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2024年国際大会 競技日程と注目競技 必見の日本代表選手や見どころを詳しく解説|パリ 結果 メダル

2024年国際大会 競技日程と注目競技 必見の日本代表選手や見どころを詳しく解説|パリ 結果 メダル

2024年の国際大会が間もなく開催され、多くのスポーツファンが熱い期待を寄せています。フランス・パリで行われるこの大会には、世界中から集まるトップアスリートたちが集結し、合計32競技329種目のメダルイベントが開催されるため、白熱した戦いが繰り広げられること間違いありません!

本記事では、陸上、水泳、体操といった人気競技の日程や、スケートボードやスポーツクライミングなどの新競技のスケジュールを詳しく解説します。また、日本代表選手の見どころや注目すべき競技についても紹介し、ファンが見逃せないポイントをお届けします。

国際大会での日本代表チームの活躍に期待が高まる中、各競技のハイライトをチェックして、感動の瞬間を楽しみましょう!

国際大会の基本情報

2024年の国際大会は、フランスのパリで開催される予定です。パリの美しい景観と歴史的な会場で繰り広げられる競技は、多くのスポーツファンに感動をもたらすでしょう!

詳しい日程や会場をそれぞれまとめました。観戦を計画している方や応援する選手をチェックしたい方は、ぜひチェックしてください!

2024年の開催日程

2024年の国際大会は、夏季に行われる予定で、多くの競技が盛り上がりを見せるでしょう。具体的な日程は、7月26日から8月11日までの約2週間にわたって開催されます。この期間中、世界中のトップアスリートたちが集結し、熾烈な競技を繰り広げるでしょう!

開催地と主な会場

2024年の国際大会はフランスの首都、パリで開催されます。パリは歴史と文化に富んだ都市であり、美しい風景と豊かな観光資源を持っています。主な競技会場には、

  • スタッド・ド・フランス
  • ベルシー・アリーナ
  • ロラン・ギャロス

などが含まれ、各会場がそれぞれの競技に最適な環境を提供します。

パリの観光地でもあるヴェルサイユ宮殿では馬術が行われたり、エッフェル塔スタジアムではビーチバレーが行われたりとパリならではの会場で競技が行われます。テレビ中継では、競技だけではなく風景も楽しんでみるのもおすすめです!

参加国数と予想される選手数

今回の国際大会には、約200カ国からの選手が参加する予定です。総参加選手数は約10,500人と言われています。これらの選手たちは、世界各地から集まり、それぞれの国を代表して競技に臨みます。

日本からは約400人の選手が参加し、メダル獲得を目指します!本記事では、日本代表選手の中でも特に注目したい選手を紹介しています。観戦の参考にしてみてください!

競技スケジュールの概要

2024年の国際大会では、多種多様な競技が盛りだくさんです!気になる競技の日程は必ず抑えたいですよね。競技と日程をチェックして見逃しを防ぎましょう!

競技ごとの日程と時間帯

国際大会の競技は、各日程ごとに細かくスケジュールが組まれており、早朝から夜遅くまで様々な競技が行われます。主要な競技の予選や決勝は、観客が観戦しやすい時間帯に設定されています。全競技の日程はこちらの表から確認できます。

日程(現地時間)競技
8月2日トランポリン
7月24日 – 7月30日7人制ラグビー
7月24日 – 8月10日サッカー
7月25日 – 8月4日アーチェリー
7月25日 – 8月11日ハンドボール
7月27日 – 8月3日柔道、ボート
7月27日 – 8月4日テニス、競泳、自転車ロードレース、フェンシング
7月27日 – 8月4日サーフィン
7月27日 – 8月5日射撃、バドミントン
7月27日 – 8月5日体操競技、カヌー・スラローム
7月27日 – 8月6日馬術
7月27日 – 8月7日スケートボード
7月27日 – 8月9日ホッケー
7月27日 – 8月10日卓球、飛込、ビーチバレーボール、ボクシング
7月27日 – 8月11日バスケットボール、バレーボール、水球
7月28日 – 7月29日自転車マウンテンバイク
7月28日 – 8月8日セーリング
7月30日 – 7月31日自転車BMXフリースタイル
7月30日 – 8月5日トライアスロン、3×3バスケットボール

具体的な競技ごとの日程と時間帯は、大会の公式ウェブサイトで確認できます。

開会式と閉会式の日程

開会式は、2024年7月26日にパリのスタッド・ド・フランスで開催されます。この式典では、参加国の入場行進や華やかなパフォーマンスが予定されています。閉会式は8月11日に同じ会場で行われ、選手たちの健闘を称え、次回大会への引き継ぎが行われます。

見逃せない注目競技の紹介

国際大会では多くの競技が注目されますが、特に見逃せない競技として体操、柔道、レスリング、陸上(やり投げ)、バレーボール男子、卓球などがあります。これらの競技は、歴史的に多くのドラマと感動を生んできました。特に男子バレーボールは、日本代表チームの活躍が期待されており、彼らの試合は必見です。

個別競技の詳細スケジュール

2024年の国際大会では、多くの人気競技が開催されます。陸上、水泳、体操などの伝統的な競技はもちろん、ブレイキンやスケートボードなどの新競技も注目の的です!

