2023年W杯日本代表にスクラムハーフとして選ばれている齋藤直人選手。3歳からラグビーを始め、地元の名門桐蔭学園に進学し、3年次には主将を務め、高校日本代表にも選ばれる実力の持ち主です。
早稲田大学に進学した後も、1年生から活躍し大学3年の秋には学生で唯一日本代表候補に選ばれるなど、若くして期待されている選手です。現在は、社会人東京サントリーサンゴリアスに所属しています。
ラグビーが上手な選手は、一体どういう生活や考え方をしているのか?今回は齋藤選手の大学時代の動画をもとに、日本代表に選ばれる選手の考え方や練習について解説していきます。
自分の強みは「常に向上心がある」
朝は5時半に起きてウエイトトレーニングをします。齋藤選手は、全身を使った瞬発力を大切にしています。身体が小さいので力は他の人に比べて出せないが、その分俊敏性や瞬発力でカバーしていかないといけないと考えトレーニングを組み立てています。
またプレーとは別に強みだと思っているのは、現状に満足せずに常に向上心を持ち続けられていることです。
ラグビーが好きということもありますが、本当に上手くなりたい一心でやっています。
監督曰く「とにかくタフ」
疲れている場面もあると思いますが、自由自在にゲームスピードをコントロールする力、ボールを取ってから投げるまでの速さが他の選手よりコンマ何秒か早いそうです。そのコンマ何秒は、判断力やフィジカル・スキル・ラグビー理解度が高いからこそ出来る彼の良さだと語っています。
自分の実力の高さもわかっていると思いますが、感心するのは努力を怠らない事です。評価に対して、現状に満足せずに課題を見つけて「 明日もっと上手くなるためにどうしようか」 をすごく考えている選手と言っています。
大学ラグビーで得た「考え抜く力」
自分が成長するために課題を見つけて、様々な人の意見を聞きながら考えて解決策を出すことができるようになったと齋藤選手は言っています。
自分は喋る方だと思っているが、聞く耳も大切にしていて、自分で判断する部分と他から情報をもらい判断する部分を作る事で、よりプレーの選択肢が広がるなということに気づいたと話しています。
いかがでしょうか?
トップにはトップたる考え方・行動があります。小さな事でも何か一つ変えてラグビーのレベルが上がるといいですね!
それでは動画をご覧ください。