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年賀状いつまで続ける? 上手な「年賀状じまい」の方法

年賀状いつまで続ける? 上手な「年賀状じまい」の方法

早いもので、今年も年賀状に頭を悩ませるシーズンが近づいてきました。送る枚数を減らしてはいるものの、やっぱり大変……。そんな方は、「年賀状じまい」を検討してみてはいかがでしょう。

「年賀状じまい」はどのようにしたらいいのか、 相手に失礼がないような年賀状文化からのフェイドアウトの方法をご紹介します。

終活年賀状(年賀状じまい)のメリット

終活年賀状(年賀状じまい)とは?

「年賀状じまい」とは、その年を最後に年賀状のやり取りを終えることを伝える年賀状で、「終活年賀状」とも言われています。

終活年賀状を出す理由は、高齢になって年賀状を書くことが大変だと感じる方もいれば、人間関係の整理をして今後の人生を豊かに過ごしたいと思う方もいて、人それぞれです。

終活年賀状を出すと、以下のようなメリットがあります。

  • 人間関係の見直しができる
  • 年賀状を作る手間や費用がかからなくなる
  • 相手とのコミュニケーションがスムーズになる

義理でつながっている方や、年賀状でしか連絡をしない方などの人間関係の整理ができるとともに、疎遠になってしまった方と再び関係を構築することもできます。

もちろん、年賀状を作る手間や費用も省けるため、その分の時間やお金を他のことに使えるというメリットもあるでしょう。

さらに、メールやSNSで簡単に新年のあいさつができることで、そこからのコミュニケーションがスムーズになり、新しい付き合い方を考え直すきっかけにもなります。

終活年賀状を出すのは失礼では? と心配になる方もいますが、しっかりと今後の交友関係を続けたい旨をフォローする文面を入れておくことで、相手にも理解してもらえるでしょう。

終活年賀状の書き方

終活年賀状の書き方

終活年賀状は、以下のように書くのがポイントです。

  1. 近況報告やあいさつは省かない
  2. 年賀状をやめる理由を書く
  3. 今後の関係性についてしっかりフォローしておく
  4. 相手を気遣う文章を入れる
  5. メールやSNSなどの連絡先を明記しておく

新年のあいさつや近況をいつも通り丁寧に書き、その上で年賀状をやめる理由を伝えます。

年賀状をやめる理由としては、定年、古希(70歳)、喜寿(77歳)などの区切りの良い年だからというものが多いようですが、「〇〇歳を機に」など、自分なりの理由を簡潔に伝えるのがおすすめです。

重要なのは、今後どのように関係性を築いていこうと考えているか、気持ちをダイレクトに伝えることです。また、相手を気遣う文章も必ず入れるようにしましょう。

最後に、改めてメールやSNSのアドレスなどを明記しておき、連絡を絶つことが目的ではないことも伝えるようにすると良いです。

終活年賀状の文例

終活年賀状の文例

終活年賀状の、年賀状をやめる理由としては以下のような文面が理想的です。

  • 「家族と相談した結果、来年からはどなた様とも年賀状でのご挨拶を控えさせていただくこととなりました。」
  • 「SNSが盛んな昨今、私も時流に乗って交流の場をSNSに移すことにいたしました。」
  • 「本年で50歳を迎え、人生の折り返しとなりました。つきましてはこれを機に、本年をもって年賀状でのご挨拶をご遠慮させていただきたく存じます。」

このように、終活年賀状を書く際は、年賀状をやめる理由を相手に失礼がないように伝えましょう。

終活年賀状のNGワード・注意点

終活年賀状のNGワード・注意点

終活年賀状は、文面次第では絶縁宣言のように受け取られてしまい、相手を傷つけてしまう可能性もあります。絶縁宣言ではなく、あくまでも年賀状のやり取りをやめたいと考えている旨を伝えるようにすることが重要です。

また、「やめる」「最後」「終わる」といった直接的な表現をしてしまうと、相手に不快感を与えてしまう可能性もあるので注意が必要です。

そのため、年賀状をやめることだけを伝えるのはNG。しっかり理由を伝え、特に今後も関係を続けていきたい相手には、フォローの連絡をするのも一つの手段です。

終活年賀状(年賀状じまい)は、終活の一環として注目を集めている方法です。長年続けてきた年賀状を、環境や心境の変化によってやめたいと考えている方は、相手に失礼がないよう、また、今後も新しい方法で関係を続けていけるよう、文面を考えてみましょう!

記事提供/HALMEKup

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