藤田慶和選手は、小学校3年生からラグビーを始め、高校ではラグビーの名門校である東福岡高校に入学し、2010年には高校日本代表に選出されました。身長184cmと高身長を生かした大きなストライドと巧みなステップで相手を抜きさる俊足の持ち主です。
今回は、そんな藤田選手がラグビーで使うパス・キックの練習方法について解説します。空いたタイミングで一人で出来る内容なので、ぜひスキマ時間にやってみてください!
パス練習方法
今回は、ラグビーで使う基本的なスクリューパスからオフロードパス、チップキックについてです。
1)オフロードパス
主に、ボールを持った選手が相手にタックルされた時に倒れながら行うパスです。
ニュージーランド、フィジーの選手が得意とするパス方法です。
練習方法
- ボールを胸につけて抱えるようにして持つ
- 片手で持ったボールを背中の後ろを通して、投げた反対の手でキャッチする
ポイント
- 投げた時に、キャッチする位置をコントロール出来るように意識する
これが出来るようになると、相手がいる状況でハンドオフをしながら自信を持ってオフロードパス出来るようになります。
2)スクリューパス
スクリューパスは、しっかりと回転をかけることで風の抵抗を少なくして、スピードと飛距離を伸ばし、遠くの味方にパスを出せるようになります。
練習方法
- 両手でボールを持って立つ
- 自分の正面にボールが返るように真上に投げる
- 投げた位置から、自分が動かないようにボールをコントロールする
ポイント
- 可能な限り、高く投げられるようにする
- 普段のパスと同じように、投げたあとにフォロースルーを行う
フォロースルーをした方向にボールが飛ぶので、練習からしっかりとフォロースルーを行う意識を持ちましょう。
3)チップキック
トップリーグや海外リーグでもよく使われるキックです。アタックしている時に、DFがきたら
ボールをフワッと蹴って相手を抜くキックです。
練習方法
- 軽くジョグしながら、ボールを落として蹴る
- チップキックの必要な高さだけ蹴ったボールを、自分でキャッチして繰り返す
ポイント
- 走りながらでも、まっすぐボールを落とす意識を持つ
- ボールを蹴る時に、バックスピンをかけるように蹴るとキャッチしやすい
試合で使えるレベルにするためには、「目の前に相手がいることをイメージ」しながら蹴ることが大切です。左右どちらでも蹴れるように練習しましょう。
いかがでしょうか?ぜひ、一人でも出来る練習でみんなに差をつけましょう!
それでは動画をご覧ください。