50代以上の男性が知っておきたい知識を、クイズ形式でご紹介する「大人の雑学クイズ」。今回のテーマは、「大腸がんのリスク」について。便秘で大腸がんのリスクは上がる?〇か×か、正しい答えがわかりますか?
大腸がんは早期発見・治療が大切
厚生労働省「令和2年全国がん登録罹患数・率報告」によると、2020年1~12月に新たにがんと診断された罹患数(上皮内がんを除く)は94万5,055人(男性53万4,814人、女性41万238人)。部位別の罹患数は大腸がんが最も多く14万7,725人(15.6%)で、年々増え続けています。
大腸がんは早く見つけたら治る病気でもあることは、意外と知られていない事実。便潜血検査や大腸カメラで定期的に検査を受け、早期発見&早期治療が何より大切です。
大腸がんのリスクと予防のポイントとは?
また、大腸がんのリスクを知っておくことも予防につながります。
大腸がんのリスクを高める生活習慣として明らかになっているのは、「肥満」「飲酒」「たばこ」の3つです。その他、親類に若くして大腸がんになった人が複数いる場合や、大腸にポリープができやすい人は要注意!
「便秘気味だと腸内環境が悪化して、大腸がんになるリスクが上がるのでは?」と考える人も多いようですが、便秘によって大腸がんのリスクが上がるという明らかな報告はないそう。クイズの答えは「×」が正解でした!
とはいえ、大腸がんによって便秘になることがあるため、「便に血がついていないか」「便が細くなっていないか」「量がきちんと出ているか」をチェックする習慣をつけましょう。
記事提供/ハルメク365