとマルオの7日間」と題したセールが開催されます。そこでエポスカードを利用すると10%OFFで買い物できます。最近では7日間ではなく、10〜14日間と期間延長がされることも。
丸井は関東のみでなく、大阪・京都・神戸・静岡・福岡にも展開しており、佐野プレミアムアウトレットや三井アウトレットパーク入間、三井アウトレットパーク多摩南大沢のマルイアウトレットでも利用可能です。
ネット通販も含め、丸井やアウトレットを頻繁に利用する全国の人にはおすすめです。
セゾンカードなど:永久不滅ポイント(西武百貨店)
永久不滅ポイントは名前のとおりポイントが永久に不滅な点が非常に魅力的。ゆったりペースでも確実に貯めていくことができるカードです。
永久不滅ポイント還元率が低いように見えますが、交換レートで換算すると他社ポイントと大きくは変わりません。
例えば、JALマイルで計算した場合は以下のようになります。
<永久不滅ポイント>
JALマイル 1マイル=0.4永久不滅ポイント必要
0.4永久不滅ポイントを貯めるためには、0.4×1,000=400円の支払いが必要
つまり、400円の買い物→JALマイル 1マイル分となります。
<エポスポイント>
JALマイル 1マイル=2エポスポイント必要
2エポスポイント貯めるためには、2×200=400円の支払いが必要
つまり、400円の買い物→JALマイル 1マイル分となります。
両者とも還元率や交換レートは違いますが、計算してみると変わらないということです。
ただし、永久不滅ポイントについては1,000円の買い物で1ポイント付与のため、1900円分支払っても1ポイント。自然と切り捨て部分が大きくなってしまうというデメリットがあります。
ルミネカードなど:JREポイント(ルミネ)
JREポイントはJR東日本が提供するポイントのため、JR東日本を普段から利用する人にはかなり利点が多いでしょう。
Suica、定期券を付帯機能としてつけることが可能で、JR東日本の乗車券や定期券でもポイントが貯まります。わざわざ買い物をせずとも、必要不可欠な交通費でポイントが貯まるという点は他にはない魅力。
Suicaへオートチャージを設定することで、1.5%とポイントの還元率が上がり、ルミネでの利用だと常に5%OFF。さらに貯まったポイントを1ポイント=1円でSuicaへのチャージが可能でかなりポイント利用の汎用性が上がる分、他社ポイントやマイルへの交換はできません。
通勤でJR東日本を利用している方におすすめです。
MICARD:エムアイポイント(三越伊勢丹)
エムアイカードプラスのクレジットカードにすることで、三越伊勢丹での買い物のポイント還元率が最低でも5%に跳ねあがります。飲食店などはこれに含まれませんが、それでも1%と高い還元率を誇っています。
さらに、エムアイカード”プラス”にすると、年間利用した金額によって翌年の三越伊勢丹で支払いをした際の還元率が変わります。
30~100万円→翌年の還元率8%
100万円~→翌年の還元率10%
これは見ない還元率ですね。
毎年三越伊勢丹でお高い買い物をする方には必須です。
高島屋カード:タカシマヤポイント(高島屋)
タカシマヤでの利用で8%とかなり還元率が上がります。さらにポイントアップキャンペーンでは10%まで上がることも。
年会費がかかるカードですが、タカシマヤでの買い物やキャンペーンをうまく使うことで、年会費分の元は十分にとれるでしょう。
百貨店のポイント、クレジットカードについては、どの百貨店をご贔屓にしているかが最大の選択ポイントです。それでも迷ったら、JR東日本が出すJREポイントや、名前のとおり永久不滅な永久不滅ポイントがより個性を出してきていますので、この個性がマッチする人には有意義なポイントになるでしょう。
【総合】ポイント還元率が高いカードランキング9選
ここからはポイント還元率の良いクレジットカードをランキング形式で紹介します。
ここではポイントの還元率、貯めやすさにくわえ、そのポイントがどのくらい使いやすいか、どのくらい汎用的に利用できるかという点に注目してランキング付けします。
第1位 三井住友カード(NL)(Visa・Mastercard)
ポイントの貯まりやすさ:★★★★★
ポイントの使いやすさ :★★★★★
<基本情報>
- ポイント還元率:0.5~7%※
- 国際ブランド:Visa・Mastercard
- 年会費:無料
- ポイント:Vポイント(200円(税込)1ポイント)
<魅力的なポイント>
- 対象のコンビニや飲食店など、非常に身近なサービスでのカード利用で還元率が破格の最大7%に。※
※スマホのVisaのタッチ決済、Mastercard®タッチ決済利用時限定
対象店舗はこちら
■コンビニ
セイコーマート、セブン‐イレブン、ポプラ、ミニストップ、ローソン
■ファストフード店
マクドナルド、モスバーガー
■レストラン・飲食店
サイゼリヤ、ガスト、バーミヤン、しゃぶ葉、ジョナサン、夢庵、すかいらーくグループ飲食店、かっぱ寿司
■カフェ
ドトールコーヒーショップ、エクセルシオール カフェ
- 両面ナンバーレスで安心。
- 貯まったポイントはスマホアプリ「Vポイント」へチャージして1ポイント1円で買い物などに利用可能。使えるサービスはVisa加盟店ならOK。Visaは国際ブランドの中でも普及率No.1。つまり海外でも使えます。
※iD、カードの差し込み、磁気取引は対象外です。
※商業施設内にある店舗などでは、一部ポイント付与の対象となりません。
※一定金額(原則1万円)を超えると、タッチ決済でなく、決済端末にカードを挿しお支払いただく場合がございます。その場合のお支払い分は、タッチ決済分のポイント還元の対象となりませんので、ご了承ください。上記、タッチ決済とならない金額の上限は、ご利用される店舗によって異なる場合がございます。