これらの競技は、各日程ごとに詳細なスケジュールが組まれており、ファンは各競技の予選や決勝を見逃さずに楽しむことができます。特に人気のある競技の具体的な日程をチェックして、お気に入りの選手の活躍を応援しましょう。

陸上、水泳、体操など人気競技の具体的な日程

国際大会で盛り上がる人気競技の日程と会場をまとめました!陸上・水泳・体操は日本代表選手も活躍が期待できる競技でもあるため、現地やテレビ越しでエールを送りましょう!

競技日程会場
陸上7月30日 – 8月10日パリ スタッド・ド・フランス
水泳7月27日 – 8月4日パリ 水泳センター
体操7月28日 – 8月8日ベルシー・アリーナ

陸上競技は、7月30日から8月10日まで、パリのスタッド・ド・フランスで開催されます。水泳競技は、7月27日から8月4日まで、パリ水泳センターで行われ、世界のトップスイマーたちが熱戦を繰り広げます。体操競技は、7月28日から8月8日まで、ベルシー・アリーナで開催され、優雅で力強い演技が観客を魅了するでしょう!

新競技や特に注目される競技のスケジュール

今夏の国際大会で注目されている新競技は、

  • ブレイキン
  • スケートボード
  • スポーツクライミング
  • BMX
  • サーフィン

などがあります。上記の競技も日本代表選手のメダル獲得が予想されるため、注目したいです!

競技日程
ブレイキン8月9日 – 8月10日
スケートボード7月27日 – 8月5日
スポーツクライミング8月3日 – 8月6日
BMX7月29日 – 8月1日
サーフィン7月28日 – 8月7日

2024年の国際大会では、ブレイキンが新たに加わります。ブレイキンは、ストリートダンスの要素を取り入れた競技で、8月9日から10日にかけて行われます。他にも、スケートボード、スポーツクライミング、BMX、サーフィンといった新しい競技が注目を集めています。スケートボードは7月27日から8月5日まで、スポーツクライミングは8月3日から6日まで、BMXは7月29日から8月1日まで、サーフィンは7月28日から8月7日まで開催されます。

注目したい日本代表選手

ここからは活躍が期待される、絶対に見逃して欲しくない日本人選手を紹介します!

陸上競技 やり投げ 北口榛花

陸上競技の注目選手はやっぱりこの選手!2023年の世界選手権、やり投げで日本人選手として初めて金メダルを獲得した北口榛花選手です!

指導者不在になってしまった大学時代、チェコで指導をしているデービット・セケラックコーチに自ら指導を頼み込み、2019年から練習拠点をチェコに移しています。デービット・セケラックコーチを師事して以降、日本記録更新、2022年世界選手権銅メダル獲得、そして2023年世界選手権で金メダル獲得、さらには世界ランキング1位をキープするなど(2024年5月現在)、世界のトップで活躍し続けてきました。

金メダルを獲得したブダペストでの世界選手権は、最後の6投目で逆転優勝を収めています。あれだけのプレッシャーの中、あの場面で最高の1投を投げることができる精神力は並大抵のものではありません。北口選手がパリでも世界を驚かせてくれるのか、期待が高まります!

卓球 早田ひな

卓球は中国人選手が男女ともに世界ランキング上位を独占しています。国際大会のシングルスでメダルを獲得した日本人選手は2016年の銅メダル獲得の水谷隼選手のみ。女子ではまだシングルスでのメダル獲得はありません。

そんな歴史を変えてくれそうなのが早田ひな選手!高い身長と強い体幹から繰り出されるフォアドライブは男子に勝るとも劣らないほどの回転量と勢いがあります。

2023年の世界卓球では中国の王芸迪選手を破ってメダルを獲得、2024年の世界卓球での団体戦でも中国人選手を破っており、今、中国に勝つ可能性が最も高い選手です!張本智和選手と組む混合ダブルスも注目です!

