今回紹介する動画は、ハンドオフのお手本となるようなシーンを紹介している動画です。ハンドオフのやり方を覚えたい方は、まずはこの動画をご参考ください。
ハンドオフは、ボールを持っている選手がタックルをかわすために片方の手で相手を突き放すプレーのことです。ステップで相手をかわすだけではなく、突き放すということも覚えるとプレーの幅は広がるでしょう。
ハンドオフで重要なことは4つです。
1:肘は伸ばす(肘を固める)
ハンドオフは腕の力で相手を押し倒すのではなく、体全体の力を相手に伝えることが重要です。なので肘は伸ばす(肘を固める)と効果的に相手に力を伝えることができます。
2:身体を相手側に傾ける
ハンドオフをする際は肩の向き(腰の向き)がゴールラインと平行になりつつ、タックラーに対しては、しっかりとこちらの力を伝えて突き放さないといけないので、自分の身体を相手側に傾けることが重要になります。
3:ハンドオフする位置はタックラーの力が集中している部分を狙う
胸でタックルしてきた場合は胸に、肩でタックルしてきたときは肩をめがけて腕を出します。そうすることでタックラーの勢いを反動にスピードを加速することも可能になります。
4:手を出すタイミングは早過ぎず、遅過ぎず
手を早く出しすぎると手をつかまれて倒されてしまいます。手を出すのが遅すぎるとそのままタックルを受けることになります。手を出すタイミングをつかむためにはフルコンタクトのゲームの中で何度もチャレンジして、成功体験を積むことが一番の近道です。
以上4つがハンドオフを成功させるために大事なポイントとなります。ぜひ実践してみてください。
では動画をご覧ください。
動画引用元:ラグビーの基礎知識タックルをかわすハンドオフ