※通常のポイントを含みます。
※ポイント還元率は利用金額に対する獲得ポイントを示したもので、ポイントの交換方法によっては、1ポイント1円相当にならない場合があります。
<こんな方におすすめ>
還元率がアップする対象となるコンビニ、レストランなどを利用される方は持っているとお得。上記店舗が身近にある方は是非検討してください。
三井住友カード ゴールド(NL)
- ポイント還元率:0.5~7%
- 国際ブランド:Visa・Mastercard
- 年会費:5,500円
- ポイント:Vポイント
- ポイントを貯める:200円→1ポイント
年会費が5,500円かかりますが、年間100万円分利用すると翌年以降永年無料。さらにその後毎年10,000Vポイントが進呈されます。ゴールドの特典として主要空港のラウンジが利用可能になること。また国内外の旅行傷害保険、最高2,000円も付帯されます。
幅がある還元率の中でも、高い方のパーセンテージでポイントを付与してもらおうと思うと、ごくわずかな店舗やサービスなど、頻繁に使わないような場合に限っていることが多いですが、三井住友カードは違います。毎週、前述したお店のどれかには必ず行きませんか?非常に身近な店舗で、高還元率を実現しているところがこのカードの魅力です。これだけ高還元率で、ポイントの利用方法も非常に幅広いこのカード、一部では「神カード」と言われています。
三井住友カード(NL)
第 2位 楽天カード(Visa・JBC・Mastercard・アメックス)
ポイントの貯まりやすさ:★★★★★
ポイントの使いやすさ :★★★★☆
<基本情報>
- ポイント還元率:1.0~3.0%
- 国際ブランド:VIsa・JBC・Mastercard・アメリカン・エキスプレス
- 年会費:無料
- ポイント:楽天ポイント(100円1ポイント)
<魅力的なポイント>
- 標準の還元率が高い。100円で1ポイント。
- 楽天スーパーセールをうまく使うとさらにポイントが貯まる。
- 楽天市場での買い物で利用するとポイント3倍、楽天トラベルでの利用でポイント2倍。
- 皆さんご存知通り、楽天ポイントは実にさまざまなところで利用可能です。
<こんな方におすすめ>
楽天市場をはじめ、楽天トラベルや楽天銀行、楽天証券、楽天Edy、楽天ペイなど楽天のサービスを利用する方はこのカード。ポイントが貯まりやすくなるうえに、貯めたポイントを別のサービスで利用するときに都合がよいです。
<プラスα情報>
楽天カードマンが宣伝している「楽天スーパーセール」。誰もが1度は聞いたことがあると思います。楽天市場で開催されるセールで、1年に4回、3月・6月・9月・12月の4日20:00〜11日1:59に行われています。この楽天スーパーセールでは、半額商品が多数登場するなど、セール品自体も魅力的で、ポイントがさらに貯まりやすくなるんです。
「ショップ買いまわり」にエントリーして、各ショップで1,000円以上の買い物をすると、2ショップ目での買い物ではポイント2倍、3ショップ目での買い物ではポイント3倍、4ショップ目での買い物ではポイント4倍と、最大10倍までどんどんポイント還元が増えていく仕組みいなっています。年に4回あることが決まっているため、計画的に楽天スーパーセールでお買い物をするとかなりお得です。
ただし、通常のポイントと違い、付与されるのは翌月15日、有効期限は付与された月の翌月末までとかなり有効期限が短いです。楽天スーパーセールで貯めたポイントの使い道まで計画しておくと完璧ですね。
楽天カード
第3位 dカード(VIsa・Mastercard)
ポイントの貯まりやすさ:★★★★☆
ポイントの使いやすさ :★★★★☆
<基本情報>
- ポイント還元率:1.0~4.5%
- 国際ブランド:VIsa・Mastercard
- 年会費:無料
- ポイント:dポイント(100円1ポイント)
<魅力的なポイント>
- 標準の還元率が高い。100円で1ポイント。
- dカード特約店で特約店ポイントが追加。その特約店がまた幅広い。主な特約店はこちら。特約店ごとに追加されるポイントが異なるため還元率もあわせて記載します。
JAL(2.0%)・高島屋(1.5%)・マツモトキヨシ(3.0%)・ココカラファイン(3.0%)・タワーレコード(2.0%)・紀伊国屋書店(2.0%)・洋服の青山(2.0%)・スターバックスカード(4.0%)・ドトールバリューカード(4.0%)ビックエコー(3.0%)
2.0%以上が多く、スターバックスカード、ドトールバリューカードに至っては4.0%。(通常の飲食ではなくプリペイドカードの購入です。)
- dポイントモール経由で買い物することでさらに多くのポイントGET。
- 「共通ポイント」であるdポイントはさまざまな場面で利用可能。ポイントの使い方にも困りません。
<こんな方におすすめ>
dカードはキャンペーンなどをうまく使おうと思うと、ドコモ回線契約者限定のものもあるため、なんだかんだドコモユーザーの方が使い勝手はよいでしょう。
ドコモユーザーでなくても、JALやマツモトキヨシなど、dポイント特約店をよく使うという方はポイントが貯まりやすいのでおすすめです。
<プラスα情報>
dカード GOLDにすると、11,000円の年会費がかかりますが、ドコモのケータイ、ドコモ光の利用料金の支払いで1,000円ごとに10%のポイントが還元されます。毎月ケータイとドコモ光の利用料金が10,000円を越えていれば、年会費以上のポイントが還元されます。他にも購入から3年間適用される最大10万円分のケータイ補償も。ドコモユーザーならGOLDを検討するのもありですね。
標準還元率が高いことに加えdカードポイントモールをうまく利用できれば、ポイントは貯まりやすいです。dポイントの普及率も高いため、ポイントの使い勝手も良い。他のポイントへのこだわりがあまりない方は持っていても損はしないカードです。
