
2026年のパ・リーグで、誰よりも静かに存在感を高めている左腕がいます。福岡ソフトバンクホークスの前田悠伍投手、現在無傷の10連勝中(2026年8月25日現在)。派手な球速だけで押すタイプではなく、制球力と配球、フォームの再現性、そして毎日の地道な身体管理が強さの鍵となっています。本記事では前田投手の身体のケアについてご紹介します!
前田悠伍投手の特徴
前田投手は大阪桐襁高校から2023年ドラフト1位で入団した左腕で、現在21歳。高卒3年目ながら先発ローテーションの一角を担い、7月度には自身初の月間MVPを受賞しました!
前田投手の投球は、配球の半分近くを占めるストレートが中心です。今季最速は149キロ。プロ野球全体で見れば突出した球速ではありませんが、打者が球種を判断しづらいフォームと高い制球力によって、球速以上の強さを発揮しています。
主な球種は以下の5種類です。
- ストレート
- フォーク
- カーブ
- スライダー
- チェンジアップ
中でもフォークとカーブの割合が高く、スライダーやチェンジアップは必要な場面で使用します。
最大のポイントは、球種を増やすことではなく「同じフォームから投げ分ける」ことです。ボールが手元から離れる直前まで球種を読ませないため、打者は始動が遅れます。
安定感を支える毎日の身体ケア——こだわりの「リセット」方法
前田投手の強みはマウンド上だけではありません。疲労を残さないため、朝と夜にそれぞれ身体の状態を確認しながら、ストレッチや筋膜リリースに時間をかけています。
特に取り組んでいるケアの内容は次のとおりです。
- マッサージボールを使った腸腰筋のリリース
- ふくらはぎの筋膜リリース
- ピーナッツ型マッサージボールを使った背骨周辺のケア
- 首周辺のリリース
腸腰筋のリリースが投球フォームに与える影響
腸腰筋は股関節を動かす重要な筋肉です。先に筋肉をほぐしてからストレッチすることで、股関節の動きを出しやすくしています。
ふくらはぎのケアが防ぐ「足のツリ」
ふくらはぎも投手にとって重要な部位です。こまめにリリースすることで、足がつるリスクの軽減にもつながります。
睡眠まで包めて「練習」と考える——回復への強いこだわり
前田投手は身体のケアだけでなく、回復にも強いこだわりを持っています。
- 毎日朝と夜に合計1時間以上のストレッチ
- 入浴に約1時間
- 睡眠はおよそ8時間を確保
睡眠まで含めて初めて次の日の練習につながる。前田投手はこのサイクルを実践しています。
「たくさん練習すること」に意識が向きがちですが、疲労を抜くことも上達の一部です。
「速い球を投げる方法」だけでなく、「良い状態で投げ続けるために何が必要か」という視点も、成長を目指す選手にはふこみにしてほしいポイントです!
詳しくはこちらの動画をご確認ください。





