FMVスポーツ ゴルフライター
2007年に「マンシングウェアオープンKSBカップ」を15歳で制した石川選手は、翌年プロ転向。すると17歳にして賞金1億を稼ぎ、2009年には18歳で史上最年少賞金王になりました。そして28歳にして史上最年少の生涯獲得賞金10億円に到達しました。
今回は石川遼選手が解説する最後の動画から「安定したドライバーショットのコツ」について詳しく解説していきます。
ドライバーの最下点を確認する
石川プロも左でラウンドする時に、3番ウッドまではまっすぐ打てるのですが、ドライバーはスライスしやすいそうです。
同じような悩みを持っている方は、下記のスイングのポイントを確認しましょう。
- ドライバーをあえて地面を擦るようなスイングをする
→左右の体重配分が5分5分くらいの場合、両足の間くらいになる
- インパクトは最下点をすぎて、上がっていく時に当たる
- クラブが描く円軌道の中にボールがある意識で振る
このインパクトの打点と軌道を意識できれば、スライスはそんなに出なくなります。
もし、これでも出てしまう方は、自分が感じているよりもボールの所を最下点にしている可能性があります。
練習では、最下点でドライバーを擦ってから打つくらいの思い切りのある方法も良いと、石川プロは考えています。
うまくいかない原因の優先順位
ラウンドしていて、うまくショットが打てなくなる場面において、石川プロは、まず自分のスイングの最下点がどこになっているか、を確認するように言っています。
ボールの位置は左かかと線上じゃなければいけないなどもなく、体重の位置によってもスイングの最下点は変わってきます。
ショットをミスした時に、ボールが前足すぎた、とかバックスイングが大きすぎたなどの原因の前に、まず今日のラウンドでのスイングの最下点が自分のイメージと合っているかを確認することが、早期の問題解決に役立つと石川プロは言っています。
いかがでしょうか？
以上のポイントを抑えて、安定してラウンドを回れるよう目指しましょう！
それでは、動画をご覧ください。
