近年注目されているハイブリッドサーブ。日本男子代表チームの関田誠大選手が取り入れていることで話題となりました。本記事では、ハイブリッドサーブの打ち方やポイントについて詳しくご紹介します。
ハイブリッドサーブとは
ハイブリッドサーブとは、「ジャンプサーブ」と「ジャンプフローターサーブ」を状況次第で打ち分けるサーブのことを指します。サーブを打つ直前までどちらのサーブを打つか分からないため、レシーブする側としてはとても取りにくいです。
特に男子バレーでは、フローターサーブはオーバーカットすることが多く、ドライブサーブは回転がかかっているのでアンダーでとることが多いです。ハイブリッドサーブを使うことで、毎回オーバーなのかアンダーなのかを惑わすことができるため、打つ選手が増えているのです。
今回は、ジャンプフローターサーブとジャンプドライブサーブの打ち分ける方法とポイントについて解説します。ハイブリッドサーブを習得したい選手は、ぜひ参考にしてみてください。
ハイブリッドサーブ ジャンプフローターサーブ
フローターサーブは、ボールに対して素直に力を加えて無回転で飛んでいくサーブ。無回転サーブはボールが回転しないことにより、空気抵抗を受けて予測不能な動きをするサーブです。身長が低い選手でも打つことができ、打ち方をマスターすると大きな武器となります。
ハイブリッドサーブ ジャンプドライブサーブ
ドライブサーブは、打つ瞬間に手首を使ってボールに強烈な回転をかけるサーブ。強烈なドライブ回転により、レシーバーの手前で落ちる軌道を描くので取りにくいサーブの1つです。
ハイブリッドサーブのポイント
トスを上げてから踏み込むとフローターサーブではないことが相手にわかってしまうので、トスを上げるのと同時に踏み込みましょう。ドライブを打つときもフローターサーブと同じフォームで踏み込むことが大切です。
ハイブリッドサーブを打つときは、スパイクを打つときのように、バックスイングをしっかりとして高くジャンプするようにしましょう。また、打つ前にフローターを打つのか、ドライブを打つのかを決めることで悩まずに打ち抜けるため、どちらを打つのかを最初に決めることが重要です。
動画ではハイブリッドサーブについて詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。