FIVBワールドカップ女子大会が始まり、日本女子代表チーム「火の鳥NIPPON」が、パリ五輪へのたった2枚の切符をかけた熾烈な戦いが繰り広げられています。新キャプテンに就任した古賀紗理那選手を筆頭に、力強いスパイクで得点量産する井上愛里沙選手や石川真佑選手らの活躍が期待されており、快進撃に注目したいです!
本記事では、ワールドカップでも活躍中の井上愛里沙選手についてご紹介します。井上選手は、強打に軟打、さらに広角に打ち分ける技術が武器でバックアタックも得意とするアウトサイドヒッターです。
はじめに井上選手の動画をご覧ください。
井上選手が得意とする強打と軟打
動画でもあるように井上選手は強烈な強打の他に相手の守備を崩す軟打を打ち分けています。強打で奥の強いスパイクを意識させ、バックセンターの前に軟打を落とす攻撃に繋げています。
強打では、持ち前のコントロールでブロックの間を抜いたり、相手の守備が薄いところを狙ったりと相手チームを翻弄しています。
攻撃パターンを増やしたい選手やチームは、井上選手のように強打と軟打を効果的に出し入れすることがおすすめです。強打と軟打を使い分けることで、得点を決めやすくなるため、相手チームのポジショニングを確認しながら攻撃のバリエーションを増やしましょう。
軟打を打つときもできる限り強打と同じフォームで打つことを意識してみてください。
広角に打ち分ける技術
井上選手は広角にスパイクを打ち分ける技術も長けており、得点力が高い選手です。ストレートはもちろんのこと、鋭角なコースのクロス打ちも光ります。
現時点(2023年9月23日)でワールドカップの得点数がチーム2位と好調な井上選手。今後の活躍にも注目が集まります。
さまざまな攻撃パターンを身に付けたい選手は、井上選手を参考にすると良いでしょう。硬軟を織り交ぜ、さらには広角に打ち分ける技術を身に付ければ自ずと得点率も上がります。得点率を上げてチームを勝利へと導きましょう!