こちらの記事でも早田選手について詳しく解説しています。

早田ひな 目指すは金 東京五輪リザーブからエースへの成長|黄金世代 全日本選手権 日本生命レッドエルフ フォアドライブ 世界卓球

卓球 張本兄妹

早田選手だけでなく、他にも卓球で注目して欲しいのは張本兄弟。

「チョレイ」と叫ぶことで有名な、兄 張本智和選手は、14歳の時全日本選手権を史上最年少で優勝、世界選手権には日本最年少で出場、さらには史上最年少でベスト8入り、そして14歳と10か月で世界ランキングトップ10入りを果たしています。さまざまな最年少記録を打ち立て、21歳の今年、日本のエースとしてパリの舞台で闘います。

得意技はチキータ!強い横回転がかかったバックフリックで、バナナのような軌道の変化を見せます。張本選手の球の変化に注目してください。

こちらの記事でも解説しています。

張本智和 メダル獲得必至 世界レベルのチキータで中国破り|パリ 日本代表 卓球 張本美和 

そして、妹の張本美和選手。美和選手は若干15歳(2024年5月時点)ながら、相手選手を観察する力、そして、相手選手にアジャストする修正能力は大人顔負けです。2024年4月に行われたIITTF男女ワールドカップでは世界ランク3位の王芸迪を下し、ワールドカップ史上最年少銅メダルを獲得しています。

こちらの記事でも解説しています。

平野美宇 時代を作った高速卓球 念願のシングルスでメダル獲得を目指す |木下アビエル神奈川 女子卓球 ハリケーン・ヒラノ | FMVスポーツ (fmworld.net)

兄妹揃って中国を打ち破ってくれるのか、注目です!

柔道 阿部兄妹

柔道にも注目して欲しい兄妹がいます。兄 阿部一二三選手と、妹 阿部詩選手。前回の東京国際大会では兄妹揃って金メダルを獲得するという快挙を成し遂げました。東京国際大会後も調子を落とすことなく2人揃って世界選手権2連覇を達成。まさに最強の兄妹!パリでは兄妹揃っての2連覇となるのでしょうか!?

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バレーボール 石川兄妹

パリ国際大会では、バレーボール男子代表と女子代表の石川兄妹に注目が集まります。兄の石川祐希選手は、強力なスパイクと精度の高いサーブで男子チームを牽引。一方、妹の石川真佑選手は、多彩なスパイクと精度の高いサーブで女子チームの中心として活躍しています。兄妹揃っての国際大会でのプレーが期待され、その連携と個々の技術に目が離せません!

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バレーボール 古賀紗理那

バレーボール女子日本代表のキャプテンでパリ国際大会でも活躍が期待されている選手の一人、古賀選手。今回の国際大会を最後に引退することを表明しており、さらに注目が高まっています。

古賀選手は、緩急をつけたスパイクや、相手ブロックをかわすプレーなど、冷静な判断力とテクニックを強みとしています。技術力の高さとキャプテンシーで日本代表チームを引っ張ってくれること間違いなしです!

古賀選手についてはこちらの記事をご覧ください。

古賀紗理那選手 驚異のスパイクとサーブの秘密を徹底分析!|国際大会 日本代表 女子バレーボール アウトサイドヒッター エース

古賀紗理那 鋭角に打つ強力なインナースパイクのやり方

バレーボール 高橋藍

高橋藍選手は、バレーボール男子日本代表選手の一人で、注目選手の一人です。高橋選手は、2023年6月にイタリア・セリエAのヴェロ・バレー・モンツァと契約しており、強烈なスパイクだけではなく、守備力も高い”オールラウンダー”な選手。次世代のエースとしても期待されています。

技術力の高さだけではなく、ルックスも良く全世界にファンを作っていることも特徴。今大会でも日本代表のメダル獲得に大きく影響を及ぼすことでしょう!

高橋藍選手についてはこちらの記事をご覧ください。

高橋藍 攻撃パターンを増やす 鋭いインナースパイクの打ち方

高橋藍選手 大事にしているサーブのルーティンとは サーブの特徴なども解説!|日本代表 国際大会 注目選手 男子バレーボール レシーブ

ブレイクダンス 半井重幸

パリ国際大会で初めて採用されたブレイクダンス。日本を背負ってブレイクダンス初めての国際大会に挑むのは、SHIGEKIXこと半井重幸選手。国内外の大会で軒並みメダルを獲得しており、「絶対王者」とまで言われている金メダル最有力選手です!高精度のフリーズやパワームーブも見ものです!初代王者となるのでしょうか!?

