まだバレーボールをはじめたばかりの初心者の方で、オーバーパスがうまくできないと悩んでいる方はいませんか?
今回はプロの選手が教える、子供向けのオーバーパス練習法についてご紹介していきます。
オーバーパス練習1
オーバーパスは、ボールの近くに体をもっていくことがとても大切です。
その感覚をつかむために、ヘディング練習をおこなっていきます。
相手にボールを投げてもらったら、ボールの下に入り、ヘディングで返します。
ボールがどこに落ちていくかを想定し、そこに向かって足を動かしていくことがポイントです。
ボールの真下へ入って、しっかり頭でボールを返していきましょう。
オーバーパス練習2
続いて、オーバーパスをきれいに遠くへ飛ばすために役立つ、体のバネをつかった練習をしていきます。
相手から投げてもらったボールを、ワンバウンドしてからおでこの前で両手でキャッチします。
ボールをとったらその場でしゃがんで、下からの力をつかって立ち上がり、ボールを投げてくれた相手へと返します。
このとき、前に出ている足のかかとをグッと踏み込んで、下から伝わってくる力をつかって返すようにしてみましょう。
ボールを相手に返したあと、両手をダラーっと下げてしまったり、手をクロスしてしまったりしないように注意してください。
しっかりと相手にボールが届くまで、責任をもってボールを送り込んであげることが大切です。
膝、肘、股関節、手首のバネをつかえると、ボールをきれいに飛ばすことができますよ。
ここまでの練習内容を、一度動画で確認してみましょう。
動画引用元:子ども向けバレーボール練習方法(指導 大山加奈さん 大山未希さん)
まとめ
元全日本女子バレーボール代表の大山加奈選手と、元ビーチバレー選手の大山未希選手の二人が教える、オーバーパスの練習についてご紹介しました。
バレーボールをはじめたばかりの子供向けの練習内容となっているので、初心者の方はぜひ参考にしてみてくださいね。