バレーボールの試合に出たいという選手は多いでしょう。「試合に出るためには何人の中に入れば良いの?」「ポジションの役割や適性は?」という疑問を持つ選手や指導者の方は多いのではないでしょうか。
本記事ではバレーボールのポジションについてなど詳しくご紹介します。バレーボール初心者だけではなく、ポジションについて詳しく知りたい選手や指導者の方はぜひ参考にしてみてください。
試合に出るには何人の中に入れば良い?
大会のルールなどで前後することはありますが、基本的に「14人」の中に入ることを目指しましょう。大会の中では、12人や18人になることもありますので大会要項などを確認することが大切です。
14人の場合は、リベロの選手を2名登録することが可能。12人の場合はリベロ1名を登録できます。リベロを狙う選手は、人数に制限があるのでできるだけレギュラーを目指して練習に取り組んでみてください!
確実に試合でプレーするためには何人の中に入れば良い?
登録メンバーに入っただけでは確実に試合に出られるとは限りません。バレーボールのスターティングメンバーは6人、プラスリベロの選手が1~2名ですが、スターティングメンバーに入れなかったとしても出場できるチャンスはあります!
バレーボールはセットで6回メンバーチェンジができます。そのため、ベンチ入りできれば出場できる機会はあるでしょう。
メンバーチェンジのルール
一度交代して再度交代する場合は、同じ選手しかできず、この交代は1回しかできません。リベロの選手は、1ラリー終われば何度でも変わることができます。また、リベロはバックであればどこのポジションでも変更可能です。
ポジション名と特徴
自分はどこのポジションが向いているのか、という悩みを持つ選手もいるでしょう。ポジションと特徴について見ていきましょう。
レフトとライトはアウトサイドヒッター(OH)と呼ばれ、ライトで攻撃専門の選手をオポジット(OP)と呼びます。センターポジションはミドルブロッカー(MB)。セッターとリベロはそのままのポジション名です。
アウトサイドヒッターは、オポジットがいる場合レフト2枚とライト1枚で構成され、速いトス・オープントス・2段トスを打つことを要求されます。また、サーブレシーブ・ディグも要求されるポジションです。
女子バレーボール日本代表チームで例えると、石川真佑選手や古賀紗理那選手、男子バレーボール日本代表チームでは、石川祐希選手や高橋藍選手です。
ミドルブロッカーは、コートの真ん中に位置し通常は、スタメンの内の2名。ブロックの中心的な役割を担い、相手のすべてのスパイクに対してブロックを跳びます。攻撃面では、クイックを要求されることが多く、ローテーションでバックに行ったときにリベロと交代する可能性が高いです。
セッターはコートのライト側に位置することが多く、スパイカーにトスを上げるポジションです。攻撃の組み立てを考えるなどチームの頭脳的な役割と言えるでしょう。
リベロは1998年に正式導入されたポジションで、攻撃には参加できず後衛の守備専門です。リベロの選手は、身長が低い選手でも活躍できるポジションなので、守備が得意な選手で身長が低い選手はスタメンを狙いやすいかもしれません。
ポジションの特性を理解し、スタメンを勝ち取りましょう!
それでは動画をご覧ください。