バレーボールのスキルであるオーバーハンドパス。苦手な人が多い技術の1つです。「オーバーハンドパスがなかなか上達しない」「ボールを上げるときにバチッと音が鳴る」「遠くに飛ばない」などさまざまな悩みを持つ選手も多いでしょう。体育の授業でもオーバーハンドパスが苦手だと感じる生徒も少なくないはずです。
本記事では、簡単にできるオーバーハンドパスの上達におすすめのボールハンドリング練習をご紹介します。遊び感覚で取り組めるのでぜひ参考にしてみてください!
指先の感覚を鍛える直上パス
練習方法(動画内4:08-5:03)
- 1.片方の手を使い、上でボールを弾く
- 2.右手が終わったら左手も同様にボールを弾く
- 3.両手の指2本(親指・人差し指)を使い直上パスを行う
- 4.次に両手の指3本(親指・人差し指・中指)を使う
- 5.次は両手の指4本(親指・人差し指・中指・薬指)を使う
- 6.最後に5本の指全てを使って直上パスを行う
回数は、全ての種目10回連続でやってみましょう。10回連続でクリアしたら次の種目に移ります。
ポイント
両手を使った直上パスを行うときは、両手の人差し指と親指で三角形を作るように意識しましょう。指先の感覚を養うことを目的としているので、指先に集中してボールをコントロールすることがおすすめです!
直上パスをしながら座る・立つ
練習方法(5:04-5:22)
- 1.直上パスを5本の指で行う
- 2.直上パスをしながら膝を曲げたり伸ばしたりを繰り返す
回数は、5回膝を曲げたり伸ばしたりを繰り返しましょう。床に落とさず、連続でできるようボールに意識を集中させることがポイントです。
落下地点に入りやすくなるヘディング練習
練習方法(5:23-6:07)
- 1.ボールを頭上に上げ、ヘディングでボールを前方向に上げる
- 2.できる人はヘディングだけを続ける
- 3.直上パスとヘディングを交互に行う
回数は10回連続を目指しましょう。
ポイント
ヘディング練習をすることで、オーバーハンドパスをするときに落下地点に入りやすくなります。ヘディングとオーバーハンドパスの落下地点への入り方は、ほとんど同じであるため最後まで目線を切らないヘディングを取り入れることが感覚を掴みやすくなるポイントです。
身体全体を使ってボールを高く上げる練習
練習方法(6:08-6:29)
できる限り高いオーバーハンドパスを行います。回数は10回連続です。
ポイント
下半身と体幹、上半身の力をすべて使ってボールを上げることがコツです。オーバーハンドパスでボールが遠くに飛ばない選手は、この練習がとてもおすすめ。下半身から上半身への力の伝え方が上手にできないと、ボールに力を加えられないため、下半身をしっかりと曲げてボールに力を加えましょう。
動画ではその他にも色々な練習方法を紹介しているので、ぜひ取り入れてみてください。
それでは動画をご覧ください。