日本で開催される唯一の米LPGAツアー、TOTOジャパンクラシックにて強豪を退けて、今期初優勝を飾った稲見萌寧選手。2020年東京オリンピック代表として出場し銀メダルを獲得、プロ通算13勝の実績で2024年には米ツアー参戦を表明し話題となりました。
そんな稲見選手が教えるレッスン動画から「7番アイアンの上達のコツ」について詳しく解説していきます。ぜひ参考にしてください!
ポイント①女性は反り腰で構えていないか?
どのクラブでも基本的に振る時の癖は一緒ですが、クラブが長くなるにつれて、身体が遠心力に負けることがあり難易度が上がります。初心者の方や、まだ安定したショットが打てない方はスイングの基礎を固める目的で、ドライバーではなく7番アイアンなどで練習しましょう。
特に女性ゴルファーの場合、アドレス時に反り腰になり、テークバックするにつれてクラブと反対方向に上半身を動かしてしまう方が多くいます。クラブの重さに負けず、体の回転力を生かして飛ばすために、頭の位置を動かさずにスイングできる事が理想です。
ポイント②ハーフショットを大きくしたスイングを
アマチュアの方は、球が大きく曲がってしまう事を嫌がるためにスイングが小さくなる傾向があります。小さいスイングだと、振ることに意識が集中しすぎてクラブが遅れてしまう事があります。
振り遅れるからフェースが右を向き、結果ボールは右へ飛んでいく。 これを気にしすぎると、手打ちでダフって左へ。と悪循環に陥ってしまいます。
スイングを安定させるコツは、ハーフショットと力感を変えずに、それを大きくしたスイングをすること、そして体が回ると同時に手も一緒についてくるスイングが出来ると、7番アイアンがまっすぐ飛ぶようになります。
ポイント③自分の想像よりも体の癖がある事を理解する
コースに出ていても、気づかないうちに右に向いたり左に向いて打っている事はありませんか?稲見プロは、動画内において仕切りにゴルファーの左肩の向きを指摘していますが、打っている本人は正しい方向を向いてアドレスしたつもりになっています。
このように、自分のイメージと客観的に見た理想の姿にギャップがある場合があります。どうなっているかわからない方は、レッスンプロの指導を受けたり、動画を取って正しいスイングと見比べたりする事も、上達には必要かもしれません。
いかがでしょうか?
プロの意見も参考に、ゴルフ上達に向けて頑張りましょう!
それでは動画をご覧ください。