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ブレイキン日本代表決定!Shigekixの魅力を解剖!|ブレイクダンス パリ 半井重幸 | FMVスポーツ (fmworld.net)

サーフィン 五十嵐カノア

前回の東京国際大会から採用されたサーフィン。記念すべき初国際大会で銀メダルを獲得したのはカルフォルニア生まれの日本人選手、五十嵐カノア選手です。勉強にも重きを置いていて、5カ国語を話すことができるという秀才の一面も持っており、2023年オフシーズンからはハーバード・ビジネス・スクールで勉強とサーフィンを両立させています。

パリ国際大会のサーフィンの会場は「世界で一番危ない波」とも言われる海。五十嵐選手自身も、子どもの頃この海で腕をけがした経験があり、海の怖さを覚えた場所でもあるそう。後にその怖さも克服した思い出の海で、波を味方につけることはできるのでしょうか!?他の競技とは性質がやや異なり、自然の中で行う競技。どういう波を選択するのか見どころです!

サッカー男子 藤田譲瑠チマ・小久保玲央ブライアン

サッカー男子も今回注目です!

国際大会では出場選手が23歳以下という年齢制限がありますが、1チーム3名だけ、24歳以上の選手を招集することができるオーバーエイジ枠が認められています。しかし、今大会の日本代表はそのオーバーエイジ枠を使っていません。

23歳以下の選手だけで臨んだ今大会。なんと2連勝して、はやくも決勝トーナメント出場を決めています!これは快挙です!

そんな日本代表の中でも注目したいのは、キャプテンの藤田譲瑠チマ選手!

ナイジェリア人の父と、日本人の母を持ち、現在はベルギーのシント=トロイデンVVで活躍している選手です。U-23のアジアカップでは大会MVPに選ばれた、日本代表の中盤の要。身長は175cmと小柄ですが、フィジカルは非常に強く、球際に強いのが特徴的です。

藤田譲瑠チマ 小学生の時からプロになることが決まっていた!? 期待のMF|サッカー U-23 シント=トロイデンVV | FMVスポーツ (fmworld.net)

そしてもう1人、注目して欲しいのはゴールキーパーの小久保玲央ブライアン選手。

なんと藤田選手と同じく、ナイジェリア人と日本人のハーフで、現在所属しているチームもシント=トロイデンVVで同じなんです。高身長で守備範囲が広いだけでなく、反応速度の高さも持ち味の1つ。2戦目の対マリ戦では何度も神セーブをみせてくれたことが話題にもなりましたね。

後半アディショナルタイム、ここでゴールを許すと同点という場面で、小久保選手は味方にウィンクをする余裕をみせたとファンの間で話題になっており、このことからも驚異のメンタルの持ち主であることが窺えます。

日本の若き守護神、要チェックです!

バスケットボール男子 河村勇輝・富永啓生

2016年にBリーグが開幕して以来、日本でもバスケットボール人気が急上昇する中、見事決めてくれました、48年ぶりの自力での国際大会出場。NBAドラフトで日本人として初めて1巡目指名され話題となった八村塁選手も合流し、非常に注目を集めています。

全選手に注目したいところですが、今回ピックアップしたいのは、河村勇輝選手と富永啓生選手。同じ23歳で、両者ともNBAのチームとシーズン前のキャンプに参加する契約を結んでおり、今後NBAの舞台でも活躍する可能性のある、日本が誇る若きエースです!

河村選手のドリブルやスティール技術が素晴らしいだけでなく、その攻撃センスで相手チームを翻弄します。172cmという小柄な体型でありながらも、バスケIQの高さでゲームを支配するその姿に、テンションを上げずにはいられません。

河村勇輝 ドリブルで突破するために必要なスキルとは|バスケットボール 日本代表 | FMVスポーツ (fmworld.net)

そして、もう1人のエース富永選手。富永選手のプレーで見て欲しいのは、見ていて気持ちが良い芸術的なスリーポイントシュート!NBAを目指して大学からはアメリカに留学しており、アメリカで磨いたシュート技術は必見です!

富永啓生 スリーポイントシュートの成功率を上げるために大事にしている「脱力」「足で打つ」|バスケットボール | FMVスポーツ (fmworld.net)

平均身長が低い日本が、世界のトップ選手たちとどこまで闘えるのか楽しみです!

