9歳から競技ゴルフを始めた山内選手。小学6年で九州小学生ゴルフ大会で2位となり、今後の活躍を期待され、2016年の20歳でプロテストに合格。2023年に地元宮崎で開催したアクサレディースゴルフトーナメントinMIYAZAKIにおいて、トータル10アンダーでレギュラーツアー初優勝を果たしました。
今回は山内選手によるドライバーのドローボールの打ち方について、最後の動画を元に詳しく解説します。
フェードよりドローを選択
昔は右ペラの打球が多かったと語る山内日菜子プロ。当時はフェードもドローも打ち分けていたそうですが、ドローの球筋が良かったので、それに変えてから右ペラがだいぶ少なくなったそうです。
ドローのアドレスについて
フェースは打つ方向に向けて、そのフェースに対して垂直にアドレスを取ります。スタンスはクローズスタンスにしますが、その時に右足を下げて構えるのではなくボールを中心に左に回り込んでクローズスタンスを作るのがポイントです。
そうすると、ボールが自分の体の中から外れないので打ちやすいです。
ボールの位置
真ん中より、少し左のイメージです。ドライバーは左カカト前とよく言われますが、左カカト前におくと左寄り気味になります。なるべく手も体の中心にあって欲しいのでこの位置にセットします。
右ペラ防止の前傾キープ
右ペラが出る時は、体の起き上がりが早い事が多いので、上半身の前傾をキープする事が1番重要です。
ただ、それだけ意識するのも難しいので、山内プロはフォローの時に右肩が顔の下に来てから一緒にアゴを上げていくイメージで振っているそうです。よく左肩と右肩をスイング中に入れ替えると言われるように、フォローで右肩がアゴの下に来ると思うので、そこまで頭をしっかり残すよう意識します。
コンパクトスイングで振り遅れ防止
オーバースイングだと振り遅れに繋がるので、ドローを打ちたいのであればトップはコンパクトにします。コンパクトだと思っても、反動でテークバックが思ったよりもいってしまうため、ハーフスイングくらいの位置のイメージでテークバックします。
それでフォローをしっかり振り抜けばミート率も上がり、意外とフルショットと変わらない飛距離が出ます。
それでは、動画をご覧ください。