FMVスポーツ

タックル練習 課題と確実に倒し切るタックルの練習方法

タックル練習 課題と確実に倒し切るタックルの練習方法

来る2023年9月からラグビーW杯が始まります。2019年に日本で行われた大会では、我ら日本チームは惜しくも決勝トーナメントで強豪南アフリカに敗れてしまいました。2015年大会で南アフリカに勝って、日本中が歓喜に沸いたあの感動を再び体験したいですね。

今回は、ラグビーにとって欠かせない「タックル」について陥りやすい課題と解決策について解説していきます。

バインドが外れてしまう

相手をホールドする動きが上手くできない場合、両手の位置を意識してみましょう。ボールキャリアーの腰に手を回そうとしている場合、懐の深さと相手の胴回りの太さ分だけ手を広げる必要があります。

一方、その位置から少し下げて膝裏に手を回すようにすると、よりコンパクトにバインドする事ができます。後者の方が、より掴む力も入れやすい分、バインドが外れにくくなります。

タックル後テイクダウンが無い

バインドが上手くできない場合、相手の突進を抑える事ができるかもしれませんが、ボールキャリアーも体制をキープし耐える事ができます。

倒し切るタックルのポイントは「手を膝裏に」回して自分の胸方向に膝を引き込むように引いてみましょう。そして、倒す方向はまっすぐではなく横方向へを意識しましょう。そうすると、キャリアーも耐える事ができずテイクダウンに繋がるタックルが出来ます。

タックル後チェイスフィートが無い

いわゆる足が止まった、ぶら下がりタックルになる課題です。タックルをかわす選手に付いていくためにも、相手にタックルしたあとに足を止めない(チェイスフィート)事が重要です。

最初は止まった状態から相手と組み合って「ボールキャリアーの上に乗る、覆い被さる」ようにタックルする練習をすると、結果的に足を掻き続ける動作の習得ができます。

良いタックルは「膝をひく 足を掻く、横方向に押す、上に乗る」
まずは、止まっている動作から練習し、徐々にスピードをあげて倒せるタックルを身につけましょう。

それでは動画をご覧ください。

【1回の練習で激変】チームで取り組む!相手を倒し切るタックル練習

Return Top