柔道には「袈裟」「四方」「裏」以外の抑え込み技もあることはご存知ですか?今回は一風変わった形から入る「肩固め」「浮固め」について解説します。
肩固め 足はいろんな形に変えていい
肩固めの抑え方から説明します。相手の腕を顔の前に持ってきて首の後ろに腕を回す形が肩固めになります。
手は縦四方固めのように手を合わせるような感じにして手を組みます。おでこを畳につけるような形で、相手の体に近い片方の足は正座のような形にします。もう片方は真横に広げる体勢で抑え込む形が肩固めの形になります。
手や上半身の感じは変わらないですが、足の形を先ほどは正座の形と真横の形と説明しましたが、足の形は袈裟固めのような形になっても抑え込みになりますし、両方正座の形になっても抑え込みの形になります。
足の形は相手の動きに応じて変えていいです。抑え込みの形は変わりません。
腕ひしぎ十字固めからの連絡技、浮固め
浮固めの抑え方について説明します。試合や乱取りでは見られることが少ない技の一つです。
腕ひしぎ十字固めという関節技、肘関節を取る技がありますが技の途中で相手が肘関節を取られたくないと守っている状態で、ここから腕ひしぎ十字固めに行く方法もあります。
相手の関節を取りに行く形で、手を入れながら自分の襟を持つ反対の手で相手の道衣の裾を持ちながら、顔の方にある足を後ろ側に持っていくと、浮固めの形になり押さえ込みの状態になります。
手を離した状態で腕を取れれば腕ひしぎ十字固めになりますし、相手が頑張って堪えて技へ行けない場合、自分の襟を持って反対の手で、相手のズボンを持ちながら相手の頭の方の足を後ろへ、どかしてあげるとこれで「浮固め」という抑え込み技になります。
まとめ
今回は「肩固め」と「浮固め」について説明しました。抑え込み技は全部で10種類あるので抑え込み技、各技を練習してみてください。
上記の文章を参考に実際に「肩固め」「浮固め」の練習をしてみましょう! それでは動画をご覧ください!
参照元:【変わった抑込技を知っていますか?】肩固と浮固について解説します。#柔道 #judo #抑込技 #寝技 #osaekomiwaza #newaza #肩固 #浮固