今年2024年パリ国際大会の出場をかけて熱戦を繰り広げているゴルフ。2024年6月20日〜24日に行われるKPMG全米女子プロゴルフ選手権の結果を持って代表選手が決定されます。東京国際大会でも最終戦まで熾烈な代表争いが繰り広げられましたが、今回も激戦となることは間違いないでしょう。
その中で今回パリで出場を狙う古江彩佳選手は、2019年に富士通レディースでツアー史上7人目のアマチュア優勝を果たし、プロ転向しました。2020-2021シーズン6勝を挙げて主戦場を米国女子ツアーに移して闘っています。
今回は古江プロが解説する「ドライバーを曲げないコツ」について解説していきます。
まっすぐ打つコツは「正面衝突」
ドライバーがまっすぐ飛ぶためには、クラブのヘッドとボールがスクエアで当たることが必要です。自分の癖やスイングの軌道によってインサイドもしくはアウトサイドからクラブが出てしまう事で、フックやスライス軌道になります。
古江プロは「そのために一番大切な事はアドレスで、身体の向きとボールの位置、高さを気にすること」と語っています。古江プロも、無意識のうちにアドレスで右足が前に出てしまう事があるそうで、日によって調整の仕方を変えていると言っています。
軸をキープするために意識していること
アマチュアの方は、テークバック時に右足に乗りすぎてしまうことが多いと古江プロは言っています。重心は、体の中心に感じつつも右足と左足に体重移動していく感覚を持つように指導しています。
体重移動は、足の裏より股関節で受けるように意識するとスウェーで体が流れにくく、また回転しやすくなります。テークバックの時には右股関節に、フィニッシュの時には左股関節に体重を移動するように意識することが大切と古江プロは言います。
いかがでしょうか?体重移動の感覚を掴んで、気持ちの良い第一打を打てるようになりましょう!