ゴルフ男子 松山英樹

松山英樹選手は、日本を代表するプロゴルファーで、世界的にも高く評価されています。1992年2月25日生まれ、愛媛県松山市出身で、東北福祉大学を経てプロに転向しました。松山選手は2011年にアマチュアとしてマスターズに出場し、ローアマチュア賞を受賞したことで注目を浴びました。その後も着実に実績を積み上げ、2014年にはPGAツアーで初優勝を果たしました。

松山選手は、安定したショットと鋭いアプローチ、そして堅実なパッティングが特徴です。特にアイアンショットの精度が高く、フェアウェイからのセカンドショットで多くのチャンスを生み出します。松山選手のスイングは力強く、正確で、プレッシャーのかかる状況でも冷静に対処できる精神力も備えています。また、松山はコースマネジメントに優れており、戦略的なプレーでスコアをまとめる能力が高いです。

2021年には、マスターズ・トーナメントで日本人初のメジャー優勝を果たし、歴史的な快挙を成し遂げました。そんな松山選手の活躍に今大会も期待したいです!

松山英樹選手の記事はこちらもチェックしてみてください。

ゴルフ 松山英樹 ドライバーはシャフトが硬めを選ぶ 飛ばすポイント|パリ 全米 ジェネシス招待

下半身の強化 松山英樹 お尻の筋力が生命線 スケーティングスクワット

注目したい海外選手

ここからはパリ国際大会の観戦をより楽しむために海外の注目選手を紹介します。

陸上競技 ケビン・マイヤー

「デカスロン」と呼ばれる陸上競技の十種競技で、現在世界記録をもっているのは、国際大会開催国であるフランスのケビン・マイヤー選手。

十種競技は、2日間で10種目を行い、その記録を得点に換算して合計得点を競います。短距離・長距離・跳ぶ・投げるといったさまざまな種目の全てで高いパフォーマンスが期待されるため、この種目での優勝者は「キング・オブ・アスリート」と呼ばれます。

ケビン・マイヤー選手はこの種目の世界記録保持者。まさに世界一の運動神経をもつ選手です。日本のバラエティ番組に出演したこともあり、素敵な笑顔と、ドラゴンボール好きというお茶目な一面を披露してくれました。

東京国際大会では惜しくも銀メダルに終わりましたが、今回は開催国という環境の後押しもあるため、その身体能力を遺憾なく発揮してくれるでしょう!十種競技のおもしろさとともに、ケビン・マイヤー選手にも注目して観戦を楽しんでください!

競泳 レオン・マルシャン

競泳で注目して欲しいのは、フランスのレオン・マルシャン選手!2023年に福岡で行われた世界水泳で、男子400m個人メドレーの世界記録をなんと1秒以上も更新し「新怪物」と呼ばれた選手です。

男子400m個人メドレーの世界記録は、2008年に競泳界のレジェンドであるマイケル・フェルペス選手が出した記録で、最古の世界記録でした。それを若干21歳(2023年当時)のレオン・マルシャン選手が大幅更新したことで世界中から注目が集まりました。

その時の映像がこちら。実況の興奮具合からもそのすごさが伝わってくると思います。

参照元:【世界水泳】新怪物!レオン・マルシャンがフェルプス超え 驚異の世界新記録!2023年福岡大会_男子400m個人メドレー

同種目には日本から瀬戸大也選手が出場します。レオン・マルシャン選手と瀬戸大也選手両者に注目です!

バスケットボール男子 アメリカ代表

今回のアメリカ代表は近年稀に見るスター揃いで、現代版のドリームチームと世界中から注目されています!

バスケットボールの母国であるアメリカですが、NBAの選手たちはかなりのハードスケジュールのため、国際大会に参加する負担を考えると、スターであるほど、代表入りを避けたがる傾向にあるのが事実。若手選手を中心に構成された2023年のワールドカップは4位という結果で終わっています。それもあってか、今回のアメリカ代表は金メダルが確実視されるほどのメンバーを揃えてきています。なんと12名の代表選手の年俸の平均は約68億円だとか。

ステフィン・カリー

その中でもやはり目を引くのは、4度のNBA優勝と2回のMVP受賞、8回のオールスターとオールNBAの選出など、賞を総なめしているポイントガードのステフィン・カリー。国際大会に挑むのは実は今回が初めて。世界トップレベルのプレーを目に焼き付けてください!得意のスリーポイントシュートは必見です!

ケビン・デュラント

ケビン・デュラント選手はこれまで出場した国際大会全てで金メダルを獲得!今回も金メダルを獲得した場合4つ目となり、最多記録と並びます。高い得点力を誇り、前回の東京大会では435得点を挙げ、チームUSA男子オリンピック史上最多得点記録を更新した選手です。実績、経験値ともに申し分無し!

