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広陵高校 伝統の守備 大事なことは日々の基礎練習 やり方とポイント

広陵高校 伝統の守備 大事なことは日々の基礎練習 やり方とポイント

本記事では、2023年に開催された第95回記念選抜高等学校野球大会に出場した広陵高校の伝統の守備力を支える日々の基礎練習をご紹介します。

2023年のセンバツ(春の甲子園)では、2年生エースの高尾響投手や俊足を武器に1番センターを務めた田上夏衣選手、パワフルな打撃で「広陵のボンズ」とも呼ばれる真鍋彗選手らを擁して、ベスト4まで勝ち進みました。

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広陵高校の強さを支える守備力。その守備力は日々の基礎練習によって鍛え上げられています。今回は広陵高校の数ある守備の基礎練習から2種類のメニューを紹介します。

ハードルを使ったノック

まずは、ハードルを使ったノックをご紹介します。(1:17〜1:33)ノッカーがバットでボールを打つミートの瞬間と、ハードルを飛び越えて着地する瞬間を合わせるように意識します。打球に向かう一歩目を、ノッカーが打球を打つ前から出していくことが理想の状態になります。

通常のノックにハードルを飛び越える動作を加えることで「間」を作る感覚を養います。ハードルを飛ぶことに意識を向けすぎず、自然な流れの中でハードルを飛び越え、打球に対する間を作れるように、反復練習を行っていきましょう。

アメリカンノック

次に、外野のアメリカンノックをご紹介します。(1:34〜1:40)アメリカンノックとは、ノックの受け手を「レフトからライトへ」というように基準を決めて走らせながら、フライやゴロをキャッチさせるノックのことを言います。

ダッシュを繰り返し行うハードな練習のため、「こなす」意識となってしまいがちですが、何のためにアメリカンノックを行っているのか、その目的を忘れずに取り組むことが重要です。

このアメリカンノックは、走りながらの捕球の技術向上や脚力や持久力などさまざまな練習の効果を持ち合わせています。特に通常の外野ノックに比べて、最短距離で打球に向かうという、外野手にとって重要な技術を身につけやすい練習です。

今回は、毎年高い守備力を誇る広陵高校の基礎練習を2つご紹介しました。甲子園で勝ち進むための堅実な守備も華やかなファインプレーも、日々の基礎練習によって生まれています。

そして、その基礎練習を「何のために行っているのか」と目的を意識しながら繰り返し行うことが重要です。ぜひ広陵高校の守備練習のやり方とポイントを参考にしてみてはいかがでしょうか。

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