スパイク空中でも強く打つための練習方法とポイント｜空中姿勢タイミング助走ゼロポジション

スパイクを地上だと強く打てるのに空中だと強く打てないという課題を持っている選手は多いのではないでしょうか。本記事では、空中でも強いスパイクを打つための練習方法をご紹介します。

①地上でしっかりと強く打つことを修得する

地上で強く打つ感覚を持てなければ、空中でも強くスパイクを打つことはできません。そのため、まずは地上で強く打つ感覚を養いましょう！

真下に力強くたたきつけることと奥方向にボールをコントロールして強く打つのとでは、全く打ち方が異なります。試合中、ボールを真下にたたきつける場面はあまりなく、ほとんどが奥方向へコースに打ち分けるスパイクです。下にたたきつけるボールの打ち方ではなく、奥方向にボールを打つ練習をするようにしましょう。

地上で奥方向に強くボールを打つポイントは、身体全体を使い、体重移動をして身体の前でボールを打つことです。この練習を繰り返し行い、地上でしっかりと強く打つことを修得しましょう！

空中でスパイクを打つ姿勢が崩れてしまうと、最後ボールに力を加えられなくなるため、空中姿勢を保つことがとても重要です。左手(右利きの場合)が下がってしまったり、軸が傾いてしまったりすると、力強くボールを打つことはできません。では、空中姿勢を保つために意識することとは何かについて見ていきましょう。

この2点を意識して次の練習に取り組みましょう！

セッターが上げたトスに対して、「1.2.3！」のタイミングでしっかりと打つことを実践しましょう。また、頭の上辺りでボールを捉えるのではなく自分の打ちたい打点、いわゆるゼロポジションで打てるように助走を工夫してみてください。

助走のタイミングのポイントは、セッターが上げたトスを見てから助走をすることです。そして、自分の中の「1.2.3！」のタイミングを合わせましょう。

打点は、体の前。体の前の空間にボールを通してたたきに行くということが大切です。

以上が空中でも強いスパイクを打つための練習方法とポイントです。強いスパイクを修得して試合を有利に運びましょう！

それでは動画をご覧ください。