三笘が実演最強ドリブルの極意「インステップ」

記憶に新しい「三苫の1mm」。2022年W杯の日本対スペイン戦。決勝トーナメント出場を決めたスペイン戦で世界中で話題となったアシストをした三笘選手。

小学校時代から川崎フロンターレのユースで活躍。筑波大学に進学後、2年生の時にユニバーシアード日本代表に選出されました。現在はプレミアリーグ、ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFCに所属しながら日本代表戦に出場しています。

そんな三笘選手が、ドリブルの極意について元日本代表DF内田篤人選手と対談しています。今回は、その動画を元にドリブルの極意について解説していきます。

ボール1個分右足側に置く

相手DFの位置を動かすために、ボールを右足側に置きます。ボールを操作するために利き足側にボールを置く選手が多いかもしれませんが、三笘選手はゴール前のスペースに切り込むためにボールの位置をコントロールするそうです。

DFとして長く日本代表でも活躍した内田篤人選手も、ボールが左右どちらに置かれたかによって50cm〜1ｍ程度ポジションがずれてしまう、と言っています。

のシチュエーションで自分の左側に切り込む場合の右足の使い方について、三苫選手が解説してくれています。多くの選手は、ボールコントロールしやすいように「足の内側」いわゆるインサイドでボールを操作します。

しかし、三笘選手は「インサイドでボールを運ぶ足の動きは、100ｍダッシュでは使わない」と言うように、加速を妨げないために足の甲の内側（インステップ）でボールを動かすようにしているそうです。

よりスプリントに近い形でスピードを出せるような形を理想としています。

三笘選手にとって、ドリブルとは「ゴールを奪うための手段」であり、自分が高いレベルでやってこれたのはドリブルのおかげと考えています。

さらに、一人のサッカー選手として、ドリブルで抜いていくプレーは子どもや観客を楽しませるプレーであり、いろんな人に夢を与えられる選手になりたいと語っています。

ライン1mmで折り返しのパスをあげた三笘選手、これからも日本代表としてチームを引っ張ってくれる事を期待しましょう！

それでは動画をご覧ください。