2023年に開催された第95回記念選抜高等学校野球大会では、山梨県代表の「山梨学院」が兵庫県代表の「報徳学園」に7対3で勝利し、初優勝しました。山梨県勢の優勝は、春夏の甲子園を通じて初めてのため話題となりました。

山梨学院の最速140キロ右腕のエース林謙吾投手や、1年生から4番を担うスラッガー高橋海翔選手が活躍し、今後も期待されています。林投手や高橋選手以外にも進藤選手や佐中選手も勝利に貢献しました。

本記事では山梨学院が打撃で意識していた「リスト強化」で飛距離を生む練習方法についてご紹介します。打球が遠くに飛ばない選手はぜひ参考にしてみてください。

縄跳びを使ったリスト強化練習

はじめに、動画をご覧ください。

【選抜出場濃厚】関東大会準優勝の秘訣は参考にしたい工夫だらけの練習

動画の1:48-1:59で実施している縄跳びを使ったトレーニングを詳しく見ていきましょう。必要な道具は縄跳びだけなので、簡単に始めることができます。

練習方法

1.重たくて太めの縄跳びを準備する

2.1分65～75回のペースで前跳びを5分続ける

太くて重量感がある縄跳びがない場合は、通常の縄跳びでチャレンジしましょう。

さらに縄跳びのトレーニングは、有酸素運動でもあるのでリスト強化だけでなく体力アップも期待できることにくわえて、下半身も鍛えることができるので効果的なトレーニングと言えます。

文末に掲載している動画内では鈴木選手がインタビューでリスト強化練習を行ったしたことで打率が上がったと答えています。(5:40-6:02)バッティングで飛距離を出すためには、背筋や下半身の筋力に注目しやすいですが、「手首」も鍛えることがおすすめです。

今回ご紹介した動画では、その他にも山梨学院ならではの工夫した練習メニューを見られます。日本一の高校が取り入れる練習を参考にレベルアップを目指しましょう。

こちらの動画もご覧ください。

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