dカード
第4位 Marriott Bonvoy・アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード(アメックス)
ポイントの貯まりやすさ:★★★★★
ポイントの使いやすさ :★☆☆☆☆
<基本情報>
- ポイント還元率:3.0~6.0%
- 国際ブランド:アメリカン・エキスプレス
- 年会費:49,500円
- ポイント:Marriott Bonvoyポイント(100円3ポイント)
<魅力的なポイント>
- 還元率が高い。通常の買い物でも100円で3ポイント貯まるため、どんどんポイントが貯まる。
- Marriott Bonvoy参加ホテルでカードを利用すると、さらに上がって100円で6ポイント付与。
- Marriott Bonvoyエリート会員資格「ゴールドエリート」が自動的に付与され、レイトチェックアウトやホテル滞在でのカード利用で25%のボーナスポイント獲得や部屋のアップグレード、ゴールドウェルカムギフトポイントなど、さまざまな特典が付いてくる。
- 年間の利用料150万円以上で、無料宿泊特典1泊1室分のポイントが付与されます。もちろん豪華なホテルのため、年会費49,500円分より高いお部屋に泊まることができる。
- マイルへの交換レートが1.0〜1.7%と高い。
<こんな方におすすめ>
Marriott Bonvoyファンにはたまらない1枚。ポイント利用方法が基本的にホテル宿泊とマイルへの交換のため、国内外の旅行・出張が多い方向けのカードです。
<プラスα情報>
ポイントの有効期限は実質無制限。「2年間ポイント付与がなければ無効」となっているため、2年間の間に1回でもポイントが付与されればそのまま保持されます。
「キャンセル・プロテクション」という直前のキャンセルでもキャンセル費用の損害を年間10万円まで補償するサービスや「リターン・プロテクション」という、このカードで購入した商品の返品を購入店が受け付けない場合、アメリカン・エキスプレスに返却すると払い戻しがされるサービスもあります。これがあるだけでかなり安心感を得られます。
ステータスカードとしての役割もありますが、年会費が払えて一定の収入があれば審査が通るケースが多いようです。
ポイントの貯まりやすさなどから考えると、この年会費でも十分元はとれるカードです。Marriott Bonvoy参加ホテルだとさらにポイントが貯まりやすくなりますが、還元率が高いため、そこのみにとらわれず普段の生活の中でもこのカードを使っていけば、ポイントはどんどん貯まります。1ランク上のカードを持ちたい方はこのカードから試してみてはいかがでしょうか。
Marriott Bonvoy・アメリカン・エキスプレス・プレミアム・カード
第5位 リクルートカード(VIsa・Mastercard・JCB)
ポイントの貯まりやすさ:★★★★☆
ポイントの使いやすさ :★★★☆☆
<基本情報>
- ポイント還元率:1.2~4.2%
- 国際ブランド:VIsa・Mastercard・JCB
- 年会費:無料
- ポイント:リクルートポイント
<魅力的なポイント>
- 標準の還元率が1.2%。
- リクルートのネットサービス利用で最大4.2%の還元。
- dポイント、Pontaポイントへ1ポイントをそのまま1ポイントに交換可能。
- 電子マネーへのチャージもポイント付与対象。(月間30,000円まで)
<こんな方におすすめ>
リクルートのサイト利用が多い方は特にポイントが貯まりやすいです。「じゃらん」からの宿泊予約で3.2%、「ポンパレモール」での利用で4.2%、「Hot Pepper Beauty」で予約をしてカードで支払うと3.2%、「ホットペッパーグルメ」で予約をしてカードで支払うと、予約人数×50ポイント。どのサイトもよく使うサイトのため、リクルートカードと組み合わせることでのメリットは大きいでしょう。
<プラスα情報>
高還元率にありがちなのは有効期限が短いことです。これだけの高還元率を実現するために有効期限を短くしているのかと思いきや、リクルートポイントの有効期限は1年。他と大差ありません。
リクルートポイントのままでは利用できる範囲が非常に狭いため、dポイントやPontaポイントに交換している人が多いようです。そういった他社ポイントへの交換の手間が苦ではない人にとってはかなり魅力的なカードです。
忘年会や新年会も復活してきたので、幹事を任されることが多い人はホットペッパーグルメで予約してカードで支払うとかなりのポイントをGETできますね。幹事をする人の特権ではないでしょうか。意識していなくてもリクルートのサイトは使う場面は多くあると思います。サイト利用とうまく組み合わせてメリットを最大化させましょう。
リクルートカード
第6位 PayPayカード(VIsa・JCB・Mastercard)
ポイントの貯まりやすさ:★★★☆☆
ポイントの使いやすさ :★★★★☆
<基本情報>
- ポイント還元率:1.0~5.0%
- 国際ブランド:VIsa・JBC・Mastercard
- 年会費:無料
- ポイント:PayPayポイント(200円2ポイント)
<魅力的なポイント>
- 標準の還元率が高い。200円単位だが2ポイント付与で1.0%。
- PayPayにチャージできる唯一のカード。
- Yahooショッピングでの利用で最大5.0%。
- もちろん貯めたポイントは1ポイント=1円でPayPayの支払に利用可能。今では公共料金などもPayPayで支払いが可能になっていますので、ポイントの使いやすさは抜群です。
<こんな方におすすめ>
