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平河悠 FC町田ゼルビアを支えるスプリント力と両サイド出来る強み|U-23 J1

平河悠 FC町田ゼルビアを支えるスプリント力と両サイド出来る強み|U-23 J1

2024年シーズンからJ1で戦うFC町田ゼルビアですが、第4節を終えて首位という大躍進を遂げています。その原動力の一員となっているのがU-23代表にも選ばれた平河悠選手です。平河選手は高校時代無名の存在でしたが、3年時に出場したインターハイのプレーを見た山梨学院大学から声がかかり進学しました。その後、FC町田ゼルビアへ入ると、自身が得意とする高い攻撃力と動き出しの速さで活躍しています。

今回は、平河悠選手のプレーの特徴やすごさについて解説します。

3試合目の鹿島戦でJ1初ゴール

平河選手は、鹿島アントラーズ戦の前半13分に、平河選手と同じくU-23代表の藤尾翔太選手からのパスを受けてJ1初ゴールを決めました。その時のことを平河選手はこのように語っています。

「ファーにひねって打つシュートを得意としていますが、そこに自信を持って蹴り込んで決めることができて良かったです」

VS鹿島戦はこちら(平河選手のゴールシーンは動画1分10秒〜)

参照元:【FC町田ゼルビア×鹿島アントラーズ|ハイライト】2024明治安田J1リーグ第3節 | 2024シーズン|Jリーグ

平河悠選手は、現日本代表の三笘薫選手と似たウイング系アタッカーで、スピードにも恵まれており、DFの左右どちらからでも抜ける技術を持っています。前半でも後半でも落ちない運動量とスプリント力でチームを攻守で支えます。

特に、この鹿島戦では途中から右サイドにポジションを変更した平河選手ですが、左右の足のどちらでも扱える能力があるからこその交代だったと言えます。

誰よりも走る平河悠選手

サイドハーフは、FWとともに試合中に交代することが多いポジションですが、平河悠選手は第4節まで全てフル出場を果たしています。走るポジションでありながらも、終盤まで足が止まらない平河選手は、誰よりも試合中にスプリントを繰り返しています。

Jリーグが公表しているトラッキングデータによると、平河選手の試合中スプリントの回数が32回と第4節終了時で全体の2位につけています。その中でも、30回以上のスプリントを2試合行っているのは平河悠選手ただ一人であり、このデータが豊富な運動量を物語っています。

このように、個ではサイドを打開できる力を持ち、攻守でハードワークができる平河選手が、今のFC町田ゼルビアの躍進を支えていることに間違いありません。

J1に上がってきた初年度のチームが、どこまで盛り上げてくれるのか?今後が楽しみですね!

それでは、動画をご覧ください。

参照元:【快速】パリオリンピック代表候補平河悠特徴解説

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