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欧州で覚醒した点取り屋、上田綺世― チュニジア戦2発で証明した日本の新エース像

欧州で覚醒した点取り屋、上田綺世― チュニジア戦2発で証明した日本の新エース像

上田綺世は、日本代表の前線で得点を託される本格派ストライカーです。182cmの体格を生かしたポストプレー、相手DFの背後を突く動き、少ないタッチでシュートへ持ち込む決定力が持ち味です。オランダのフェイエノールトではリーグ戦31試合25得点を記録し、日本人初のエールディヴィジ得点王に輝いた実力は本物です。サッカー世界大会2026でもチュニジア戦で2得点を挙げ、勝負強さを証明してみせました。

名前上田 綺世
読みうえだ あやせ
年齢27歳(1998年8月28日 )
代表選出回数2大会連続2回目 
ポジションFW/センターフォワード 
代表背番号18 
所属クラブチームフェイエノールト(オランダ) 
出身高校・チーム鹿島学園高校、法政大学、鹿島アントラーズノルテ 
出身地茨城県水戸市 
身長182cm 
体重76kg 
プレーの特徴強靭なフィジカル背後への抜け出しワンタッチで仕留めるシュート力前線で起点を作るポストプレー 

上田は、鹿島アントラーズノルテから鹿島学園高校、法政大学を経て鹿島アントラーズに加入しました。その後、ベルギーのセルクル・ブルージュ、オランダのフェイエノールトへ進み、欧州で得点力を磨いてきた選手です。代表試合で40試合16得点を挙げている、指折りのストライカーです。

国内での実績

上田は、法政大学時代から世代屈指のストライカーとして注目されました。大学在学中に鹿島アントラーズへの加入が内定し、2019年に前倒しでプロ入りしています。Jリーグでは2019年7月31日の浦和レッズ戦で初出場、同年8月10日の横浜F・マリノス戦で初得点を記録しました。

鹿島では、ゴール前での鋭い動きとシュート精度を武器に存在感を高めました。若手ながら前線の中心に入り、国内での実績を足がかりに欧州移籍を実現しています。プロ入り前の法政大学、プロ入り後の鹿島、そして欧州挑戦へと、階段を一段ずつ上がってきた経歴は、派手さ以上に説得力があります。


過去の国際大会での実績

2019年のコパ・アメリカでA代表デビューを果たし、その後、東京オリンピック、2022年のサッカー世界大会、AFCアジアカップ2023などを経験しています。2023年11月のミャンマー戦では代表初のハットトリックを達成し、代表の得点源としての立場を強めました。

AFCアジアカップ2023では得点面でチームをけん引し、国際舞台で相手DFと渡り合う経験を重ねています。以前は「チャンスを決めきれるか」が課題として見られる時期もありましたが、今では欧州での成長を日本代表チームに還元するストライカーにまで成長しています。


ずば抜けたプレーの特徴3選

1. 背後を取る動き出し

上田の最大の魅力は、DFの視界から消えて一瞬で裏へ抜ける動きです。足元で受けるだけではなく、相手最終ラインの肩口を狙い、パスが出る前から得点の形を作ります。

2. 当たり負けしないポストプレー

オランダ戦では、世界的DFファージル・ファンダイクを含む長身の相手に対しても、1トップとして攻撃の起点を作りました。前線でボールを収められるため、味方の押し上げを待つ時間を作れる点が大きな価値です。

3. 迷わず振り抜く決定力

フェイエノールトでリーグ戦31試合25得点を挙げたように、上田はシュートまでの判断が速い選手です。ゴール前で余計なタッチを増やさず、ワンタッチやツータッチで仕留める形を持っています。


上田綺世に似たプレースタイルのライバル5選

1. アーリング・ハーランド(ノルウェー)

圧倒的なフィジカル、裏抜け、ゴール前での決定力。上田よりスケールは大型ですが、DFの背後を狙う動きと一撃で仕留める怖さは比較対象になります。

2. ハリー・ケイン(イングランド)

ポストプレー、味方を使う落とし、ゴール前での冷静さが共通します。上田がより縦への抜け出しを強く出す一方、ケインは組み立て参加まで含めた万能型です。

3. ダーウィン・ヌニェス(ウルグアイ)

スピードを生かした裏抜け、相手DFとの接触を恐れない推進力、シュートへの積極性が近いです。上田より荒々しさが目立つタイプですが、守備ラインの背後を常に狙う点は似ています。

4. ゴンサロ・ラモス(ポルトガル)

ペナルティエリア内での位置取り、クロスへの入り方、少ないタッチでのフィニッシュが上田と重なります。派手なドリブルより、味方のパスに合わせて決定機を作るストライカーです。

5. ロメル・ルカク(ベルギー)

背負って収める力、ゴール前での存在感、DFを引きつける役割が比較しやすいです。上田よりも純粋なパワー型ですが、前線の基準点になれる点では近いライバルです。


エピソード ― ジャンクフード好きの大食漢

上田は、ピッチ上では鋭い表情でゴールを狙うストライカーですが、食にまつわる素朴なエピソードもあります。好きな食べ物として、たこ焼きやオムライスが挙げられており、大食いという一面も知られています。水をよく飲むため、行きつけの飲食店ではピッチャーを用意してもらうことがあるという噂です。

また、父が元ドイツ代表ユルゲン・クリンスマンに憧れて18番を着けていたことがきっかけで、上田自身にとってもこの背番号は特別に思い入れのある番号になっています。強烈なストライカー像の裏に、家族とのつながりを大事にする人柄が見えるエピソードです。


今大会で今後期待される活躍

サッカー世界大会2026で、日本はグループF初戦のオランダ戦を2-2で引き分けました。この試合で上田は1トップとして先発し、長身DFを相手にポストプレーで攻撃の起点を作りました。前半には鎌田大地のパスから抜け出してシュートを放ち、ゴールには届かなかったものの、相手守備陣に脅威を与えています。

続く4-0で快勝したチュニジア戦では、31分にチーム2点目を決め、さらに後半にも得点を重ねて2ゴールを記録しました。

今後の期待は、単なる得点だけではありません。相手DFを背負って味方を前進させること、サイドからのクロスに合わせること、DFラインの裏を取り続けて相手を下げることも、上田の重要な役割です。

ゴールを決めるたびに試合の空気を変えられる選手であり、日本が上位進出を狙ううえで、彼の一撃は欠かせない日本代表の切り札と言えるでしょう。

がんばれ、上田絢世選手!がんばれ、SAMURAI BLUE!!

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