バレーボールを始めたばかりの選手に多い課題の1つであるスパイクの打ち方。上手くミートできなかったり、コントロールできなかったりとコツを掴めずに悩んでいる方も多いでしょう。
本記事では、スパイクにおけるボールの正しい叩き方について詳しくご紹介します。
スパイクで大事なポイント
スパイクで大事なことをパッと思い浮かべると、
- ・パワー
- ・高さ
が多いと思いますが、今回はボールの「叩き方」に注目したスパイクの打ち方を解説します。
スパイクの基本は、まずドライブ回転をかけること。スパイクに課題のある選手や初心者の選手は、ドライブ回転を意識したスパイクを打つことから始めましょう!
ドライブ回転のかけ方
手首、指先を固めない
手首を固めてしまうとボールが回転せずに無回転になってしまうので、手首と指先の力はできるだけ抜いた状態からミートしましょう!
左手をしっかりと伸ばす
ボールを上に上げたらしっかりとボールに左手を向けて、ボールを捉えるイメージで手を伸ばすことがポイント。左手が下がってしまうと、左肩が落ちてしまいバランスが崩れてしまうため、強いスパイクを打つためにも左手はしっかりと上げることが大切です。最初は大げさなくらい左手を伸ばしてみてください!
打つときは左手を引く
左手をしっかりと引くことで、ボールに力を乗せることができるため左手の使い方も意識しましょう!左手を引く位置は、左胸もしくはお腹など体幹付近が多く、体を使いやすい位置を探してみてください。
以上のポイントを確認するために、すぐに対人やスパイク練習をするのではなく、壁に向かって練習することがおすすめです。壁に向かってポイントを意識し、ドライブ回転がかかっているかを確認しながら練習しましょう!
この練習では、無回転のトスを上げてしまうとスパイクを打ったときにドライブ回転をかけにくいので、トスの段階からドライブ回転をかけるとスパイクも打ちやすくなります。慣れてきたら徐々に壁との距離を広げていき、壁打ちを50回連続できるように継続してみてください。
それでは動画をご覧ください。