本記事では、強打やフェイントにも対応できるレシーブ練習をご紹介します。強豪校も取り入れている練習メニューの1つで、低い基本姿勢を身に付けられる練習内容になっているので、レシーブに課題のある選手やチームはぜひ参考にしてみてください。
練習方法
対人で両膝を床につけた状態をつくり、レシーブを行います。両足のつま先を立てて、バランスを取りましょう。
はじめに、アンダーパスから練習します!スパイクを打つ人はなるべく受ける人の前にボールが落ちるようにコントロールしてください。
次にオーバーパス。強打でも指先がボールの勢いに負けないように、しっかりと相手にボールを返します。
練習を取り入れる狙い・メリット
アンダーパスをするときに上半身が伸びてしまう人が多いです。この練習では、膝を床につけることで姿勢を固定させることができ、状態が伸びるのを防ぐという狙いがあります。また、レシーブは基本的に前傾姿勢でボールを受けることが多いため、前傾姿勢でボールを拾う癖を付けるということも狙いの1つです。
前傾姿勢でボールを受け、相手にボールを返そうとすると自然とおへそが相手の方向に向きます。このおへその向きもレシーブを受けるときに非常に大切なポイント。おへそが上を向いてしまうと、返球も上方向に上がりやすくなり、返したい場所にボールをコントロールしづらくなってしまいます。
アンダーパスの正しい姿勢を身に付けるためにもとてもおすすめな練習方法です。足を固定してしまうので、上半身の動きや使い方だけを意識してボールを拾えるので、分解練習としても役立ちます!
ポイント
膝をついた練習をするときは、前傾姿勢を強く意識しましょう!低い姿勢でボールを拾う癖をつけることで、フェイントへの反応もしやすくなります。後ろ重心で構えてしまうと、強打は拾えるかもしれませんが、フェイントへの反応は遅れてしまいます。強打が怖くて後ろ重心になってしまう気持ちもあると思いますが、後ろ重心になると上体が上がりやすくなり、ボールをコントロールしにくくなるというデメリットがあるので、前傾姿勢を意識してみてください!
普段の練習から取り入れることがおすすめの練習方法です!レシーブを強化して試合を有利に運びましょう!
それでは動画をご覧ください。