試験的にハイタックルが禁止され、より低いタックルを求められるようになりました。それにより、相手にタックルされたとしても上半身は動かせる状態でタックルを受けることが増える可能性があります。そうなった時に、生きてくるスキルがオフロードパスです。
タックルを受けながらも仲間に繋ぐことができる、オフロードパスを身につければ強い武器になります。
今回は、オフロードパスの練習方法についてご紹介します。ぜひ参考にしてください!
パス練習方法
遊び感覚も取り入れながら、オフロードパスをマスターしましょう!
1)片手パス回し(動画内3分00秒〜)
練習方法
- 4人一組で、ボールを回す3人と、ボールを取る役1人
- ボールを持った人は、取る役が来たらハンドオフしてパス
- ボールを持っている人は動かず、他回す役の人が場所を移動しながらパスを受け取る
ポイント
- ボールをもらったらすぐにパスが出来るように、先に仲間の位置を把握しておく
- 仲間は動きながら、自分の位置を知らせるように声をかける
常に状況が変化する中で、仲間がどこにいるのか予測が出来るように「事前確認」「声かけ」が必要です。そこががしっかり練習出来ているかを確認しましょう。
2)脇にボールを挟んでパス(動画17分30秒〜)
練習方法
- 2人一組で、5m程度離れて立つ
- 脇に小さいボール、もしくはタオルを挟んでバックフリップパスを行う
ポイント
- 肘を固定し、前腕だけ振ってパスが投げられるように意識する
バックフリップパスは、肩を大きく動かさずに肘から下を使ってパスを投げます。ボールを挟むことで動きを制限して、投げにくさや動きがどのように変わるのかを確認しましょう。
3)膝立ちバックフリップパス(動画内21分20秒〜)
練習方法
- 2人1組で、3〜5m程度離れて横向きに立つ
- 膝立ちになった状態から、パスを行う
ポイント
- 肘を相手に向けて投げる
- 肘から先の動きを意識してパスを投げる
下半身の動きを膝立ちで制限することで、腕や手首、指を使う感覚に集中して練習が出来ます。
いかがでしょうか?ぜひ練習に取り入れてみてくださいね。
それでは動画をご覧ください。