それはもちろんPayPayを多用する方。PayPayを多用する方は必須のカードです。PayPayへチャージできるクレジットカードは、2023年8月より他社のカードが停止されたため、現在はPayPayカードのみ。銀行口座からのPayPayへのチャージはできますが、わざわざ事前にチャージというのも何かと手間。以前は「あと払い」と呼ばれたクレジット利用で、さらにPayPayの使い勝手アップです。
<プラスα情報>
クレジットカードからのチャージと、以前は「あと払い」と呼んでいたクレジットでの支払いの区別をお忘れなく。残高のチャージのみだと、クレジットのポイント付与対象外となります。クレジット利用設定を忘れないよう注意しましょう。
これからまだまだ拡大するであろうキャッシュレス決済。PayPayは2018年から爆発的に成長しており、2023年では全キャッシュレス決済方法の中で、クレジットカードに次ぐ2位。QRコード決済の中では堂々の1位です。今からPayPayユーザーになる方は、このクレジットカードもあわせて作りましょう。
PayPayカード
第7位 イオンカード(VIsa・JBC・Mastercard)
ポイントの貯まりやすさ:★★★☆☆
ポイントの使いやすさ :★★★☆☆
<基本情報>
- ポイント還元率:0.5~1.0%
- 国際ブランド:VIsa・JBC・Mastercard
- 年会費:無料
- ポイント:WAON POINT(200円1ポイント)
<魅力的なポイント>
- 毎月20日、30日の「お客様感謝デー」では対象店舗で5%OFF
- 全国のイオン、イオンモール、ダイエー、マックスバリュなどイオングループでの買い物利用はいつでもポイント2倍。
- 毎月10日は「AEONCARD Wポイントデー」でイオングループ以外の買い物でもイオンカードで支払えばポイント2倍。
<こんな方におすすめ>
近くにイオンモールがある、イオンモールによく行く方は必須。イオンモールでのお買い物だと1.0%と常に高い還元率でポイントを集めることが可能です。
<プラスα情報>
クレジットカードとしてのみではなく、イオン銀行を利用していれば銀行のキャッシュカードにすることもできます。さらに電子マネーWAONとしても利用可能。1枚で3役を担えます。
年間50万円利用すると 自動的にゴールドカードが発行されます。ゴールドカードは空港のラウンジ利用などの特典が追加。イオンが生活圏内になる方は、ゴールドカードへのアップグレードもそこまでハードルが高くないでしょう。
生活に必要なものがほとんど揃うイオン。イオンモールには専門店も多く入っており、近くにあるとそこだけで事足りますよね。生活に必要となる消耗品など、わざわざ特別な買い物をしなくても日々の食料品や日用品でポイントがコツコツ貯まるのは良いところ。派手さはありませんが、地道に確実にポイントが貯まります。
ネットでの買い物では別のカードを使い、リアルな買い物ではイオンカードを使うという使い分けをしている人もいるようです。
イオンカード
第8位 三菱UFJカード(Visa・American Express®・JCB・Mastercard®)
ポイントの貯まりやすさ:★★☆☆☆
ポイントの使いやすさ :★★★★☆
<基本情報>
- ポイント還元率:0.5~5.5%
- 国際ブランド:VIsa・Mastercard®・JCB・American Express®
- 年会費:初年度無料、通常年会費1,375円(税込)(※年1回以上のショッピング利用で翌年も無料)
- ポイント:グローバルポイント(1,000円で1ポイント ※1ポイント最大5円で交換可能)
<魅力的なポイント>
- 年会費は初年度無料。2年目以降は1,375円(税込)。翌年度以降はショッピング利用1回以上の無料で年会費は無料のため、メインカードにもおすすめ。
- 対象ポイントの利用で、グローバルポイントを最大19%還元。
- 基本還元率:0.5%
- 対象のコンビニエンスストアや飲食店などの店舗利用:5.0%
- 三菱UFJ銀行口座でお支払い:4.0%還元。
※月の利用金額に応じて:最大1.5%還元。
※MUFGカードアプリのログイン:0.5%還元。
※楽Pay利用もしくは分割払い1万円以の利用:最大5.0%還元。
※Apple Pay、QUICPayなど対象の電子決済を利用:0.5%還元。
※携帯料金もしくは電気料金支払い:0.5%還元。 - 「※」のキャンペーンを4つ以上達成:1.5%還元
※獲得月から2年間(24か月)
<こんな方におすすめ>
近年トレンドの情報裏面化に対応。不正利用対策に特化したクレジットカードを探している方に。
さらに、セキュリティ対策に24時間365日人×AIで利用状態をモニタリングを取り入れているため、海外のECサイトでの買い物が多い方にもおすすめ。万が一、第三者による不正利用にあった場合、不正利用れた金額を全額補償*するケアも取り入れています。
また、スマホ決済や公共料金の支払い、MUFGカードアプリのログインなどでポイント還元がされるため、少額からクレジットカードを利用したい方におすすめです。
※会員規約に基づき補償対象外となるケースもございます。詳しくは会員規約をご確認ください。
<プラスα情報>
海外での利用が多い方は、国際ブランドはアメリカン・エキスプレスを選んでおきましょう。同じカードでも、アメリカン・エキスプレスを選択しておくだけで海外利用時はポイントが2倍になります。
三菱UFJニコスが発行しているMUFGカードに改良を加え、2021年7月に発行されたカードです。三菱UFJ銀行の口座を持っている人であれば、キャッシュカードを万が一無くした場合でも再発行手数料がキャッシュバックされるなど、三菱UFJに口座を持つ人だといざという時にメリットがありそうですね。
三菱UFJカード
第9位 Amazonマスターカード(Mastercard)
ポイントの貯まりやすさ:★★★☆☆
