バレーボールを始めたばかりの選手は、始めにフローターサーブの指導を受けることが多いでしょう。フローターサーブに慣れてきたら次に修得することがおすすめなのは、「ジャンプフローターサーブ」です。
ジャンプフローターが打てると強力な武器になり、得点を獲得しやすくなります!本記事では、ジャンプフローターの打ち方やコツなどを詳しく解説。ぜひ参考にしてみてください!
ジャンプフローターとは
簡単に言うと、ジャンプして打つ無回転サーブのこと!ジャンプフローターを打つ選手には、
- ・トスを両手で上げるタイプ
- ・トスを片手で上げるタイプ
の2種類に分かれます。この2種類のメリットやデメリットはこちら▼
トスを両手で上げるメリット
- ・トスが安定しやすい
- ・両足でジャンプするので高く跳べる
ジャンプフローターを初めてトライする選手は、トスが安定する両手で上げるフォームがおすすめです!
デメリット
トスを上げてから体を捻る必要があり、最初は威力が出にくいという弱点があります。
トスを片手で上げるメリット
- ・体を開いておけるので、威力を出しやすい
- ・トスを右肩(右利きの場合)の前上げやすく、ミートしやすい
デメリット
- ・片手でのトスに慣れるまではトスが不安定になりやすい
- ・片足でジャンプすると高さが出づらい
上記のメリットやデメリット、ご自身のレベルに合わせてどちらかを選択し、取り入れてみてください!
ジャンプフローターの魅力
バレーボール選手の多くが採用しているこのジャンプフローター。大きなメリットの1つが、ジャンプをすることで高い打点から打てるということです。
他にも球速が出やすく、威力のあるサーブを打てることも魅力です。ジャンプフローターを打てるとカッコイイですよね!憧れの気持ちでジャンプフローターを身に付けることも、上達へのきっかけになります!ぜひチャレンジしてみてください。
ジャンプフローターの正しい打ち方
トスの高さは、自分の打点より少し上が理想的です。ボールが落ちてきたところをミートするため、打点よりボール2個分くらいの高さにトスを上げましょう。
トスを上げる位置は、「利き手の肩の前」。利き手の肩の前にトスを上げることで、毎回同じ位置でボールを捉えることができ、ミスが減ります。
タイミングが合わせにくい場合
ジャンプフローターを初めて練習するときに、なかなかタイミングが合わずイメージ通りに打てない選手が多いのではないでしょうか。
タイミングを合わせる上で大切なジャンプフローターの助走は、4歩がおすすめ!他にもタイミングを合わせるためのポイントやフォームは以下にまとめました。
- ・2歩目の右足と同時にトスを上げる
- ・トスを上げた後、ジャンプしながら体を捻る
- ・しっかりと左手を上げて照準を合わせる
こちらの3点を意識して練習しましょう!
無回転サーブの打ち方
無回転のサーブは予測できない変化をするため、レシーバーにとって嫌なサーブと言えます。この無回転サーブの打ち方で大切なことは、「ボールに当たる瞬間」にあります!
- 手は固めて板のように準備する
- ボールの中心を押し出すイメージで打つ
この2点の精度をいかに高められるかが勝負です。無回転サーブが思うように打てない選手は、ぜひ取り入れてみてください。
それでは動画をご覧ください。