堀川未来夢選手は、2022年「日本プロ」で2つ目のタイトルを獲得し2勝、自身初の賞金ランク4位となりました。出場24試合中に、予選落ちがほとんどない安定感を誇る今注目の選手です。
そんな堀川選手が説明する「ショットに力が入ってしまう原因と対策」について、最後の動画を元に詳しく解説していきます。
アドレスで固まることが力みにつながる
力むというのは、アマチュアの方の典型的なパターンです。ドライバーからアイアンまで、力みは全てのミスショットにつながります。
なぜ、プロがアドレスに入る前にワッグルをしていたり、足をパタパタしているかわかりますか?止まった状態から動く、というのは難しく一回止まってしまうと、どこから動き出せば良いのか?という考えが生まれてしまいます。
足踏みでも、ワッグルでも動きながらアドレスに入り、動いている状態でスッとバックスイングに入れる様にしてみましょう。
置いたクラブを掴む強さで握る
グリップの握る強さの事を、グリッププレッシャーと表現します。手に力を入れてしまうと、筋肉が固まるので、ナチュラルな動きがしづらくなります。
では、どのくらいの強さで握ったら良いのでしょうか?
堀川プロは「ダーツのプロは、ダーツを握る強さを表す時に、落ちているダーツを拾わせるそうです。ゴルフクラブも一緒で、地面に置いてあるクラブを持ち上げる、最低限必要な強さで握ります」と言っています。
10割の力でも1割でもなく、物を拾い上げるために必要な力加減でグリップを握るようにしてみましょう。
力み始めるのは、手ではなく「目」である
一番最初に力み始めるのは「目」だと堀川プロは言っています。
ボールに対して、焦点を合わせて見た時から力み始めるため、ボールを見るときの見方がすごく大事になってきます。ショットを打つ時には、真正面からボールを集中して見るのではなく、目線は自分の正面より斜め下あたりで見るようにします。
これは、パソコンをみて作業する時も同じで、真正面に画面が来るよりも顔の向きより少し下に画面がある方が眼球の筋肉が緩んでラクに物をみることが出来ます。
いかがでしょうか?
以上のポイントを少し意識してみるだけでも、だいぶ力みが抜けるはずです。ぜひ試してみてください!それでは動画をご覧ください。