ジョエル・エンビード

そしてもう1人。カメルーン出身のジョエル・エンビード選手。フランスとアメリカの国籍を持っており、どちらの国の代表選手として出場するかが注目されていましたが、エンビード選手が選択したのはアメリカでした。フランスの人々からかなりの批判を受けていることでも話題になっています。

それもそのはず。フランス人が激怒するほど、エンビード選手は逸材なのです。2024年1月には1試合でなんと70得点を挙げています。これは球団新記録です!2022-2023シーズンはMVPにも輝いた選手。フランス代表として出場して欲しいと思うのも仕方ありません。

これだけスター選手が同じチームでプレーするなんて本当に夢のようです!まさにドリームチーム!このパリでしか見ることができないスター集団をお見逃しなく!

バレーボール男子 ポーランド代表 ウィルフレド・レオン

ウィルフレド・レオン選手は、身長2メートル1センチで、キューバ出身のポーランドを代表するスター選手。レオン選手は世界最高峰のスパイカーの一人として知られ、その強力なスパイクとサーブで多くの試合を決定づけています。

レオン選手のプレースタイルは、驚異的なジャンプ力とパワーを活かした攻撃が特徴で、相手ディフェンスを圧倒する力強いアタックを放ちます。また、ディフェンス力やゲームの流れを読む能力も優れており、オールラウンドな活躍が期待されています。

バレーボール男子 ブラジル代表 フェルナンド・クレリング

フェルナンド・クレリング選手は、身長1メートル90センチのセッターで、ブラジル代表の一員。彼のプレースタイルは、優れたディフェンスと的確なセットアップが特徴で、チームの要として活躍しています。

クレリング選手は、コート上での冷静な判断力と卓越したテクニックを持ち、攻撃と守備の両面で貢献しています。その安定したパフォーマンスは、ブラジル代表チームの大きな強みとなっているのです!

卓球女子 中国代表 孫穎莎

孫穎莎(Sūn Yǐngshā)選手は、中国の卓球選手であり、女子シングルスやダブルスで世界トップクラスの実力を持っています。2000年11月4日生まれの孫選手は、中国河北省出身で、卓球の才能を早くから認められ、中国代表チームに所属しています。孫選手はその若さにもかかわらず、多くの国際大会で優れた成績を収めています。2021年の東京オリンピックでは、女子シングルスと女子団体で金メダルを獲得し、卓球界での地位を確立しました。

孫選手のプレースタイルは攻撃的で、スピードとパワーを持ち味としています。彼女のフォアハンドとバックハンドのストロークは非常に強力で、特に速いラリーでの対応力が際立っています。また、コート上での戦略的な動きと鋭い反射神経で相手を圧倒することが多いです。今後もさらなる活躍が期待されています。

卓球男子 フランス代表 フェリックス・ルブラン

フェリックス・ルブラン(Félix Lebrun)選手は、フランスの卓球選手で、若手の中でも特に注目を集める存在です。2006年生まれの彼は、卓球一家の一員であり、兄のアレクサンドル・ルブランも卓球選手です。フェリックスはフランス国内のジュニア大会で数々の優勝経験を持ち、国際舞台でもその才能を発揮し始めています。

フェリックス・ルブラン選手のプレースタイルは、攻撃的でありながらも多彩な技術を駆使することが特徴です。彼のフォアハンドとバックハンドのショットは非常に安定しており、特にトップスピンを多用した強力なラリーが得意です。また、彼はサーブのバリエーションが豊富で、試合の流れを自分のペースに引き込むことを得意としています。

ペンホルダーグリップと攻撃的なプレースタイルで卓球台全体をカバーする動きの速さと、優れた戦術眼を持ち、若干の年齢にもかかわらず、成熟したプレーを見せることができているのです。

将来のフランス卓球界を担う存在として、今後の活躍には大きな期待が寄せられています!

選手を知れば観戦がより楽しくなる!

世界のトップ選手が一堂に会する国際大会は、どの種目も見ているだけで楽しいこと間違いなしですが、選手について詳しく知ると、観戦が何倍も楽しくなります!是非注目選手を事前にリサーチして、パリをさらに楽しみましょう!

各国の出場選手も、対戦相手との組み合わせも、チームのメンバーも、当然ですが今年この瞬間しか見られません!二度と同じ国際大会はないんです!

この夏、寝不足必至で、パリ国際大会を楽しみましょう!!

パリ大会の結果

約2週間の熱き闘いがあっという間に終わりました。寝不足になった方も多いのではないでしょうか?ここからはパリ大会の結果について記載していきます。

国別 合計メダル数ランキング TOP10

メダル獲得数を国別でみていきましょう。1位はダントツでアメリカです。次に中国。納得の1位2位ではないでしょうか。日本も大健闘した大会となりました!

