三笘薫ドリブルのスピードを向上させる「蹴り足」の使い方

本記事では、三笘薫選手のドリブルのスピードを向上させるための「蹴り足」の使い方について解説します。

プレミアリーグ・ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC所属する三笘薫選手は、スピードと技術を兼ね備えたドリブルを武器に、2022年のカタールW杯では全試合で途中出場から流れを変える活躍をし、チームのベスト16進出に大きく貢献しました。

三笘薫選手のドリブルのスキルから学べることは数多くあります。そのひとつが、「蹴り足」の使い方です。蹴り足の使い方を工夫することで、ボールを受けてからすぐに加速しすることができます。ぜひ、今回ご紹介する三笘薫選手の「蹴り足」の使い方を参考にして、ドリブルの練習に取り組んでください。

「ヨーイドン」の足の使い方をする

ドリブルの時の足の使い方で意識するべきなのは、陸上の短距離走でのスタートのスタンディングスタートの「ヨーイドン」の形です。「ヨーイドン」でスタートする、片方の足を後ろに引いて、その後ろ足を蹴って勢いよくスタートする形をサッカーのプレーに再現することで、プレーのスピードは大きく向上します。

サッカーのドリブルにおいて、「ヨーイドン」の足の使い方を取り入れるには、ボールを蹴る利き足を「ヨーイドン」の後ろ足として、強く地面を蹴るようにするとよいでしょう。

ボールを蹴る時に身体を支える足を軸足と呼び、その足を前に進めることでドリブルのスピードを上げていくのではなく、後ろ足となる「蹴り足」で強く地面を蹴ることで、陸上のスタートと同じフォームで速く走り出すことができます。（動画3:56〜）

本記事では、蹴り足の使い方に焦点を当てて解説しましたが、サッカー技術の向上には継続的なトレーニングと練習が欠かせません。今回の「蹴り足」においては、この蹴り足の使い方に脚や下半身全体のフィジカルトレーニングによる筋力アップが加わることで、ドリブルのスピードは大きく向上します。

「ヨーイドン」の足の使い方を取り入れることで、ドリブルのスピードは大きく向上します。ぜひ、三笘薫選手の動画で動きを参考にしながら、今回ご紹介したポイントを参考にして練習に取り組んでみてください。