
2025年12月22日(現地21日)、東京ヤクルトスワローズの村上宗隆選手が、シカゴ・ホワイトソックスと 2年総額約53億円 の大型契約に合意。2026年シーズンからのメジャー参戦が正式に決まり、大谷翔平選手・鈴木誠也選手らに続く和製スラッガーの誕生として大きな話題を呼んでいます。
村上選手の打撃は「パワー」「選球眼」「打球角度の作り方」が評価される一方、2024年〜2025年にかけてはフォーム改良にも積極的に取り組んできました。本記事では、メジャー挑戦を控えた村上選手の打撃フォームの進化について整理します!
中村紀洋氏や中村剛也選手と共通する“独特の握り方”
村上選手のバットの握り方は、一般的な左打者とは少し異なります。
左手の 小指を右手に乗せるクロス気味のグリップ を採用しており、これは中村紀洋氏や西武の中村剛也選手(おかわり君)と似たタイプです。
この握りのメリットは、
- バットのしなり(ヘッドの効き)が大きくなる
- スイングした際にバットの面を長く使える
という点にあります。
一方、大谷翔平選手のように小指までしっかりと握り込むスタイルとは異なり、村上選手は“しなり”を利用してボールを捉えるタイプと言えるでしょう。
バットを長くした理由 —— 低めへの対応強化
2024年から2025年にかけて、村上選手は バットを長くする決断 をしています。
背景には、近年投手のレベルが上がり、外角・低めに集まる変化球への対応に課題があったためです。
村上選手は懐を深く保つ構えへ変更し、長いバットでも窮屈にならずスムーズに振り抜く フォームを追求。
外角の球に“届く”範囲を広げたことで、ボール球ぎみの変化球でも粘る打撃ができるようになりました。
「右肩が入りすぎない」ためのフォーム修正
以前の村上選手には、トップを作る際に 右肩が入りすぎる癖 がありました。
肩が深く入りすぎると
- バットの軌道が遠回りになる
- インコースの対応が遅れる
- 上半身が突っ込みやすくなる
といったデメリットが発生します。
そのため現在は、肩の入りを浅くし“自然にトップを作る”動作を徹底。
メジャー級のパワーピッチャー相手でも反応よくスイングできるフォームへと変わっています。
姿勢の意識——地面と平行に立つ
村上選手が最近特に意識しているのが 姿勢の安定 です。
- 上半身を地面と平行に保つ
- 前かがみにならない
- お尻を突き出さず、骨盤をニュートラルにする
これらを徹底することで、スイング中に上下動が少なくなり、長いバットでも確実にボールへ“面を合わせる”ことが可能になります。
フォーム改造の成果として、ミスショットが減り、低めのボールへの対応力も向上してきました。
メジャー挑戦に向けた進化は着実
村上選手が取り組んできたフォーム改善は、すべて MLBの環境を見据えた準備 と言えます。
メジャーの投手は平均球速がさらに高く、縦スライダー・シンカーの精度もNPB以上です。
その中で、
- 打球角度
- コンタクト率
- 選球眼
この3点を武器に、村上選手はMLBでも十分に戦える可能性を示しています。
2026年、村上宗隆選手はホームランバッターとしてどこまで通用するのか。
NPBを代表するスラッガーの活躍に期待したいです!





