2003年4月18日生まれ、岐阜県土岐市出身の神谷そら選手は、2022年にプロテストに合格し、2023年の「フジサンケイレディース」でツアー初優勝を挙げました。そして同年のメジャー「日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯」を初出場ながら栄冠に輝いた、期待の飛ばし屋です。
そんな神谷選手の飛ばしの秘訣について、最後の動画を元に解説していきます。
飛ばし屋のセットアップ
ボールの位置は左目の下あたり
神谷選手は、ドライバーのボールの位置は、基本左目の下にセットします。
左カカト線上と言う方もいますが、身体の内側にセットする理由については
「ドライバーもアイアンもイメージは一緒。あまりボールの位置を変えないため」と語っています。
ボールのセット位置は、ほとんど両足の真ん中でアイアンの時よりは、気持ち左寄りにセットしている感覚だそうです。
ドライバーの最下点は構えたヘッドのあたり
最下点は、ドライバーを構えたヘッドの位置であり、そこから上がってボールを運んでいくイメージです。神谷選手のスイングの場合、左足前にボールがセットされていると最下点から上がりすぎてボールに当たってしまうので、芯を捉えられず、上手くフェースに乗りません。
体重は5:5
ボールの位置が真ん中にあるため、左右の足の体重配分は5:5のイメージです。そしてヘッドを腰の高さに上げた時の肩の高さを保って構えるので、少し右肩下がりのセットとなります
飛ばす秘訣は「腹筋」
どのショットでも一緒ですが、トップから下ろす時に腹筋に力が入らないと身体が起き上がってしまいます。腹筋に力を入れると中心軸を保ったまま、コンパクトに振れるそうです。
息を吐いてから腹筋に力を入れてテークバックを行うそうです。
右手を意識したテークバック
グリップを握る時も、右手のひらがフェース面と同じ向きを向いています。トップの時もそこから下ろす時も、ヘッドと手のひらが同じ向きになっているくらい、右手の意識を強く持っています。
スイングに関しては、ヘッドが100、スイングが100の力配分で振ると振り遅れだったり、ヘッドが追いついて来なかったりするので、基本的には体は回るスピードは遅くして、ヘッドの遠心力を感じながら飛ばすようにしています。
それでは、動画をご覧ください。