ポイントの使いやすさ :★☆☆☆☆
<基本情報>
- ポイント還元率:1.0~2.0%
- 国際ブランド:Mastercard
- 年会費:無料
- ポイント:Amazonポイント(100円1ポイント)
<魅力的なポイント>
- Amazonでの買い物で利用すると2.0%還元。(Amazonプライム会員限定)
- 大手の3つのコンビニ(セブン‐イレブン・ローソン・ファミリーマート)で利用すると1.5%還元。(コンビニ利用は200円につき1ポイント)
- ETCカードでも年会費無料。
<こんな方におすすめ>
Amazonヘビーユーザーに人気のカードです。Amazonポイントが貯まっても使えるのは基本的にAmazon関連のサービスのみ。普段からAmazonを愛用している方、そしてプライム会員に入っている方におすすめです。
<プラスα情報>
以前は「クラシック会員」「ゴールド会員」でクレジットの種類が分かれていましたが、2021年11月より、プライム会員かそうでないかでクレジットの種類が分けられました。ポイント還元率もプライム会員でないと下がります。普段からAmazonを利用していれば、プライム会員になることをおすすめします。
Amazonが出しているためAmazon利用には一番お得な印象がありますが、他のカードでもAmazonの買い物で還元率がアップするカードはあります。三井住友カード(NL)でポイントアップモールというサイトを経由してAmazonで買い物をすると最大4.0%の還元、dカードでdポイントモール経由で買い物をするとこちらも最大4.0%還元になります。
ただし、他のサイトを経由すると還元率がアップする商品が限定されたり、還元率も変動したりするため、必ずしも三井住友カードやdカードの方がお得というわけではありません。他のカードのメリットデメリットも考慮して選びましょう。
家まで配達してもらえるうえに、リアルに買いにいくよりも安くなっているものも多いAmazonのショッピングサイトを多用している方も多いでしょう。さらに月額500円のプライム会員は、送料が無料になったり、映画や音楽も楽しめたりすることを考えるとかなり安価。Amazonを使いこなしたい方はAmazonカードは無くてはならない存在です。
Amazonマスターカード
【マイル還元】お得なクレジットカードランキング3選
ここからはマイルが貯まりやすいカードについて紹介します。JALマイル、ANAマイル、マイレージプラスなど、既に貯めたいマイルが決まっている方はこちらをチェックしてください。
JALマイル還元率が良いクレジットランキング
ここまででも記述してきたように、さまざまなポイントがJALマイルへ交換が可能です。しかし交換レートはそれぞれで異なります。
100ポイントがそのまま100マイルになるものもあれば、100ポイントが50マイルになるものもあります。大体は100ポイントが50マイルなるという交換レート0.5%が多いようですが、結局のところJALのマイルを貯めるためにはどのクレジットカードがより貯まりやすいのでしょうか?
ここではJALマイルが貯まりやすいクレジットカードをランキング形式で紹介します。
第1位 JALカード(VISA・JCB・Mastercard・アメックス)
<基本情報>
- ポイント還元率:0.5~1.0%
- 国際ブランド:VIsa・JBC・Mastercard・アメリカン・エキスプレス
- 年会費:2,200円(初年度無料)
- ポイント:JALマイル
<魅力的なポイント>
- JALグループ航空機利用でマイルが貯まりやすく、ボーナスがいっぱい。
入会搭乗ボーナス:入会後初めてのJALグループの飛行機搭乗時に1,000マイル獲得。毎年初回搭乗ボーナス:入会2年目以降、毎年最初のJALグループの飛行機搭乗時に1,000マイル獲得。搭乗ごとのボーナス:フライトマイルの10%プラス - 通常の買い物でもひと手間かけること高還元率。ショッピングマイル:通常の買い物利用200円=1マイル。ショッピングマイル・プレミアムに入会(年会費4,950円)で100円=1マイルに。また、JALカード特約店でポイント2倍。
<こんな方におすすめ>
航空機を頻繁に利用する方、旅行好きや出張が多い方はJALカードがおすすめ。JALグループの航空機(日本航空(JAL)/日本トランスオーシャン航空(JTA)/琉球エアーコミューター(RAC))を頻繁に利用する方は必須。
<プラスα情報>
海外にいくことが多い方はプラチナもおすすめ。
『JALカード プラチナ』
- ポイント還元率:0.5~1.0%
- 国際ブランド:JBC・アメリカン・エキスプレス
- 年会費:34,100円(初年度無料)
プラチナでは以下のようにもらえるマイルがグッと増えます。
- 入会搭乗ボーナス:5,000マイル獲得
- 毎年初回搭乗ボーナス:2,000マイル獲得
- 搭乗ごとのボーナス:フライトマイルの25%プラス
- ショッピングマイル:ショッピングマイル・プレミアムに自動入会。年会費不要で100円=1マイルに。
JALグループの航空機を頻繁に利用する方は思い切ってプラチナにしてみてはいかがでしょうか。空港のラウンジ利用はもちろんのこと、国際線ではエコノミー運賃でもビジネスクラスのチェックインカウンターが利用できるなど、マイルが貯まるのみでなく他の特典も満載です。
JALカードはJALマイルを直接貯めるカードで、やっぱりマイルが貯まりやすい。JALの航空機をよく利用される方はこのカードがおすすめ。ショッピングマイル・プレミアムに入会すると、通常の買い物でも1.0%と高還元率になります。
JAL普通カード(VISA・JCB・Master)
第2位 セゾンゴールドプレミアム(VIsa・JBC・アメックス)
<基本情報>
- ポイント還元率:0.5~2.5%
