今回ご紹介するのは、「セミトスの打ち分け」についてです。
ライト側へのターン打ちと、レフト側へのクロス打ちの2種類の打ち分けについてご紹介していくので、たくさんの打ち方を学んで、試合中の得点へとつなげていきましょう。
ボールを捉える位置を変えて打つ方法1
打ち分けには、2つの方法があるといわれています。
ひとつめは、ボールの捉える位置を変えることです。
ボールを捉える位置を変えて打ち分けるには、右利きの場合、自分の左側(左肩前)にボールを持っていけば、ライト側へのターン方向へとボールが飛んでいきます。
また、右肩前にボールを持っていけば、レフト側のクロス方向へとボールが飛んでいきます。
最も簡単に打ち分けられる方法ではあるのですが、対戦相手へ読まれやすいという弱点もあります。
ボールを捉える位置を変えて打つ方法2
ふたつめの打ち分け方法は、ボールの右側を叩いてライト側のターン方向へと飛ばし、ボールの左側を叩いて、レフト側のクロス方向へと飛ばすという方法です。
センターから打つ場合、距離が長くないのでボールの横を叩きすぎるとアウトになってしまうおそれがあるので注意しましょう。
ボールを叩くときには、ななめ右側、またはななめ左側を叩くとよいです。
また、ブロックアウトを取りたいときには、思い切り外側を叩いて出していくという方法もあります。
打ち分けのメリットと大切なポイント
トスが短かったり、流れたりと、どんな場合でも自分の意思でコースを変えていけるので、トスに左右されずに打つことができるというメリットがあります。
一方で、自分の状況判断や相手のブロック状況を見るという判断が大切になってくるので、その点も意識しておこなうようにしましょう。
たくさんの打つ方法を身に付けることによって、自分の中の選択肢が増えて、試合中もさまざまな方法で得点をとることができるようになります。
今回のポイントを再度確認して、さまざまな打ち分けを習得していきましょう。
以下の動画で練習内容を確認してみてください。
動画引用元:【バレーボールスパイク】セミトス【打ち分け】