申ジエ選手元世界女王が教えるドライバー安定の秘訣｜女子プロゴルフアドレスヘッドアップ

2023年6月、アース・モンダミンカップで優勝し、国内ツアー30勝目を飾った申ジエ選手。2009年には、米ツアーの賞金女王を獲得、翌年には世界ランキング1位にも到達した経歴を持ち、今年も賞金ランキング上位に名を連ねる安定感のあるベテラン選手です。

本記事では、申ジエ選手の安定感あるドライバーショットの秘訣について、最後の動画を元に解説します。最初の一打に悩んでいる方は、ぜひ参考にしてください！

安定感のあるドライバースイングのコツとは

普段のドライバースイングでは、どのような点に気をつけて振っているのでしょうか？各ポイントに分けて、申ジエ選手の考え方をご紹介します。

アドレスのポイントはつま先重心です。

つま先体重にすると、”上半身と下半身を分離”してスイングが出来るため、リズムも良くなり安定します。逆にカカト体重でバックスイングすると軸がブレやすくなってしまいます。

そして試合中でも1打につき3、4回ほどアドレス時に前を見ていると語る申ジエ選手。前を見る事で、ボールが飛んでいく方向のイメージが掴むことが目的です。

試合で緊張すると、スイングのタイミングが早くなってきます。リズムを崩さないために、バックスイングで右足に体重をのせて、フィニッシュで左足に乗せる素振りを行います。素振りでリズムを取り戻せば、バランスも良くなり、タイミングも良くなります。

ヘッドアップを抑えるポイントは2つ、”呼吸”と”お腹の力”です。アドレスで構えると同時に息を吐いて、お腹に力を入れたままキープします。お腹の意識を保ったままスイングすると、インパクトまでヘッドを低く保つ事ができ、ヘッドアップを防ぐ事が出来ます。

いかがでしょうか？まずは出来ることを一つずつ意識して練習してみましょう！