バレーボール日本男子代表の主力として活躍する西田有志選手は、その高い技術と勝負強さで知られています。1998年生まれの西田選手は、ポジションはアウトサイドヒッターで、攻守にわたるバランスの取れたプレースタイルが特徴。特に西田選手のスパイクは、日本代表の得点源として欠かせない存在となっています。
西田有志選手のスパイクの特徴
西田選手のスパイクは、バレーボール選手の中では身長が低い方ではありますが、高い打点が際立っています。高い打点を実現できるのは、優れたジャンプ力とタイミングの良さによるもので、高い打点から強烈なスパイクを放ちます。また、彼のスパイクは非常に正確で、相手コートの隅々を狙うことができます。さらに、速さとパワーを兼ね備えた彼のスパイクは、相手ブロッカーを翻弄し、確実に得点につなげることが多いです。
ブロックアウトを狙ったスパイク
西田選手は、ブロックアウトを狙ったスパイクにも長けています。ブロックアウトとは、相手のブロックにわざとボールを当ててアウトさせ、得点を獲得するプレーです。西田選手は相手ブロッカーの手の位置やフォーメーションを瞬時に判断し、ボールをブロックの外側や上部に打ち込むことで、効果的にブロックアウトを狙います。この技術は、相手の堅いブロックに対しても得点を獲得することができるため、非常に有効と言えるでしょう。
ブロックアウトを狙ったスパイクのフォーム
- 左腕は振り上げずに前からスタート
- 右の肩はネット方向に向ける
- 肘先行のアームスイング
- 右腕はコンパクトにへそのあたりにたたむ
- 肘が伸びきる直前でボールをとらえる
- 左手と右足の体軸が直線になる
- ゼロポジション(腕が伸びきった位置)でボールをリリース
最後の動画からもわかるように、西田選手の肩の可動域はとても広く、スパイクやサーブにおいて強力な打球を放つことはもちろん、さまざまなコースに打つことも可能です。ブロックの動きや相手のフォーメーションを確認して、とっさにコースを変えたとしても得点に繋げていることがわかります。
西田選手のようなスパイクを習得するためには、フォームを参考にし日々のストレッチなども入念に取り組むことがおすすめです!
それでは動画をご覧ください。