女子プロゴルフで2年連続年間女王の座を獲得した山下美夢有プロ。日本勢として、初めてシーズン平均ストローク60台を記録し、2022年9月「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」では、最小ストロークの60をマークするほど、安定した技術をもっています。パーオンしないホールでパーかそれ以上のスコアを獲得する「リカバリー率」の指標にて2020-2021シーズンは脅威の70%超えの1位を獲得。今年度も2位につけるなどアプローチとパターのレベルが高いことがわかります。
今回は、山下プロが考えるパッティングのポイントについて解説していきます。各ホールで1打ずつ縮めたい方、ぜひ参考にしてください!
初心者がやりがちなパターのポイント
ドライバーで250yd飛ぶ1打と、ショートパットを外す1打は、距離は違いますがスコアに及ぼす影響は一緒です。それだけ重要なパッティングが上手くいかない初心者の方は、このようなポイントを意識してみましょう。
- バックスイングが大きすぎないか?
- 強気な球を打ちすぎていないか?
- パターは他のクラブよりも打ちやすく簡単だと考えていないか?
ピンまで遠い位置に乗ってしまった場合、距離を出そうとバックスイングを大きく取ってしまう場合があります。大きく取ると、それだけスイングがブレる可能性が高くなり、しっかりミートが出来ません。
また、カップを超える球でないと入らないからと強く打ちすぎているパターンもあります。まずは、カップに少しでも近づける球を打てるようにしっかりミートさせる事を心がけましょう。
カップに入れることを考えずにストロークだけ意識する
山下プロは、アマチュアの方はカップを見てしまう方が多いと言います。しっかりとストロークを意識した方が安定するため、カップに入れる事はあまり考えずに素振りと同じストロークをすることだけ考えた方が良いと語っています。
そうすることで、カップを見たい気持ちから上体が動いてしまう事を減らし、プッシュアウトなどのミスショットを減らすことができると言っています。
いかがでしょうか?このパターの一打1を大切に練習してみましょう!
それでは、動画をご覧ください。