スパイク練習でコーチや監督に「肘が下がっているよ」と指摘されたことはありませんか。意識して肘を上げているつもりでも、下がっているよと言われるとどうしたら良いのか悩んでしまう選手も多いでしょう。
そこで本記事では、肘を上げてスパイクを打てるようになるための練習方法についてご紹介します!はじめに、肘が下がってしまうとどのようなデメリットがあるのか見ていきましょう!
肘が下がることのデメリット
- ・癖になりやすい
- ・打点が下がる
- ・ボールをコントロールしにくい
以上が主なデメリットです。肘が下がってしまうと打点が下がるため、威力のあるスパイクが打てず、コントロールもしにくくなってしまうのです。
そして癖になりやすいことも。肘を曲げて打つことに慣れてしまうと、ボールを押し出すようなフォームになり、スパイクを打ってもアウトになることが多くなってしまいます。
スパイクのフォームを改善するための練習方法を解説します!
練習方法①ボールをキャッチして投げよう
用意する物は100均などで売っている小さなぷにぷにしたボール。自宅にない人は、タオルを丸めて使ってもOKです!
- ボールを出す人が右斜め前に立つ
- ボールを投げる人は右足をボールを出してくれる人に向ける
- 高い位置でボールをキャッチしてからボールを投げる
この練習は腰の回転を使ってボールを投げることを目的としています。投げるボールはなるべく速く、ライナーになるように投げましょう!
肩や肘の使い方を意識する前に、体のひねりを生かしてボールを投げることが大切です。次に耳より肘が下がらないように、耳より肘を上げてからキャッチしボールを投げるようにしましょう!
練習方法②ネット際でボールをキャッチ
- 右利きの人は右側にネットが来るように立つ
- ネット際に立って自分でトスを上げてボールをキャッチ
肘が下がったり、横から出たりするとネットタッチになるのでネットに肘が当たらないように練習を続けましょう!
練習方法③ボールを打ち返そう
- 左手の甲を右肘の下に置く
- 1の状態からボールを打ち返す
打ったボールはワンバウンドで相手に返します。肘が下がらないように左手で右肘の高さを保ちながらスパイクを打つことがポイントです!
以上が肘を下げないでスパイクを打つ練習方法です!練習に取り入れやすい内容なので、ぜひ実践してみてください!
それでは動画をご覧ください。