
幼稚園や保育園のかけっこで速く走るためには、難しいフォームよりも基本の動きを意識することが大切です。この記事では、動画の内容をもとに、年中・年長の子どもでも取り組みやすい「用意の姿勢」「腕の振り方」「前を見ること」の3つのポイントをわかりやすく紹介します。
スタートで差がつく「用意の姿勢」を覚える
かけっこで速く走るためには、まずスタート前の「用意の姿勢」が大切です。
よくあるのが、前に出した足と同じ側の手を前に出してしまう形です。この姿勢だと、走り出しの1歩目で腕をうまく振れず、スタートが遅れやすくなります。
基本は、前に出した足と反対側の手を前にすることです。また、重心が後ろに残っているとスタートで出遅れてしまうため、膝に手を置き、体を少し前に倒す姿勢を意識しましょう。
腕は肘を曲げて大きく振る
走るときは、腕を大きく振ることも重要です。
ただし、腕を伸ばしたまま大きく振るのではなく、肘を曲げて素早く動かすことがポイントです。前に振るときは、親指が鼻の高さあたりまで上がるイメージで行うと、子どもにも伝わりやすくなります。後ろに振る動きは自分では見えにくいため、保護者や先生が後ろに立ち、「このあたりまで肘を引こう」と教えてあげると効果的です。
座った姿勢や正座、立った姿勢などで段階的に練習すると、腕振りの感覚を身につけやすくなります。
まっすぐ前を見て走る練習をする
年中・年長のかけっこでは、友達の方を見ながら走ってしまう子も少なくありません。しかし、横を向いて走ると体が流れやすく、走る距離も長くなってしまうため、結果的に遅くなりやすくなります。
そこで大切なのが、まっすぐ前を見て走ることです。練習では、5mほどの短い距離から始め、木や目印など「見る場所」を決めて走ると分かりやすくなります。後ろ向きから前を向いて走る、1回転してから目標を見つけるなど、遊び感覚で目線を前に戻す練習を取り入れるのもおすすめです。
年中・年長のかけっこでは、「用意の姿勢」「肘を曲げた大きな腕振り」「まっすぐ前を見ること」の3つが大切です。どれも難しい動きではなく、遊びながら繰り返すことで自然に身につけられます。保護者や先生が目印を作ったり、声をかけたりしながら一緒に練習することで、子どもも楽しく走る力を伸ばしていけるでしょう。