国名合計メダル数金メダル数銀メダル数銅メダル数
第1位アメリカ126404442
第2位中国91402724
第3位イギリス65142229
第4位フランス64162622
第5位オーストラリア53181916
第6位日本45201213
第7位イタリア40121315
第8位オランダ3415712
第9位ドイツ3312138
第10位韓国3213910

日本はメダル合計数では6位ですが、金メダル数だけでみると20個で第3位!日本選手が躍動したパリ大会になりました!

金メダルを獲得した選手・競技一覧

では、日本選手で見事に金メダルを獲得した競技・選手をみていきましょう!

No競技選手名
1柔道女子48kg級角田夏実
2男子66kg級阿部一二三
3男子81kg級永瀬貴規
4スケートボード女子ストリート吉沢恋
5男子ストリート堀米雄斗
6フェンシング男子エペ個人加納虹輝
7男子フルーレ団体松山恭助
飯村一輝
敷根崇裕
永野雄大
8体操男子団体橋本大輝
岡慎之助
萱和磨
杉野正尭
谷川航
9男子個人総合岡慎之助
10男子種目別鉄棒岡慎之助
11レスリング男子グレコローマンスタイル60kg級文田健一郎
12男子グレコローマンスタイル77kg級日下尚
13女子フリースタイル53kg級藤波朱理
14女子フリースタイル57kg級桜井つぐみ
15男子フリースタイル57kg級樋口黎
16女子フリースタイル62kg級元木咲良
17女子フリースタイル76kg級鏡優翔
18男子フリースタイル65kg級清岡幸大郎
19ブレイキン女子湯浅亜実(AMI)
20陸上競技女子やり投げ北口榛花

一覧で見るとレスリングでの金メダルの多さに驚きます。また、体操では岡慎之助選手が3冠という快挙を成し遂げています!陸上競技の女子やり投げでは、北口榛花選手がなんと1投目で65mを越えるシーズンベストを出すという恐ろしい勝負強さを魅せつけ、フェンシングは団体種目全てでメダルを獲得!これまでメダル常連競技ではなかったため、フェンシングの躍進が非常に目立つ大会となりました!

気になるあの選手・あの競技の結果は?

ここからは、いくつかの競技や選手に絞って結果を振り返ります。

卓球女子団体

中国を破るかどうかが期待された卓球女子団体!結果は惜しくも銀メダル。決勝の舞台では、初めて早田ひな選手と張本美和選手がペアを組むという秘策もありました!早田・張本ペアの試合は最終5ゲームにまでもつれ、最後はデュースの末に10対12と惜しくも敗北。かなりおもしろい試合をしてくれました!日本は4大会連続の銀メダルとなっています。

卓球 早田ひな選手

早田選手は順調に勝ち上がりましたが、準決勝で世界ランキング1位の孫穎莎選手と対戦。接戦となるゲームもありましたが、最終的には0-4と完敗を喫します。実は準々決勝で左腕を痛めており、コンディションが万全ではなかったという話もあります。それでも、3位決定戦で韓国のシン・ユビン選手に勝ち銅メダルに輝き、日本のエースが意地を見せる形となりました。

サッカー男子

オーバーエイジ枠を使わずに臨んだ今大会、予選リーグは無失点で1位通過をするという快挙となりました。期待された決勝トーナメントは準々決勝0-3で敗退。対戦相手は優勝したスペインでした。

実はこの試合、日本には幻のゴールがありました。1点ビハインドで迎えた前半終了間際、細谷真大選手がパスを受けてシュートを放ちゴールネットを揺らします。しかし、これがVARによるビデオ判定でオフサイドと判断されノーゴールに。この1点が入っていれば流れが変わっていたのではないか…とどうしても思ってしまう悔しい結果となりました。

サッカー女子

今回の国際大会で、世界ランキング7位のサッカー女子日本代表は、準々決勝で、世界ランク5位のアメリカに惜しくも敗れ、準決勝進出を果たすことはできませんでした。試合は接戦で、アメリカの堅固な守備と強靱なフィジカルに苦しみましたが、日本の選手たちは最後まで諦めずに戦い抜きました。

前試合のときには出場していなかった藤野あおば選手が復帰したほか、前の試合でゴールを決めた北川ひかる選手、司令塔の長谷川唯選手などが名を連ねましたが、ボール保持率はアメリカの71パーセントに対し、29パーセントと主導権を握られるという苦しい試合展開となりました。

アメリカは今大会で優勝という結果を残しています。

この大会を通じて、日本代表の若手選手たちは大きな成長を遂げました。特に、チームの中核を担う選手たちが経験を積み、次の大会での活躍が期待されています。

更なる攻撃力の向上や守備の強化が求められ、チーム全体のレベルアップが必要とされるでしょう。今後の日本女子代表チームの成長と進化に期待したいです!

