2023年11月現在、女子プロゴルフで賞金ランキング1位を独走中の山下美夢有選手。パーオンしないホールでパーかそれ以上のスコアを獲得する「リカバリー率」の指標にて2020-2021シーズンにおいて脅威の70%超えの1位を獲得、今年度も11月現在2位につけるなど安定のゴルフを続けています。
今回は、リカバリーが上手な山下美夢有選手の動画を参考に、寄せるアプローチのコツについて解説していきます。スコアメイクに悩んでいる方はぜひ参考にしてください!
アプローチの大切なポイント
アプローチが上手になるための基本的なポイントです。項目ごとに大切なポイントをみていきましょう。
- セットアップ
セットアップの時に一番気を付ける事は、アドレスが体から離れすぎない事です。最初に右手を目標に向けてクラブを構えますが、その時にワキをしっかり締めて構える事で、ボールと体の距離が適切に保たれます。アプローチを安定させるためには、ワキを締めてクラブの軌道を真っ直ぐ後ろに引くようにします。
- スイング
振り幅が大きすぎるとインパクトでグリップが緩んでしまいます。テークバックは大きく取らずに、フォロースルーで加速していくイメージで打ちましょう。ポイントは右手の親指と人差し指です。この2本の指をしっかり握り手首を固定する事が重要です。
- 体重移動
アプローチの場合、体重移動はせずに重心を真ん中において、回転するイメージで打ちます。テークバック時におへそが上に向いてしまうと、身体が起き上がってしまい、軸がブレてしまいます。回転する際に、腹筋に力を入れてへその位置を変えないようにして打ちます。
- インパクト
力んで打ち込んでしまうと、球が上がらなかったりトップする原因となります。アプローチは、バンス角(クラブヘッドと地面で出来る角度)を使うイメージで打つと、球の高さも安定しトップも少なくなります。
ボールへのインパクトは、打ちにいく感覚よりも横から払うイメージです。目標に対して、フェースの向きが見えるように振り抜きましょう。
いかがでしょうか?まずは基本を押さえて練習してみましょう。
それでは動画をご覧ください。