本記事では、石川祐希選手のバックアタックを紹介します。石川選手は、イタリアのパワーバレー・ミラノ に所属しており、日本を代表する選手です。2021年から日本代表の主将を務め、エースとしての活躍も目が離せません。
石川選手ならではの工夫のあるスパイクも魅力的ですが、バックアタックの技術も高く評価されています。バックアタックを習得することで、攻撃の選択肢を増やすことができ、そしてブロックも抜きやすいというメリットもあることから、バックアタックを身につけたい選手は多いのではないでしょうか。
バックアタックの練習方法やコツを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。はじめに石川選手のバックアタックをご覧ください。
【石川祐希】思わず笑っちゃう「キックレシーブからのバックアタック」【バレーボールネーションズリーグ2023】日本 vs セルビア
はじめに、バックアタックはアタックラインを踏んではいけないので、練習をするときにもアタックラインを踏まないように注意してください。また、最初はコースなどは意識せず、ボールを前で捉えることに集中して練習に取り組みましょう!
ボールをキャッチ
最初は、バックアタックの助走の感覚を掴むために、ボールを上でキャッチします。
【ポイント】
・助走をして強い踏み込みを意識したステップをする
・ボールを前でキャッチする
・アタックラインを踏んでいないかを確認する
ボールを打つ
ボールをキャッチする練習で助走や踏み込みの確認ができたら、実際に打ってみましょう。
【ポイント】
・最後の足の向きは真っ直ぐ
・大きいフォームで打つ
バックアタックをコンビの一部として扱う場合は、前衛のコンビの中にバックアタックが組み込まれるので、後ろから前に跳んでそのコンビの一部として参加する必要があります。そのため、最後の足がブレーキをかけてしまうと、前よりも上に跳ぶ踏み込みになってしまいます。
バックアタックは、最後の足を真っ直ぐの状態で踏み込み、上に跳びつつ前に跳ぶ意識を持ちましょう。
バックアタックの練習で大切なことは、大きなフォームで打つことです。フォームが小さくなってしまうと、強い踏み込みや強いスパイクが打てないので、最初は大げさに大きなフォームで練習してみてください。
バックアタックを取り入れることで、チームとしても攻撃のバリエーションが増え、攻撃の幅が広がります。そのため、バックアタックの練習を行い、さまざまな攻撃パターンで得点に繋げましょう!
それでは動画をご覧ください。