FIVBワールドカップ女子大会が始まり、日本女子代表チーム「火の鳥NIPPON」が、パリ五輪へのたった2枚の切符をかけた熾烈な戦いが繰り広げられています。新キャプテンに就任した古賀紗理那選手を筆頭に、力強いスパイクで得点量産する井上愛里沙選手や石川真佑選手らの活躍が期待されており、快進撃に注目したいです!
本記事では、2023年Vリーグで日本人最多得点記録を更新した石川真佑選手のフェイントについてご紹介します。
石川選手は、身長1m73cmとアタッカーとしては小柄な選手ですが、強烈なスパイクや意表を突くフェイントなどを武器とし、日本トップクラスの高い得点力を誇っています。 兄は男子日本代表のキャプテンでエースの石川祐希選手です。
はじめに、石川選手のフェイントをご覧ください。
動画内1:43-1:57でのフェイントは、相手ブロッカーのタイミングをずらして選手の間にフェイントを落としています。この鮮やかなフェイントを身に付けるための練習方法をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
フェイントの打ち方
フェイントはボールの真ん中より下を触って斜め上に向かってボールを出していくイメージで打ちます。5本の指の腹(第一関節)でボールをコントロールする感覚を確かめながら練習しましょう。
練習方法
立ったまま片手でボールを弾く
フェイントをするときは、スパイクを打つときのように手のひらの全面をボールにつけてしまうと軌道が低くなってしまいます。そのため、第一関節でボールを弾くように意識しましょう。指が反ってしまったり、指を曲げすぎたりしないよう、指には力を入れて軽くボールに触れるように弾くことが大切です。
この感覚を掴むためには、立ったまま片手でボールを弾く練習が効果的です。真上に上がるようコントロールしながらボールへの力の伝え方を確認しましょう。
ネットを使った練習
自分でトスを上げてフェイントをする練習です。ネットの下から手を出してボールを取れる範囲のところにボールを落とします。柔らかいタッチでフェイントを落とすことを意識しましょう。
2つの練習方法は一人でできるので、フェイントを覚えたい選手は取り入れてみてください。それでは動画をご覧ください。