茨城県出身、鹿島のジュニアユースから鹿島アントラーズに入団した染野唯月選手。高校2年時には尚志高校で全国高校サッカー選手権大会に出場し、得点王を取る活躍をしました。プロデビューは2020年鹿島アントラーズでしたが、現在は東京ヴェルディへ期限付き移籍中です。その中で東京ヴェルディJ1昇格をかけたプレーオフ決勝戦でも試合を決定づける大活躍をするなど注目を集めています。

2024年3月に発表されたU-23のメンバーにも名を連ね、これからの日本代表を背負う逸材としても期待されています。

染野選手の活躍シーンはこちらです。

今回は、そんな染野選手について解説していきます。

FWとしての自覚

高校2年の選手権の時、対青森山田戦にてハットトリックを決めた染野選手ですが、それまでは得点を取るFWではなくボランチだった染野選手。最初はあまり実感がなかったそうですが、徐々にFWとしての自覚が芽生えると、ゴール前への入り方や回数など得点を取るための方法を深く考えるようになったそうです。

ゴール前の良いポジションでボールをもらい、シュートし得点に繋げることにこだわりを持つ染野選手は、点が取れるFWとして鹿島で腕を磨いていきました。

2年所属した鹿島を離れる決断

高校卒業後から所属していた鹿島を離れる決断をした染野選手ですが、東京ヴェルディへの移籍に関して「環境を変えてサッカーをしたい」と思ったのがきっかけだと染野選手は語っています。

ジュニア時代から関わっている鹿島を離れることに関して、色々と悩む決断であったと話す染野選手ですが、東京ヴェルディでしっかりと結果を残していきたいと語っています。

その意気込みは結果にも現れており、鹿島時代は出場38試合でわずか1得点でしたが、2022〜2023年東京ヴェルディでは出場34試合10得点、そして代表選出と成長を示すこととなりました。

U-23での活躍は、将来のA代表への繋がる道となります。ぜひ染野選手には、2024年代表での活躍から、さらなる成長と進化を見せつけて欲しいですね！

それでは、動画をご覧ください。