- 国際ブランド:VIsa・JBC・アメリカン・エキスプレス
- 年会費:11,000円(初年度無料、年間100万円利用で翌年以降永年無料)
- ポイント:永久不滅ポイント(1,000円で1ポイント)
<魅力的なポイント>
- 永久不滅のポイントが強い。気長に貯められる。
200ポイント=500マイルへ交換。1,000円で1永久不滅ポイント付与のため、実質400円分の買い物で1マイルという計算。他のクレジットカードと大きく変わりませんが、いっても永久不滅のポイントのため貯め続けることが可能です。 - 利用すればするほどポイントが貯まりやすくなる。
年間の利用金額が30万円以上60万円未満の場合、翌年のポイント還元率4%、60万円以上の場合、翌年のポイント還元率5%。さらには月間の利用金額でも、累計が30万円を越えると、翌月からポイント還元率5%に。(コンビニ・カフェ・マクドナルドでの利用に限る) - 50万円利用ごとにボーナスポイントGET。
<こんな方におすすめ>
航空機はそこまで頻繁には使わず、コンビニやカフェ、マクドナルドを多用する方はこちら。還元率が高い分貯まりやすい。
<プラスα情報>
国際ブランドをアメリカン・エキスプレスにして、且つSAISON MILE CLUBに登録すると永久不滅ポイントのみでなく、マイルも同時に貯めることが可能になります。詳細は第3位の「セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード」を確認してください。
標準的な還元率は高いというわけではないので、コンビニ・カフェ・マクドナルドをいかにうまく使えるかが肝。ただ、ポイントに有効期限がないので確実にポイントを貯めていけるのは魅力的。コツコツ派にはおすすめの1枚です。
セゾンゴールドプレミアム
第3位 セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード(アメックス)
<基本情報>
- ポイント還元率:0.5~1.0%
- 国際ブランド:アメリカン・エキスプレス
- 年会費:11,000円
- ポイント:永久不滅ポイント(1,000円で1ポイント)
<魅力的なポイント>
- SAISON MILE CLUBに登録するとマイル還元率が0.125%に。
SAISON MILE CLUBに登録すると、ショッピング1,000円で自動的に10JALマイルが貯まります。それと同時にSAISON MILE CLUB優遇サービスの優遇ポイントである永久不滅ポイントが貯まりますが、こちらは2,000円で1ポイント。
(例)年間80万円分ショッピング利用した場合
8,000JALマイル+400永久不滅ポイントが貯まる。
400永久不滅ポイント→1,000マイルへ交換可能。
8,000マイル+(永久不滅ポイントから交換した)1,000マイル=合計9,000マイル
つまりマイル還元率が0.125%に。他社のクレジットカードでは、だいたいマイル還元率は0.5%程度のため、、比較的高い交換レートとなります。
<こんな方におすすめ>
このカードは1,000円で1永久不滅ポイント付与のところが、海外利用で2倍になります。他にもアメリカン・エキスプレスならではの手厚いサポートがあります。海外での買い物が多い方はこちらのカードの方が良いでしょう。
<プラスα情報>
カードの種類はプラチナ、ゴールド、プラチナビジネスの3種類あります。SAISON MILE CLUBは年会費がかかり、ゴールドは9,900円、プラチナビジネスが5,500円が別途必要になります。プラチナ年会費無料です。
また、SAISON MILE CLUBに登録中は通常ショッピングで貯まる永久不滅ポイント(1,000円で1ポイント)は貯まらず、SAISON MILE CLUB優遇サービスの優遇ポイントである永久不滅ポイントのみが貯まります。JALマイルへの移行上限(150,000マイル)を越えた場合は通常の永久不滅ポイント(1,000円で1ポイント)が貯まります。
アメックスカードということでステータス感あり。ただポイント還元率は高いわけではないので、普段使いというよりは旅行メインで利用するという使い方がベターな1枚。
セゾン・アメリカン・エキスプレス・カード
ANAマイル還元率が高いクレジットカードランキング
続いてANAマイルが貯まりやすいクレジットカードをランキング形式で紹介します。
第1位 ANA 一般カード(VISA・JCB・Master)
<基本情報>
- ポイント還元率:0.5~3.0%
- 国際ブランド:VIsa・Mastercard
- 年会費:2,200円(初年度無料)
- ポイント:Vポイント(200円1ポイント)
<魅力的なポイント>
- ボーナスマイルが豊富。
入会・継続マイル:1,000マイル
搭乗ボーナスマイル:ANAグループ便搭乗でフライトマイルに加え10%のボーナスマイル獲得可能 - 貯めたVポイントをANAマイルへ移行。
貯めたVポイントは1ポイント=1マイルで移行可能。年間6,600円で「2倍コース」に申し込むことで、1ポイント=2マイルにすることもできる。
<こんな方におすすめ>
航空機を頻繁に利用する方、旅行好きや出張が多い方で、特にANAグループの航空機を頻繁に利用する方は必須。
<プラスα情報>
もっと本気で貯めたい方はワイドカードに。
『ANAワイドカード』
- ポイント還元率:0.5~3.0%
- 国際ブランド:VIsa・Mastercard
- 年会費:7,975円
- ボーナスマイルがさらにお得に。
入会・継続マイル:2 ,000マイル
搭乗ボーナスマイル:25%
1Vポイント=2マイルで移行可能。(「2倍コース」の申し込み不要)
一般カードを作って2倍コースに6,600円かけて申し込むなら、ワイドカードを検討してみてはいかがでしょうか?
