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貧乏ゆすりをしてしまうのはなぜ?治し方は?

貧乏ゆすりをしてしまうのはなぜ?治し方は?

娘と一緒にリビングでテレビを見ていたときのこと。貧乏ゆすりをしていたので「お行儀よくないよ~」と注意したら。「最近は健康にいいって言われていて、むしろ動かしたほうがむくみや冷え解消にいいらしいよ」と言われてしましました。

えーーー!? 本当? 治したほうがいいと思うんだけど、健康に効果があるなら……。気になったので調べてみました!

なぜ貧乏ゆすりをしてしまうの?その原因

すべてが解明されているわけではありませんが、原因は以下のようにいくつかあると考えられています。

  • レストレスレッグス症候群(RLS)
  • 固着反応
  • 血流の促進

この中で貧乏ゆすりをせずにいられないのは、通称むずむず脚症候群ともいわれる「レストレスレッグス症候群」。

足の内側から起こる不快な症状を緩和するため、足を動かしてしまう病気です。

貧乏ゆすりの原因として最も多い「固着反応」はストレスとの関係が深く、無意識のうちに爪を噛んだりニキビをつぶしたり、自分で髪の毛を抜いたりなどの行動をとることがあります。

他にも、長時間座っているときなどは、血流が滞らないよう反射的に貧乏ゆすりをしていることも考えられます。

健康になる!?貧乏ゆすりの効果とメリット

一般的に、お行儀が悪いとされる貧乏ゆすり。

周囲に与える影響に本人が気づいていないケースも多いため、不快に感じてしまうことも多いですが、最近では貧乏ゆすりが健康に良いといわれ、メリットも多いことがわかってきました。

特に女性は手足の冷えやむくみ解消に役立つ他、変形性股関節症やエコノミークラス症候群、ロコモティブシンドロームなどの予防や改善効果も期待できるので、意識して行うようすすめる医師もいます。

現在では、貧乏ゆすりに似た運動のことを医学用語で「ジグリング」と呼び、さまざまな医療効果が期待できるとされています。

貧乏ゆすりの治し方はある?

貧乏ゆすりは健康に良いといわれるようになったものの、会社での評価を落としたり周囲の人に不快な思いをさせたりするため、無意識にしてしまうのは避けたいもの。

いくつかある原因の中でも、固着反応による貧乏ゆすりを治したい場合は、以下の考え方を取り入れてみるのがおすすめです。

  • フラストレーションをためないよう合理的な考え方にシフト
  • 自分なりのリフレッシュ方法をいくつか考える

例えば、仕事でイライラしたときは「うまくいかないこともある」「人と自分は違うから比べない」など合理的に考えることが重要。

貧乏ゆすりに気づいたら、いったん席を立ってドリンクを1杯飲んだり、その場でできるストレッチをするなど、解消法のバリエーションをいくつか考えておくとよいでしょう。

記事提供/ハルメク365

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