バレーボール日本男子代表のエースとして広く知られる石川祐希選手は、素早く的確にコースを打ち抜くスパイクや高い守備力が持ち味のプレイヤー。石川選手は、イタリアのパワーバレー・ミラノ に所属しており、日本を代表する選手です。2021年から日本代表の主将を務め、2023年のバレーボールネーションズリーグ(VNL)では、ベストアウトサイドヒッター賞を受賞し、エースとしての活躍にも目が離せません。
石川選手ならではの工夫のあるスパイクも魅力的ですが、ビッグサーバーとしてサーブの技術も高く評価されています。相手より先に25点に到達するには、言うまでもなくサーブで崩して連続得点する必要があり、得点を狙うサーブを身につけたい選手は多いのではないでしょうか。
本記事では石川選手のサーブについて特徴や身体の使い方をご紹介します。ぜひ参考にしてみてください!
石川祐希選手のサーブの特徴
石川選手のサーブは、得点を狙って打つ強いサーブが特徴です。特に石川選手のジャンプサーブは、非常に速いボールスピードと軌道で相手チームを圧倒します。このような攻撃的なサーブを放つ石川選手は、ビッグサーバーと言われています。
しかし、石川選手はすべてのサーブを強くて速い打球にしているのではなく、相手チームの守備や状況を踏まえて人と人との間に打ったり、ジャンプサーブからフローター、無回転サーブに変化させたりと工夫をしています。
このサーブのスタイルは、日本よりも高さやパワーのあるチームにとても有効で、相手を崩すことができます!石川選手の他にも西田有志選手がビッグサーバーと呼ばれており、日本の攻撃に欠かせない存在です。
石川選手はサーブの際に、ボールを高く投げ上げ、その下にしっかりと入り込んで打つことで、強烈なトップスピンをボールにかけています。このトップスピンにより、サーブは相手コートに向かって急降下し、受ける側にとって非常に取りづらいものとなります。
石川祐希選手の身体の使い方
石川選手のサーブにおける身体の使い方は非常に効率的。石川選手はサーブの場面で、下半身から力をしっかりと使い、腰の回転を活かして腕に力を伝えます。この身体全体を使ったサーブのフォームにより、石川選手は高い打点から強いサーブを放つことができます。また、石川選手のサーブは非常に安定しており、ミスが少ないことも大きな特徴です。
サーブだけでなくスパイクやレシーブも得意
石川祐希選手は、サーブだけでなくスパイクやレシーブにおいても安定しています。石川選手のスパイクは、高い打点と強烈なパワーを兼ね備えており、相手チームのブロックを打ち破ったり、選手がいない位置に打ち分けることができます。また、レシーブにおいても高い身体能力で対応しており、彼のオールラウンドなプレースタイルは日本代表にとってとても重要な選手の一人です。
石川祐希選手のサーブをはじめとする技術は、日本代表チームの攻撃力を大きく支えています。2024年に開催される国際大会での活躍も注目されています!
それでは石川選手のサーブについてご覧ください。