ANAマイルを貯めやすいのはANAカード。多くのANAカードの種類がある中で、年会費を抑えてANAマイルを貯めたい方はこのANA一般カードから始めましょう。
ANA 一般カード
第2位 ANAアメリカン・エキスプレス・カード(アメックス)
<基本情報>
- ポイント還元率:1.0~1.5%
- 国際ブランド:アメリカン・エキスプレス
- 年会費:7,700円・ポイント:ANAアメリカン・エキスプレス提携カード メンバーシップ・リワードのポイント(100円で1ポイント)
<魅力的なポイント>
- ポイント移行コース登録でポイントの有効期限が実質無期限に。年間6,600円の「ポイント移行コース」登録で、ANAアメリカン・エキスプレス提携カード メンバーシップ・リワードのポイントの有効期限が無期限に。ANAマイルに移行すると有効期限が移行から36か月となりますが、ポイントを無期限に貯め続けることができるため、好きなタイミングでANAマイルへ移行することが可能です。
- ポイントとマイルが同時に貯まる。
ANAカードマイルプラス加盟店で利用すると、ANAアメリカン・エキスプレス提携カード メンバーシップ・リワードのポイントに加え、100円につき1マイルが自動加算されます。
<こんな方におすすめ>
アメリカン・エキスプレスのカードは海外旅行についてのサポートが充実。頻繁に海外に行く方はアメリカン・エキスプレスカードです。
<プラスα情報>
空港のラウンジが利用できるうえに同伴者1名まで無料利用可能。手荷物無料宅配などもついています。他のカードだと空港関係のサービスが受けられるのはだいたいゴールドから。ゴールドだと年会費が1万円を超えるものも少なくありません。そんな中、7,700円の年会費でこのサービスは、空港を利用する人、旅行を頻繁にする人にとってはコスパが良いカードと言えるでしょう。
年会費がかかるとは言え、ポイントの有効期限が無期限になると、ポイントの貯まり方が変わってきます。じっくり貯めていきたい人はこちらのカードがおすすめです。
ANAアメリカン・エキスプレス・カード
第3位 みずほマイレージクラブカード/ANA(Mastercard)
<基本情報>
- ポイント還元率:0.5%
- 国際ブランド:Mastercard
- 年会費:無料
- ポイント:永久不滅ポイント(1,000円で1ポイント)
<魅力的なポイント>
- ANAマイルへの交換がお得になる。
通常、永久不滅ポイントからANAマイルへ交換する場合、200ポイント→600マイルとなります。しかしこのカードを持っている人限定で100ポイント単位で交換が可能になり、100ポイント付与。350マイルと交換レートもアップします。 - パートナー企業での利用でポイント2倍。ANAやビックカメラ、 東武百貨店などのパートナー企業で利用すると永久不滅ポイントが2倍貯まります。
<こんな方におすすめ>
ANAの飛行機やスターアライアンスグループの飛行機を利用するとよりポイントが貯まりやすいので、ANAグループの航空機で出張や旅行に行く方、且つみずほ銀行を利用している方向け。銀行のキャッシュカードとして使うことも可能。みずほ銀行ATMの時間外手数料も無料になります。
ATM時間外手数料が無料で永久不滅という有効期限無期限のポイントは、ボディブローのように効いてくるメリット。みずほ銀行を使っている方でANAマイルを貯めたい方はこのカードをご検討ください。
みずほマイレージクラブカード
マイレージプラス還元率が高いクレジットカードランキング
ここからはマイレージプラスマイルが貯まりやすいクレジットカードを、ランキング形式で紹介します。
マイレージプラスはユナイテッド航空のマイルになりますが、ANAとは提携関係にあり、同じスターアライアンスに加盟していることから、マイレージプラスはANAでも利用可能です。JALマイル、ANAマイルに比べると聞き馴染みがないかもしれませんが、日本人にとっても使いやすいマイルです。
さらにマイレージプラスマイルは有効期限がありません。じっくり貯めるならマイレージプラスマイルがおすすめです。
それではランキング1位からみていきましょう。
第1位 MileagePlus ダイナースクラブカード(ダイナースクラブ)
<基本情報>
- ポイント還元率:1.0%
- 国際ブランド:ダイナースクラブ
- 年会費:30,800円・ポイント:マイレージプラスマイル(100円1マイル)
<魅力的なポイント>
- ボーナスポイントがもらえる。
ご入会ボーナスマイル:5,000マイル
継続ボーナスマイル:2,000マイル(前年のカード利用料金が300万円以上の方) - ユナイテッド航空およびスターアライアンス加盟航空会社のフライトでマイルを獲得。
<こんな方におすすめ>
ユナイテッド航空をよく利用する方向け。ただ、スターアライアンス加盟航空会社にはANAも入っていますので、ANA利用でもマイルは貯まります。ダイナースクラブカードの良いところはカード付帯保険や特典です。旅行の保険などのサポートが手厚い方がよいという方やステータス感が欲しい方はこちらのカードがおすすめです。
<プラスα情報>
付帯保険やその他のサービスが充実しています。国内外問わず旅行傷害保険は最高1億円。ショッピング・リカバリーは年間500万円まで、もちろん。手荷物宅配もついています。また、海外のラグジュアリーホテルが割引されたり、海外・国内パッケージツアーも最大5%割引。ゴルフ優待や会員限定イベントなど、実にさまざまなサービスが付帯されています。
航空機をよく使う方でダイナースクラブサービスに興味がある方ぜひチェックしてみてくさい。
MileagePlus ダイナースクラブカード
第2位 MileagePlusセゾンプラチナカード(Visa・アメックス)
<基本情報>
- ポイント還元率:1.5%
- 国際ブランド:Visa・アメリカン・エキスプレス
- 年会費:55,000円
- ポイント:マイレージプラスマイル(1,000円15マイル)
<魅力的なポイント>
- 1.5%とさすがの高還元率。
- ユナイテッド航空のみでなく、ANAも含むスターアライアンス加盟各社の航空機利用でフライドマイルが貯まる。
- 2年目以降、毎年サンクスマイル5,000マイルがもらえる。
- 上限マイル無し。
<こんな方におすすめ>
年会費が少々高くても、とにかくマイルをたくさん貯めたい方、プラチナのサービスを満喫したい方はこちら。国内外で航空機を多用する方向けです。
<プラスα情報>
マイレージプラスマイルは購入が可能です。特典航空券に交換したいけど少しだけ足りないといった場合に便利。このカードならマイルが10%OFFで購入できます。
