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素朴な疑問 せきやくしゃみのエチケットとは?

素朴な疑問 せきやくしゃみのエチケットとは?

風邪やインフルエンザが流行していますが、時期に限らず、感染には気を付けたいものですよね。
マスクをしていないタイミングでせきやくしゃみが出てしまったとき、みなさんはどうしていますか? せきやくしゃみのエチケットとは? どのようなことに注意すればいいのか調べてみました。

せきやくしゃみで飛沫は3~5m飛ぶ

感染経路は、「飛沫感染」と「接触感染」というものです。

ある実験で、せきやくしゃみをしたときの飛沫(ひまつ)は、3~5m飛ぶことがわかっています。その人が風邪をひいていた場合、飛沫と一緒に細菌やウイルスなどの病原体も飛び散って、それが別の人の目・鼻・口などの粘膜に付着することで感染します。これを「飛沫感染」といいます。

付着せずにそのまま落ちた病原体は、家の中の家具やドアの取っ手、電車の中のつり革や手すりなどに付着します。付着した病原体を手で触り、その手で顔や口に触れて粘膜から感染してしまうことを「接触感染」といいます。

風邪やインフルエンザ予防には、小まめな手洗いやうがいが大切だとよく聞きますが、このような理由があったのですね。自分自身が風邪やインフルエンザにかかっているときはもちろん、家族が発症しているときにも注意しましょう。

マスクをつけていないときは袖の内側などで押さえよう

風邪やインフルエンザの感染予防には、マスクをすること。マスクは、鼻、頬、顎に隙間ができないように着けましょう。隙間があると、他の人の病原体が侵入してきてしまう可能性があります。また、小まめな手洗いも有効です。

マスクは、自分が感染するのを防ぐために着けることが多いと思いますが、風邪やインフルエンザにかかっている人がきちんとマスクを着けることで、自分からの感染の拡大を予防することにもつながります。
せきやくしゃみが出るときは、他の人から顔をそむけ、ティッシュペーパーで鼻や口を押さえてせきをすること。ティッシュペーパーはすぐにゴミ箱に捨て、念のためしっかり手洗いをしましょう。

マスクもティッシュペーパーもなかったとしたら? 
手で押さえるのではなく、ハンカチや上着の内側や袖で口を覆い飛沫が飛び散らないようにします。どうしても間に合わず手で押さえてしまったら、その手で触った所に病原体が付着して感染する可能性があるので、すぐに手を洗いましょう。

記事提供/HALMEKup


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