松山英樹プロは、2月に行われた米男子プロゴルフツアージェネシス招待を、最終ラウンドを9バーディの62で回り6打差を逆転して優勝を飾りました。今年から格上げされた大会の一つで優勝賞金6億と注目を集めた大会でしたが、最終日にベストスコアを出す集中力で22年1月ぶりの米ツアー9勝目を挙げました。
これにより、世界ランクも55位から20位(2024年2月20日現在)に浮上し、パリ出場基準である世界ランク16位以下の同国上位2人にて一歩抜き出た形になりました。
今回はその松山プロが語るドライバーの進化したポイントについて解説していきます。
こだわるドライバー選びについて
松山プロはドライバーの選び方は、ヘッドに対してのシャフト選びにこだわると語っています。松山プロのドライバーのシャフトは80g台と一般的に使うクラブよりも重めです。シャフトの重さを使ってテークバックを上げるため、軽いとタイミングが取れないと言います。
柔らかいシャフトは、スイング時にトゥダウンを起こすことから、現在は比較的硬めのシャフトを利用しているそうです。その中でも、アイアンのように打てるTOUR-AD-XC-8を愛用していると語っています。
飛ばしたい時のドライバーのポイント
コースによっては、よりドライバーの飛距離にこだわって打つ場面があります。安定感を求めて肩幅くらいに構えるスタンスを、半足ずつ左右に広げます。そして、体重移動の横幅を少しとってからトップ方向へクラブを上げると同時に、右股関節を中心に捻ります。
松山プロの感覚では、方向性を重視するスイングの体重移動よりは「横にずらす」と表現しており、体重移動の幅をとって飛距離に繋げる打ち方をしていると語っています。
いかがでしょうか?松山プロは自分のスイングの特徴を理解したクラブ選びとドライバースイングを行っているのがわかりますね。体格やスイングスピードは違っても、考え方は勉強になりますね。
ぜひ参考にしてみてください。
それでは、動画をご覧ください。