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氷上に咲く情熱の笑顔 ― 三浦璃来、絆の力で挑む国際大会最高峰の舞台

氷上に咲く情熱の笑顔 ― 三浦璃来、絆の力で挑む国際大会最高峰の舞台

三浦璃来(みうら りく)選手は、木原龍一選手との「りくりゅう」ペアで知られる、日本ペアフィギュア界の歴史を塗り替え続けるトップスケーターです。2023年と2025年の世界選手権を制し、名実ともに世界女王として自身3度目となる2026年ミラノ冬季国際大会に挑みます。氷上を圧巻のスピードで駆け抜け、再び世界の頂点を射止めることが期待されています。


■プロフィールと基本情報

項目内容
氏名三浦 璃来(みうら りく)
生年月日2001年12月17日
出身地兵庫県宝塚市
身長145cm
所属木下グループ
パートナー木原 龍一
練習拠点カナダ・オークビル(カナダ・エリート・フィギュアスケート・アカデミー)
主なコーチブルーノ・マルコット、メーガン・デュハメル

三浦選手は、小柄ながらもダイナミックな演技と、見る者を幸せにする太陽のような笑顔が魅力の選手です。現在はカナダを拠点に、世界最高峰の技術と表現力を磨き続けています。


■来歴:シングルからペアへ、運命のパートナーとの出会い

三浦選手のスケート人生は5歳の時に始まりました。当初はシングル選手として活動していましたが、中学生の頃に転機が訪れます。

  • ペアへの転向: 2015年、同じ練習拠点だった選手とペアを結成。シングルとは異なる「二人で一つ」の演技の難しさと楽しさに目覚め、本格的にペアとしてのキャリアをスタートさせました。
  • 挫折と模索: ジュニアクラスで全日本選手権2連覇を果たすなど実績を積むものの、その後ペアを解消。一時は競技続行に悩む時期もありましたが、彼女の情熱は潰えませんでした。
  • 「りくりゅう」結成の奇跡: 2019年、当時パートナーを探していた木原龍一選手とトライアウトを実施。滑り出した瞬間、互いに「これまでの誰とも違う」という確信を得たと言います。この出会いが、日本フィギュアスケート界の歴史を変えることとなりました。

わずか結成数ヶ月で国際大会の舞台で結果を出し始め、二人の快進撃は世界を驚かせました。


■主要大会での実績

三浦・木原ペア(通称:りくりゅう)のこれまでの歩みは、まさに「日本ペア界の初」を更新し続ける旅路でした。

  • 2021-22シーズン: 北京で開催された大規模な国際大会で、ペア日本勢初となる7位入賞を達成。団体戦でも日本のメダル獲得に大きく貢献しました。
  • 2022-23シーズン: グランプリファイナル優勝、四大陸選手権優勝、そして世界選手権優勝。ISU主要3大会すべてを制する「年間グランドスラム」という、歴史的な偉業を成し遂げました。
  • 2024-25シーズン: ボストンで開催された世界選手権で、2度目の世界王者に輝きました。怪我からの復帰戦となったシーズンでしたが、圧巻の演技で再び頂点に立ちました。
  • 2025-26シーズン(現在): 2025年12月のグランプリファイナルを自国開催で制し、勢いのまま今回のミラノ・コルティナ大会での舞台へと歩みを進めています。

■技術とパフォーマンス:圧倒的なシンクロと信頼

三浦選手の強さは、パートナーである木原選手との「深い信頼関係」に裏打ちされた技術力にあります。

1. 異次元の「ユニゾン」と「スピード」

二人の滑りは、あたかも一人の人間が滑っているかのような高い同調性(ユニゾン)を誇ります。特に、加速を落とさずに行うスケーティング技術は世界屈指であり、広いリンクを縦横無尽に駆け抜ける迫力は、他のペアを圧倒します。

2. リスクを恐れない高難度技

三浦選手の空中姿勢が非常に美しく安定しているため、スロージャンプやツイストリフトでの完成度が非常に高いのが特徴です。特に、空中で高く舞う「トリプルツイスト」は、世界最高レベルの得点を引き出す強力な武器です。

3. 精神的なタフネスと笑顔

三浦選手は非常に芯が強く、プレッシャーのかかる場面ほど持ち前の笑顔が輝きます。2025年末の全日本選手権では、ショートプログラム直前に左肩を脱臼するというアクシデントに見舞われましたが、その状況でも果敢に演技を披露しました。この「不屈の精神」こそが、大舞台で勝利を引き寄せる要因となっています。


■出場種目とライバル

【種目:ペアスケーティング】

男女が二人一組となり、息の合った演技を競います。男女が同じ動きをするシンクロ要素(ソロジャンプ、スピンなど)と、ペア特有の要素(リフト、スロー、ツイストなど)が組み合わされます。力強さと優雅さの調和が求められる、フィギュアスケートの中で最もスリリングな種目です。

【主要ライバル】

  • ミネルヴァ・ハーゼ/ニキータ・ヴォロディン組(ドイツ): 2025年の世界選手権で僅差の2位。高い技術力と安定感を誇り、今回の国際大会でも最大のライバルとなります。
  • サラ・コンティ/ニッコロ・マチー組(イタリア): 地元イタリアの期待を背負う強力なペア。開催国の熱い声援を力に変え、独創的なプログラムで表彰台の頂点を狙います。
  • ディアナ・ステラート=デュデク/マキシム・デシャン組(カナダ): 2024年世界選手権の覇者。ベテランの安定感と卓越した表現力で、再び王座奪還を狙っています。

■メダル獲得の可能性と注目ポイント

今回のミラノ・コルティナ大会において、三浦璃来選手が金メダルを獲得する可能性は非常に高いと言えます。

最大の注目点は、直前の怪我(左肩の脱臼)からの完全復活です。2025年末のアクシデント以降、懸命なリハビリと調整を続け、再び氷の上に戻ってきた彼女の滑りは、以前にも増して深みを増しています。木原選手との「僕たちの強みは、楽しい時に一番良い滑りができること」という言葉通り、二人が心から演技を楽しむことができれば、自ずと結果はついてくるでしょう。

また、イタリアの観客を魅了する表現力にも注目です。クラシックから現代的なプログラムまで完璧に演じ分ける彼女たちの「作品」としての完成度は、ジャッジからも高く評価されています。

苦難を乗り越え、より強くなった絆。三浦璃来選手がミラノの空の下、世界中のファンに届ける「最高の笑顔」と「勝利の瞬間」を、ぜひ心待ちにしましょう!

【世界フィギュアスケート選手権2025】2年ぶり2度目の優勝!ペア・フリースケーティング 三浦璃来選手/木原龍一選手 組<ノーカット>

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