マイルの有効期限はなく、このカードだとマイルの上限もないので、いつか家族全員でちょっとリッチな海外旅行をするためにこつこつマイルを貯め続けている人もいるようです。どのくらいのマイルを貯めたいのかでも選ぶカードは変わってきますね。
MileagePlusセゾンプラチナカード
第3位 MileagePlus MUFGカード(Visa・Mastercar)
<基本情報>
- ポイント還元率:1.0~1.5%
- 国際ブランド:Visa・Mastercard
- 年会費:5,500円
- ポイント:マイレージプラスマイル(100円1マイル)
<魅力的なポイント>
- 標準の還元率が1.0%と高い。リボ払いを利用すると、リボ払い手数料発生月は1.5%の還元率に。
- ユナイテッド航空、ANA、スターアライアンス加盟航空会社の利用でフライトマイルが貯まる。
- MileagePlus Shopping Japan経由で買い物をすることで30%も多くマイルを獲得できる。
<こんな方におすすめ>
年会費をおさえてマイルを貯めたい方はこちら。格安ゴールドカードの三菱UFJカードゴールドがベースのため、空港ラウンジなどが利用でき保険も充実。
<プラスα情報>
以前は登録型のリボである「楽Pay」を申し込むと年会費5,000円以上の場合、3,000円が優遇される特典がありましたが、2021年にMileagePlus MUFGカードについては廃止されました。とは言え、ゴールドカードでこの年会費は格安です。
年会費の割には還元率がよいカードという印象です。あまり年会費をかけたくない方はこのカードがおすすめです。
MileagePlus MUFGカード(Visa・Mastercar)
【百貨店・デパート】還元率が良いクレジットカードランキング4選
ここからは百貨店やデパートのポイントの還元率が良いカードを紹介します。
第1位 ルミネカード(VIsa・Mastercard・JCB)
<基本情報>
- ポイント還元率:0.5~3.68%
- 国際ブランド:VIsa・Mastercard・JCB
- 年会費:1,048円(初年度無料)
- ポイント:JRE POINT(1,000円5ポイント)
<魅力的なポイント>
- どのSuicaのタイプでも(モバイルSuica・カードタイプ・クレジット付帯)オートチャージで1.5%還元。
- Suica定期券とクレジットカードを1枚にすることが可能。モバイルSuica定期券購入でさらにポイントが貯まる。
- ルミネ・ニュウマンでの買い物がいつでも5%OFF。
- カード会員限定ルミネ10%OFFセールも。
- 年間利用金額によってルミネの商品券GET。
<こんな方におすすめ>
ルミネ、ニュウマンというJR東日本グループが運営する駅ビル型ショッピングセンターで、Suicaや定期券などが一体化できる点からも、毎日JR東日本を利用する方におすすめ。出張などでJR東日本の新幹線をよく使う人もポイントが貯まりやすくおすすめです。
ルミネカード
第2位 エポスカード(Visa)
<基本情報>
- ポイント還元率:0.5%
- 国際ブランド:VIsa
- 年会費:無料
- ポイント:エポスポイント(200円1ポイント)
<魅力的なポイント>
- EPOSポイントアップサイト経由でのお買い物でポイント最大30倍。
- 電子マネーへのチャージはポイント付与対象外となることが多いですが、エポスカードは楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCAへのチャージがポイント付与の対象です。
- 年4回のマルコとマルオの7日間で10%OFF。
<こんな方におすすめ>
マルイ、モディをよく利用する人向けのカードであることはもちろん、電子マネーで楽天Edy、モバイルSuica、SMART ICOCAを使っている方、且つ、海外旅行傷害保険も充実しているため、頻繁に海外にいく人にはさらに便利なカードです。
<プラスα情報>
丸井やモディにエポスカードのカードセンターが設置されています。VisaのICチップ付きの一般のエポスカードはここで申し込むと即日発行されるんです。ICチップ付きVisaカードの即日発行はエポスカードが日本初だそう。
エポスカード
第3位 MICARD(Visa)
<基本情報>
- ポイント還元率:0.5~1.0%
- 国際ブランド:VIsa
- 年会費:550円(初年度無料)(※Web明細サービス登録と年1回以上のカード利用で翌年度無料)
- ポイント:エムアイポイント(200円1ポイント)
<魅力的なポイント>
- 三井伊勢丹グループ百貨店での利用はポイント還元率1.0%。
- エムアイポイントワールド経由での買い物でさらにポイントGET。
- 貯まったポイントはJAL、ANAマイル、WAONポイントへの交換が可能。
<こんな方におすすめ>
三井伊勢丹グループの百貨店をよく利用する方と言いたいのですが、スタンダードのカードは三井伊勢丹グループでの利用でも還元率1.0%にとどまります。十分高還元率のためすが、三井伊勢丹グループをよく利用する方はエムアイカードプラスの方がお得。
こちらのスタンダードは、WAONポイントへの交換が可能のため普段の日用品でイオングループを利用している方や、ミーツ国分寺(3%)・ラシック(名古屋・福岡)(3%)・LUCUA OOSAKA(2%)と還元率がアップする店舗もあわせてよく利用する方はポイントが貯まりやすいカードです。
MICARD
第4位 タカシマヤカード(VIsa・Mastercard・JCB・アメックス)
<基本情報>
- ポイント還元率:0.5~8.0%
- 国際ブランド:VIsa・Mastercard・JCB・アメリカン・エキスプレス
- 年会費:2,200円(初年度無料)
- ポイント:タカシマヤポイント(200円1ポイント)
<魅力的なポイント>
- いっても高島屋の利用で還元率8.0%。これは破格。
<こんな方におすすめ>
高島屋を頻繁に利用する方はこれ。カード会員優待も幅広く、ANAマイルへの交換も可能。国内外の旅行保険も付帯されているため、高島屋と旅行が好きという方にはもってこいな1枚。
タカシマヤカード
クレジットカードの選び方
本記事では、クレジットカードをよりお得に使いたい方にむけて、各主要ポイントやマイルの概要や還元率、そして還元率が高いクレジットカードを紹介しました。
クレジットカードの選び方は普段どういったサービスや店舗を頻繁に利用しているか、そしてその店舗やサービスでの還元率が高いか、貯めたポイントをメリットがあるものに交換可能か、この3点に尽きます。
今回紹介した内容を参考にしながら、ポイントやマイルを貯めやすいクレジットカードを選んで、買い物や旅行を楽しんでください。
※価格及び特典は2023年11月時点のものです。