今年2024年パリ国際大会の出場をかけて熱戦を繰り広げているゴルフ。2024年6月20日〜24日に行われるKPMG全米女子プロゴルフ選手権の結果を持って決定されます。東京国際大会でも最終戦まで熾烈な代表争いが繰り広げられましたが、今回も激戦となることは間違いないでしょう。
その中で前回出場した畑岡奈紗選手は、2024年1月現在オリンピックゴルフランキング日本選手トップの16位につけており、連続出場に向けて突き進んでいます。
今回は畑岡プロのショートアイアン30yd〜60ydの打ち方について解説していきます。
振り幅を決めてアプローチ
アイアンの番手通りの距離であれば、しっかりと振り切れば距離感を合わせることができます。しかし、この30yd〜60ydの中途半端な距離感はアイアンをハーフスイングで合わせる必要があり、プロでも難しいレンジです。
畑岡プロはその距離感を合わせるために「振り幅を決めて左右対称になるようにスイング」するように決めていると言います。30ydであれば、腰から腰へテークバック側とフォロー側が対称になるようにスイングし、毎回同じ力でスイングできるようにしています。
インパクトで緩まないアドレスを
アマチュアでありがちなミスは、距離を短く打つためにインパクトの前で力を抜いてしまう緩んだ打ち方です。
畑岡選手は、アイアンを構えた時にソールをしっかりと地面につけてセットします。そして、ソールを合わせてからスタンスを決める流れで行っています。緩まないスイングが出来る位置を探してしっかりと振り切ることで安定したアプローチを実現しています。
アドレスから30ydの打ち方を決めて、緩まないように振り抜くようにしましょう。
いかがでしょうか?この距離が得意になると、コースを回るのがとても楽になりますね。
ぜひ練習してみましょう!
それでは、動画をご覧ください。