バレーボール男子

バレーボール男子日本代表はベスト8に進出しましたが、準々決勝で強豪イタリアに敗れ、1976年のモントリオール大会以来、48年ぶりの準決勝進出はなりませんでした。試合は、石川祐希選手を中心とした攻撃が光り、特に石川選手のスパイクとサーブは相手にとって脅威となりました。しかし、イタリアの強固なブロックと守備での対応力に苦しめられ、最終的にはセットカウント2-3で敗れました。

1.2セットを先取し、3セット目も日本がマッチポイントを先に握りましたが、イタリアの粘りがあって、このセットを25対27の逆転で失うと、第4セットも接戦の末、24対26で落とし、セットカウント2対2になり、最終セットで勝敗が決まるという熱い展開になりました。

最終セットも15対17とどちらが勝利してもおかしくない試合ではありましたが、最後の最後でイタリアの粘りもあり、惜敗しました。

今回の結果は、日本代表にとって悔しいものでしたが、日本代表が世界のトップレベルであることを示すことができ、選手層の厚さやチームワークを画面越しからも見ることができました。

次回の国際大会では、この経験を糧に、日本代表が再び世界の舞台で飛躍することを期待したいです!また、選手たちの成長と新たな戦力の台頭に、バレーボールファンの期待は高まっています。日本チームがさらに進化し、次回大会でのメダル獲得に向けて再挑戦する姿に注目です!

バレーボール女子

バレーボール女子日本代表は、1勝2敗で予選リーグ敗退という結果でした。初戦のポーランド戦を1-3で落とし、2戦目のブラジル戦は0-3で敗戦。2敗で迎えた3戦目では、ケニアからストレート勝ちを収めました。

決勝トーナメントにいけるかどうかは、A組フランス(世界ランク19位)対アメリカ(同6位)の結果次第。フランスが3-0のストレートで勝った場合だけ決勝トーナメントの進出が決まる状況となりました。

結果は、アメリカがフランスにストレートで勝利し、日本の敗退が確定しました。

古賀紗理那選手は、この大会を最後に現役引退を発表し、多くのファンに惜しまれながらコートを去りました。古賀選手は長年にわたり日本代表の主力としてチームを支え、その冷静な判断力と確実なプレーで数々の勝利に貢献してきました。彼女の引退は、チームにとって大きな損失ですが、若手選手の成長と新たなリーダーの登場が期待されています。

次回の国際大会では、これまでの経験を活かし、さらなる飛躍を目指す日本代表チームに注目したいです!

ゴルフ 松山英樹選手

松山英樹選手は、日本男子ゴルフ界初のメダルとなる銅メダルを獲得しました!

首位を3打、3位を2打追って、最終組の1つ前の組でロリー・マキロイ(アイルランド)選手らとラウンド。6バーディー、ボギーなしの65と6つ伸ばして回り、通算17アンダー、267。ホールアウト時点で3位という結果でした。1つ前の組で19アンダーでホールアウトした、世界ランキング1位の首位スコッティ・シェフラー(アメリカ)選手には2打及ばず、最終組でラウンド中の2位トミー・フリートウッド(イギリス)選手には1打及ばない状態。同様に最終組の4位ジョン・ラーム(スペイン)選手がスコアを伸ばせず、メダルを確定させた状態から、フリートウッド選手がパーで銀メダルが確定し、松山選手が銅メダルとなりました。

松山選手は引き続き、日本ゴルフ界をリードし、次回大会でのメダル獲得に向けた姿に注目したいです!また、松山選手の活躍は次世代のゴルファーにとっても大きな刺激となり、日本のゴルフ界全体の発展につながることも期待されています。

まとめ

2024年のパリ国際大会では、世界中のアスリートが集まり、熱戦を繰り広げました。日本代表選手たちは各競技で奮闘し、感動を届けてくれました。悔しい結果もありましたが、若手選手の成長が著しく、次の国際大会に向けて大きな期待が寄せられています。今後も日本選手のさらなる飛躍が期待される中、アスリートの努力と挑戦が続きます。

次は4年後と時間は空きますが、日本代表選手が世界で活躍する姿に今後も注目しましょう!

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