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仙台育英 飛距離と打球速度にこだわる ロングティーのやり方

仙台育英 飛距離と打球速度にこだわる ロングティーのやり方

本記事では、2023年に開催された第95回記念選抜高等学校野球大会に出場した仙台育英の打撃力の土台となっているロングティーの練習方法について紹介します。

2023年のセンバツ(春の甲子園)では、直球とスライダーのコンビネーションが抜群の湯田統真投手や山田 脩也選手と橋本航河選手の俊足巧打の1・2番コンビを擁して、慶應義塾高校に勝利するなど、ベスト8まで勝ち進みました。

毎年総合力の高いチーム作りを行っている仙台育英ですが、今回はその打撃力に注目します。2022年、夏の甲子園で初優勝を成し遂げた仙台育英のロングティーの練習方法はいったいどのようなものなのでしょうか。

飛距離と打球速度こだわる

仙台育英のロングティーは打球速度と飛距離とにこだわり、とにかくフルスイングで強くスイングすることを心がけています。また、バッティングの出力を上げることで、よりスケールの大きなバッティングに成長することを目的に置いているのも特徴です。そのため、仙台育英ではロングティーを特に冬の時期の練習で多く行います。

遠くに飛ばすロングティーの打ち方

ロングティーで遠くに飛ばすためには、フォロースルーを大きくすることが重要です。この時、フォロースルーを大きくとろうとするのではなく、テイクバックを大きく取る意識を持つことがおすすめです。(動画 0:20〜)テイクバックを大きく取ることで、自然とフォロースルーも大きくなります。

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また、テイクバックを大きく取ることで、バットがダウンスイングの軌道になることを防ぎ、ボールを線で捕らえるスイング軌道にすることできます。

テイクバックを大きく取るロングティーの注意点

テイクバックを大きく取るスイングでロングティーを行う場合は、「この打ち方をそのまま実戦で行うわけではない」ということを頭に入れておかなければなりません。遠くに飛ばそうとミートポイントを前に置き過ぎたり、テイクバックを大きく取ると、実戦で確実性の高い打撃を行いづらくなってしまいます。あくまでロングティーでは、出力を上げるための練習であることを忘れずに取り組むことが大切です。

今回は、仙台育英のロングティーに対する考え方と遠くに飛ばす打ち方を紹介しました。ロングティーでバッティングの出力を上げ、各選手がスケールアップすることで強豪ひしめく甲子園でも打ち勝つことのできるチーム全体の打撃力を育成しています。

打撃練習のひとつとして、取り入れられることが多いロングティー。仙台育英の飛距離と打球速度にこだわるロングティーのやり方を取り入れて、さらなるバッティングのレベルアップを目指してみてはいかがでしょうか。

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